2007年 お仕事女子200人のボーナス&マネー事情 vol.4
いよいよ2007年も残りわずか。みんなのボーナス支給額が出そろったところで、どれくらいだったかリアルな金額を聞きました。全体的に2006年よりもアップしたという人が多数を占めた今回の調査結果。どの業界が好調だったか、アンケートの回答をもとにボーナス額のベスト10を発表します! |
「2007年は忙しかった〜」という回答が多数寄せられた、今回のボーナス額アンケート。全体平均では42万1318円と、2006年より4万4167円アップ、伸び率11.7%という結果に。全体的には昨年よりボーナス額はアップしていて、みんなそこそこ満足しているみたい。業界別で見ると、第1位は全世界的な鉄鋼需要の上昇で好調だった鉄鋼・非鉄業界で、ボーナスの平均額68万3000円! 個人トップの人も同じく鉄鋼・非鉄(29歳/正社員/秘書)で、115万8000円だった。 |
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以前から、年収とボーナス額を期待できると言われているのが不動産業界。一般事務や営業事務のほか、女性の営業のニーズも高まってきている。そのほか、住宅関連やリフォーム業界でも、女性の視点や生活者としての感覚に期待する会社が増えてきている。 |
ボーナス額の対昨年伸び率が42.4%(!)とダントツだったのがソフトウェア業界。「いまだに7年前のボーナス額よりも低いのにがっかり」(39歳/SE/ボーナス額59万9000円)というコメントはあったものの、9割以上の人がボーナス額アップ。未経験からSEや企画営業にチャレンジできる会社も相当数あるので、求人をチェックする価値はあるかも。
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2007年終盤は、保険関連の経験がある人に注目が集まった。というのも、12月から銀行窓口での保険商品の販売が解禁になり、保険の知識や経験のある人の採用ニーズがぐっと高まったからだ。この傾向は2008年もどうやら続きそうな気配。保険業務未経験でも、ファイナンシャルプランナー(FP)資格取得を目指すなど、意欲をアピールしてチャンスをつかもう。
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読者200人のうち、ボーナス額が80万円以上の人が14人、うち4人が100万円以上! とはいえ、読者のフリーコメントを見ると「査定の内容が知りたい」(25歳/ソフトウエア/SE/ボーナス額62万5000円)、「事務だと、頑張ったとしても金額としての評価にはつながらない」(28歳/リース/一般事務/ボーナス額40万円)と、評価に疑問や不満のある人が相当数いる。年2回のボーナスは、仕事へのモチベーションにつながるもの。2008年はやりがい&給与・待遇アップをダブルで目指したいね! |
取材・文/SCRIVA(東海左由留、川崎美津子)、イラストレーション/風間重美、デザイン/河村俊子 |