履歴書でありがちなNGをチェック!差がつくのは、ちょっとしたところへの気配り
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応募書類編:おさえておくべき履歴書でありがちなNGを確認
そこで、履歴書選びから作成、提出まで、それぞれのありがちなNG事例をご紹介します。
ぜひ、チェックしてみてください。
自分に合う履歴書を選んでいますか?
市販されている履歴書には様々なタイプがあります。「履歴書だったら、どれも同じでしょ?」と思っているなら、NG!職務経歴を書く欄が広いもの、特技の欄があるもの、免許・資格欄が広いもの…など。自分の状況に合わせて選ぶことが大事です。アピールしやすい項目の欄があるものを使うと書きやすいですし、アピールしたい点をしっかり記入することができます。逆に、職歴が2年以内の場合に、職務経歴欄が広いタイプを選んでしまうと空白が目立ってしまい、意欲的ではないのかもしれない…という印象を与えてしまうことも。
履歴書は自分の状況に合わせて選びましょう。
履歴書作成でありがちなNG
手書き編
■修正が簡単にできるので、消せるタイプのペンで書いている
まず、ペンの色は黒が基本です。最近ありがちなのが、オフィスでもよく使われている文字が消せるタイプのペンを使って書くこと。これは、NG!鉛筆やシャープペンも、文字を消すことができるのでNGです。公的な書類には、第三者でも容易に消せるタイプのペンは使えないので、気を付けましょう。筆記具はボールペンがおすすめです。
■間違えたところを修正テープの上から書き直した
修正液や修正テープを使うのはNGです。ちょっと大変になりますが、新しい用紙で最初から書き直しましょう。
パソコン編
■パソコンだから特に気を付けることもない。入力したら完了!
手書きと同様に、文字色は黒にします。ありがちなNGは、文字のフォントや大きさが不揃いになっているケース。また、枠の中に入れた文字が小さすぎたり、大きすぎたり…。パソコンのスキルも合わせて見られていると意識して、丁寧に作成することが重要です。文字変換の誤りにも、注意しましょう。
■コピペの誤りや不要な情報の削除を忘れる
パソコンは、コピペができるので便利なのですが、ありがちなのが以前に応募した会社向けに入力した内容が残っていて、削除を忘れてそのまま使ってしまうこと。志望動機や希望職種など、応募する企業の情報をきちんと確認したうえで、作成しましょう。入力後の見直しも忘れずに。
履歴書送付時にありがちなNG
郵送
■宛名:住所の都道府県名は省略
■宛名:会社名に(株)など、略字を使う
これらはNGです。応募先に対して失礼のないマナーとして、住所や会社名については省略をせずに書きましょう。
また、封筒の宛名面左下には赤い字で「履歴書在中」と記載することも忘れずに。
封筒の裏面には、自分の住所(都道府県から)、氏名を必ず記入しましょう。何も書かれていないと差出人不明の郵便が届いた、と思われることも。履歴書をしっかり書いたら、封筒にも気を配りましょう。
封筒の記入例
メール
■履歴書のファイルをそのまま添付
■履歴書の作成日付はメールで送れば日時が分かるから入れない
これらはNG。履歴書は個人情報です。メールに添付しておくる場合には、パスワードを設定します。パスワードだけをお知らせするメールを、後から送信しましょう。個人情報の漏えいが問題になることも多いですよね。パスワードを設定せずにメールしてしまうと、応募先の企業から、情報の取り扱いが適切にできない、と思われてしまいます。また、自分自身の情報を守るためにもパスワードをかけるようにしましょう。
また、提出する書類には、作成した日付を必ず入れるようにしましょう。メール送信する場合は、送信日=履歴書の日付とします。履歴書に日付を入れるのは手書きのときだけと思うかもしれませんが、自分の状況を証明する書類には、日付はきちんと入れましょう。