毎日の食事で少しずつ節約!オススメの食事節約法

2016年01月29日

朝食、ランチ、夕食。規則正しく、またバランスの良い食事を3食おいしく取ることは、健康的で楽しい毎日を送るためにとても大切なことですね。
自炊中心の生活をしていると、外食を繰り返すよりも大幅に食費を抑えられます。とは言え、毎日欠かさず取り続けるものだからこそ、さらに節約を進めていきたいと考えているU29女子も多いのではないでしょうか。
今回は、おいしく健康的でありながら、きちんと節約にもつながる料理方法やメニューをご紹介。
簡単に作れるレシピもたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

安い食材をフル活用しよう!

毎日の食事で節約する際は、安くてアレンジしやすい食材が強い味方になりますよね。今回はそんな役立つ食材3つと、どのように活用すれば節約できるのかをご紹介します!

1.“もやし”でかさ増し!
2.主食材を“しらたき”に代替!
3.満腹感を得やすい“きのこ”を使う!


1.1袋29円!“もやし”で料理のかさを増そう

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もやしは一人暮らしの強い味方。安く購入できるうえにどんな味付けでもおいしく調理できるので、“かさまし”にピッタリな食材です。
また、意外と豊富な栄養素を含んでいるという点も見逃せません。免疫力を高めてくれるビタミンCや、便秘解消に高い効果が期待できる食物繊維、血液の流れを整えてくれるカリウムなど、実にさまざまな栄養を含んでいることで知られています。

【もやしを使った簡単レシピ:「100円もやしのオイスター炒め」】
●材料(2人分):
もやし…1袋(29円)、玉葱…1/2(35円)、かに風味かまぼこ…3本(88円)、えのき茸…1/3(68円)、オイスターソース…大さじ1、サラダ油…大さじ1、塩…少量、ブラックペッパー…少量、調理酒…少量、だしの素…お好みで少量
●作り方:
1. 玉葱は1cm幅、エノキは半分、ニンニクはスライス、カニカマは半分にカットしてほぐしておく。
2. 強火〜中火でサラダ油にニンニクの香り付けをする。ニンニクが少し色づくくらいで一度ニンニクを取り出す。
3. 強火のまま玉葱を炒める。少し透き通る位でエノキを入れる。
4. 強火のままエノキがほぐれて少しだけしんなりするくらいまで炒める。ここでひとつまみくらい塩を振る。
5. もやし投入。強火のまま、しんなりするくらいまで炒める。塩、胡椒で基本の味付け。
6. カニカマ投入。酒、オイスターソースを投入。味見して、物足りなかったら塩、だしの素で調整する。
7. お好きに盛りつけて完成。バジルなど降っても良し。食材のみで90円/1人前くらい。

2.“しらたき”を主食材と代替しよう

お鍋や煮物に大活躍してくれるしらたきは、どんな味付けにも馴染みやすい食材です。しらたきの魅力は、やはりそのカロリーの低さ。9割以上が水分でできているため、一玉(200g)あたり10~12キロカロリーというとてもヘルシーな食材なのです。
そして何より、しらたきは主食の代替食材としても使える優れもの。ここではパスタの代替レシピを紹介します。

【しらたきを使ったレシピ:「しらたきで明太子パスタ」】
●材料(1人分):
しらたき…1玉(60円)、明太子…好きなだけ、醤油…大さじ1.5、バター…小さじ半分、塩…適量
●作り方:
1.しらたきをザルにあけ、水気をきる。
2.沸騰した湯で、アク抜きをする。
3.ザルにあけ、水気をきったらフライパンで水分がとぶまで炒める。
4.水分がとんだら、バターをくわえ、全体にまわるように炒める。
5.バターが全体にまわったら、醤油をくわえ同じように全体にまわるように炒める。
6.全体にまわったら、火を弱火にし、明太子を加え、お好みの加減で炒める。
7.塩で味を整え、お皿に盛り付けてできあがり☆

3. ダイエットにも効果的!“きのこ”を使って満腹感を得よう

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食物繊維が豊富で美容にも効果的な“きのこ”ですが、実は食欲の抑制にも役立つことをご存知でしょうか。噛みごたえがあるので自然と噛む回数が増える&胃の中で膨らむことから、少量でも満腹感を得やすい食材なのです。そのため、きのこをレシピに取り入れれば少量でもお腹が満たされるので、無理なく食費を抑えることができますよ。

【きのこを使ったレシピ:「まいたけとキャベツの和えもの」】
●材料(1人分):
キャベツ…4~5枚(小玉:98円)、まいたけ…1/2~1パック(150円)、ポン酢…適量、すりごま…大さじ1、サラダ油…少々
●作り方:
1.キャベツとまいたけを、1cm角程度の食べやすい大きさに切っておく。
2.サラダ油を少しだけ入れたお湯で、さっと茹でる。
3.水気をしっかりと切り、ポン酢とすりごまで和えたら完成。

変幻自在の鍋もの

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鍋やカレーなどの鍋ものは、ちょっとした工夫を加えることで2日目・3日目…と長くさまざまな味わい方ができる点が魅力。1度作ればアレンジ次第で何色も楽しめるので、優秀な節約レシピと言えます。

・冬の定番「鍋」

もちろん最初に作った鍋のままの味付けで食べ続けるのも良いですが、2日目・3日目にはちょっとしたアレンジを重ねて、別の味わい方を楽しんでみませんか。簡単なリメイクレシピを活用することで、飽きずに最後まで食べきることができます。

【2日目:水炊き鍋をアレンジして】
1日目に水炊き鍋にしてポン酢やごまだれなどで味わっておくと、2日目には調味料や鍋汁の素を加えるだけで異なる味付けの鍋を楽しめます。単純にお味噌を加えるだけでも味噌鍋に変身してくれますし、豆乳鍋やキムチ鍋など、市販の鍋汁を加えても良いでしょう。

【3日目:雑炊・リゾットにアレンジ】
味噌鍋なら雑炊に、キムチ鍋や豆乳鍋・トマト鍋ならリゾットにアレンジすれば、残った鍋汁と具を有効活用できてしまいます。
トマト鍋から作るリゾットの場合、お椀1杯分の鍋の残りと普段の1.5倍ほどの量のご飯、牛乳100ccをフライパンに入れ、混ぜ合わせながら火を通すだけで簡単に完成。塩コショウで味を調えながら、粉チーズをふりかけておいしくいただきましょう。

【4日目:ラーメンにアレンジ】
鍋に投入した野菜や具がいよいよトロトロになってくる4日目には、煮込みラーメンにアレンジしてみてはいかがでしょうか。鍋の残り汁に水と鶏がらスープを入れて煮込み、別の鍋で茹で上げたラーメンを入れるだけ。味噌鍋やとんこつ鍋の残りでアレンジしたいときにオススメの、簡単レシピです。

・一晩寝かせるとさらにおいしくなる!カレーを上手にアレンジ

大鍋で大量に作ってしまいがちなカレーは、アレンジしやすいメニューの代表格です。

【2日目:トッピングで昨日とは一味違うカレーに】
カレーは、トッピング一つでガラリと味わいが変わるもの。初日にいただいたトッピングとは別のものを乗せるだけで、新鮮な味わいを楽しめます。
例えば、初日にハンバーグやカツなどの肉類をトッピングしたなら、2日目には目玉焼きやシーフードをトッピングしてみてはいかがでしょうか。また、マッシュポテトやミニトマト・夏野菜などをトッピングすると、とても色鮮やかになるため見た目にもおいしいカレーを楽しめますよ。

【3日目:カレードリアにアレンジ】
洋風のアレンジがしやすいカレーは、簡単にドリアやグラタンなどの人気メニューに変身してくれます。
バターと牛乳、コンソメでさっと炒めたご飯を耐熱皿にしき、温めたカレーとチーズを乗せ、オーブンで焼くだけでカレードリアが完成。オーブンは240℃設定で20分にセットして、時折様子を眺めながら作ると良いでしょう。

【4日目:カレーうどんにアレンジ】
4日目にもなると随分と固くなってくるカレーですが、水を混ぜながら伸ばしつつもう一度火を通すことで、おいしさを取り戻してくれます。
茹でたうどんをめんつゆに入れ、トッピングするようにしてカレーを乗せます。スライスした長ねぎを上にたっぷりと添えれば、お店で出てくるみたいなカレーうどんが完成。熟成したカレーの風味を存分に楽しめます。

腐らせない!知っておきたい鍋ものの保存方法

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たくさん作っておけば長く楽しめる鍋料理ですが、実は腐ってしまいやすいという難点も。せっかく作ったおいしい料理を捨ててしまうことがないよう、望ましい保存方法と押さえるべきポイントを、しっかり覚えておきましょう。

・鍋料理が腐りやすい理由
鍋料理が腐りやすい原因は、鍋の中にひそんでいる雑菌にあります。温かい鍋には、雑菌が増殖しやすいのです。短時間であっという間に増えてしまうことが多く、保存の仕方を誤るとすぐに食べられなくなってしまいます。
つまり、作り過ぎてしまった鍋料理を少しでも長く味わいたいなら、このような雑菌が増えないように保存することが重要になります。寒い季節だからと言って油断しないようにしましょう。

・望ましい保存方法と押さえておきたいポイント
雑菌が増えやすい温度環境は、10℃~40℃。特に35℃前後は最も増殖しやすいと言われています。こたつの上など温かい場所に鍋を放置すると、あっという間に雑菌の温床に。常温での保存は絶対に避けたいところです。

また、保存前には必ず再度火を通します。これにより、既に鍋の中にいる雑菌の数を一気に減らすことができます。火を通し終えたら素早く鍋を冷まし、冷蔵庫に入れて保存しましょう。
ちなみに、鍋ごと冷蔵庫に入れて保存する場合は、鍋のふたを一度しっかりと洗うことをオススメします。ふたの裏側に細菌がいる場合が多々あるためです。また、鍋をよそうのに使ったおたまをそのまま冷蔵庫に入れてしまわないようにという点にも、忘れずに気を配りましょう。

・入れた食材によって変わる保存期間にも注意
上記の注意点をきちんと押さえていれば、冷蔵庫保存で2~3日ほどはおいしくもたせることができます。ただし、鍋の具材に牡蠣(かき)や豆腐を入れた場合には、それ以外の場合に比べて傷みが早くなりやすいことをあわせて覚えておきましょう。

まとめ
いかがでしたか?節約食材やレシピは実にたくさんありますが、材料の買い過ぎや作り過ぎによってやむなく傷んだ食材を廃棄…なんてことになったら本末転倒です。せっかくのおいしい食材とお料理、ちょっとした手間を加えてきちんと保存しながら、日々健康的な食事を味わいたいものですね。

参考サイト
・安い食材でかさまし&ヘルシー
http://cookpad.com/recipe/2644083
http://cookpad.com/recipe/2932189
http://cookpad.com/recipe/180206

・変幻自在の鍋もの
http://cookpad.com/recipe/1848345
http://zatugakunoeki.com/food/1758/