【今年こそ料理上手と呼ばれたい】料理初心者が知っておきたい裏ワザ(一人暮らし向け)

2016年01月29日

「今年こそは料理ができるようになる!」と決心しても、日頃の忙しさにかまけてなかなかうまくいかない…そんな方はいませんか? 特に一人暮らしの場合、「どうせ自分しか食べる人がいないんだから」などと自炊を面倒に思ったり、外食やできあいのお惣菜に頼ったりしたくなりやすいですよね。
今回はそんな一人暮らしのU29女子に向け、初心者でも”料理上手”と呼ばれる裏ワザを伝授!3つのポイントを押さえておけば、料理の腕がグンと上がる上、楽しくお料理を続けられます。

肉・野菜・魚の選び方、大切なポイントって?

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その1:目利きの仕方

【お肉の選び方】

ポイント1:鮮度を保ちやすいお肉の種類か
お肉は種類によって鮮度の保ちやすさが違います。保ちやすさは牛肉>豚肉>鶏肉の順。特に鶏肉は傷みやすいことを覚えておきましょう。
また加工方法によっても異なります。長持ちする順番は、ブロック状(かたまり)>厚切り>薄切り>ひき肉。つまり、細かく加工されていないお肉ほど長持ちすることを頭に入れておくとよいでしょう。

ポイント2:肉汁は出ていないか
パックをななめに傾けたときに肉汁が多めに出てくるものや、パックの下に敷かれたシートが肉汁をたくさん吸っているものは処理されてから長く時間がたっている可能性があるため避けましょう。

ポイント3:色はきれいか
お肉の色はつやとハリに注目しましょう。牛肉はつやのある赤色、豚肉は少し灰色がかった光沢のあるピンク色、鶏肉はつやつやしたピンク色のものを選びます。

【野菜の選び方】

ポイント1:葉物野菜の選び方
キャベツやレタスなどの葉物野菜は、まず芯の部分をチェック。500円玉サイズよりも大きいものは固くなっている場合が多いため、できるだけ避けましょう。芯の小さいものがちょうどいいやわらかさです。

ポイント2:根菜の選び方
大根やにんじんなどの根菜は、手に持った時にずっしりとした重量感があるものを選びましょう。また、茎の付け根の部分が黒ずんできているものは古くなっている証拠です。きれいなものを選びましょう。

ポイント3:トマトの選び方
トマトは色が濃く、ヘタの近くまでしっかりと赤く色づいているものを選びましょう。またおしりの側から伸びているスジがはっきり見えるもののほうが甘くてみずみずしいおいしいトマトです。

【魚の選び方】

ポイント1:一尾の魚の選び方
魚はまず目を見ましょう。濁ったり充血したりしている魚ではなく、黒目が大きく澄んだ目の魚を選びます。
次にえらです。えらが鮮やかな赤いものを選び、くすんで変色していたり汁が出たりしているものは避けます。
最後に身を見ます。身につやとハリがあり、うろこや模様がしっかりとしているものを選びましょう。

ポイント2:切り身の選び方
切り身を選ぶ場合は切り口に注目しましょう。切り口が滑らかであれば鮮度が高い証拠です。切り口が虹色にきらきらと光っているものは鮮度が落ちている可能性があるため注意しましょう。

その2:正しい保存の仕方

【肉・魚の保存の仕方】

冷蔵庫に入れて保存するときは、水気をしっかりと拭き取り、ラップに包んでからジッパー付きの保存バッグに入れましょう。密閉することで、乾燥や酸化から守ってあげます。
冷凍するときにはそれらを金属製のトレイにのせてから冷凍庫に入れると、急速に冷凍されやすくなり、ますます鮮度を保ちやすくなります。
魚の場合はこれに加え、内臓(わた)やエラなどの傷みやすい部分を取り除いてから保存します。

【野菜の保存の仕方】

ポイント1:葉物、根菜
葉物や根菜類を冷蔵庫に入れる場合は、なるべく立てた状態で入れてあげます。基本的に縦方向へと成長するものが多いので、「畑で育てられているときと同じ状態」にしてあげれば野菜にストレスをかけることなく保存できるのです。
また、ポリ袋に入れてから冷蔵すると劣化を防げることも覚えておきましょう。

ポイント2:冷凍保存できる野菜
大根やキャベツなどそのまま煮物や炒め物に使える野菜や、しょうが・にんにくといった薬味は冷凍保存できます。保存の際は、小さい塊に切って水気をふき取り、ラップにくるんで密閉容器に入れましょう。凍ったまま調理したりすりおろしたりできるため、時短メニューにも使いやすくなりますよ。

ポイント3:アボカド
一度に全部食べきれないことが多いアボカドですが、残すほうの半分にタネを付けたままにしておいたり、レモン汁をかけたりする方法が有効です。変色や傷みを防げます。

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便利な料理グッズを使って、もっと料理をラクに、楽しく!

料理を始めたばかりのときは、調理器具を集めるのも大変です。それを使いこなすとなるともっと大変、と思うU29女子も多いのではないでしょうか。しかし最近は、かゆい所に手が届くような料理器具がお手軽に手に入るようになっています。ここではそのなかから3つを紹介しましょう。

その1:フードシュレッダー
料理に合わせて、野菜や肉、魚を6つの切り方でカットできるシュレッダー型の料理グッズです。太さの異なる千切りからカレーや肉じゃがにぴったりのスライス、なかにはイワシを砕いてプロヴァンス風にできるフードシュレッダーもあります。ぜひチェックしてみてください。

その2:トリプルパン
1つのフライパンで同時に3つの料理を作れるというすぐれもの!フライパンが3つに区切られており、真ん中の区切りはたまご焼き器になっているものもあります。お弁当も楽々作れそうですね。

その3:真空保温調理器
煮物やスープを作るとき、一度沸騰させればこのジャーの中に入れるだけで煮込めてしまうという便利アイテムです。煮込んでいる間に電気やガスは一切不要。省エネ効果も抜群です。

簡単においしくできる!押さえておきたい調味料は?

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料理の味を左右する調味料。日によって少しだけ味付けを変えるだけでも、毎日の料理はもっと楽しくなります。ただ、たくさん集めすぎて冷蔵庫や棚がいっぱい、ということになっても困りますよね。そこでここでは、一人暮らしの方におすすめ、意外な隠し味の調味料を紹介します。

その1:焼肉のたれ
一人暮らしの家で焼肉のたれ?と思われるかもしれませんが、焼肉のたれはいため物にとにかく便利。味付けに困ったときにもこれ1本でご飯の進むおかずができてしまいます。お肉はもちろん、野菜や魚にもOKです。

その2:しょうがチューブ
しょうがを入れると料理の味がいっきに本格的になります。でもいちいちおろすのは面倒…。そんな人におすすめの調味料がしょうがチューブです。豆腐やそうめんはもちろん、おみそ汁に、いため物に、煮物に、万能の薬味として使えます。

その3:クレイジーソルト
こだわった味の洋食が作りたいけれどハーブをすべて集めるのは大変!という方におすすめのクレイジーソルト。一振りで香りあるスパイシーな味わいを演出できます。炒め物だけでなく、ロールキャベツなどの煮物やパスタソースにもぴったりです。

まとめ
いかがでしたか?最初から「料理上手になりたい!」と難しいレシピや食材を前にしてしまうと、息が詰まってしまいがちです。洗い物が面倒、時間をかけることが嫌…そんなU29女子こそ、ぜひ上記の方法で気軽に料理を楽しんでみてください。
「楽しみながら続けること」、それが料理上手と呼ばれるための何よりのポイントです!