未経験から転職! キャラクターグッズの販売スタッフから、プレミアムチョコレートブランドの販売スタッフへ

2014年04月24日

1粒のチョコレートに想いを込めるお手伝い。誇れる仕事です

ゴディバ ジャパン株式会社 ゴディバ イクスピアリ店
山崎幸子さん(29歳)

ゴディバ ジャパン株式会社 ゴディバ イクスピアリ店 山崎幸子さん

Profile:短大卒業後、学生時代からのアルバイト先であるキャラクターグッズショップに入社。10年目が近づいたことを機に、今後の成長のために転職を決心する。好きな商品を扱えること、また前職ではレジや品出し業務が中心だったため、ゴディバで1対1の接客が学べることが魅力で2011年12月に現社に転職。

|自分の成長のために転職を決心
以前はキャラクターグッズのお店で働いていました。短大時代のアルバイトから8年続けて、「もうすぐ10年か」と思ったことが転職のきっかけです。楽しい職場でしたが、慣れで仕事するようにもなっていて、自分を成長させるために環境を変えようと思ったんです。そこで思い浮かんだのがゴディバでした。

私はチョコレートが大好きなのですが、高級なお店では緊張して何も買えないことがよくあって(笑)。でも、ゴディバにプレゼントを選びに行ったときは、緊張していた私にスタッフの方が親身に相談に乗ってくれ、楽しくお買い物ができました。特別なブランドなのに親しみやすくて、お客さまとの1対1の会話を大事にする。そんなゴディバの接客を学びたいと思ったんです。

入社後しばらくはカタカナの長い商品名やそれぞれの味、ドリンクメニューのレシピを覚えることが大変でした。でも、ゴディバはトレーニングが充実しているので、本社研修で基礎を学び、お店で店長や先輩に毎日ロールプレイイングをしてもらって、一つ一つ覚えていきました。少しずつ自信を持って接客できるようになると顔見知りのお客さまもでき、「いつものね」と言われたらその商品をサッと出せるようになって。自分の居場所が少しずつできていくようでうれしかったです。

|接客のプロとして店長を目指したい
お客さまは、いろいろな想いを持ってゴディバにこられます。「好きな人ができたらバレンタインはゴディバと決めていました」と、ドキドキが伝わってくるようなお客さま。「母に修学旅行のお土産」と照れながら話してくれた男子学生さん。それぞれの想いを引き出して一緒に悩みながら特別なゴディバの商品を提案する、その時間が大好きです。

観光客やファミリーのお客さまが多いイクスピアリ店と都心の店では、お客さまとの接し方も売れ筋商品も違います。ときどきヘルプで他店に行くのですが、勉強になりますね。昨年から新卒社員の教育も任せていただいて、人材育成にも携わるように。入社3年目に入りましたが、学ぶことはまだまだあります。

そして先日、正社員登用試験に挑戦し、上司、店長、そして同僚の多くのサポートをもらい晴れて合格することができました。ゆくゆくのキャリアゴールは店長を目指しています。経験やトレーニングをさらに重ねれば、私の接客レベルはもっと上げていけるはず。自分を磨いて、これからも接客のプロとして生きていきたいと思います。

●ある日の流れ
12:30 出勤(遅番の日)。朝礼で今日の目標を確認した後、日課のロールプレイイングと笑顔トレーニング。
14:00 ランチ後にドリンクを買いに来るお客さまで混み合う時間帯。お待たせしないよう、丁寧かつ手早く接客する。
15:40 ランチ休憩。
16:00 在庫確認・発注。研修の一環で新人にチェックを任せ、作成した発注書に対してアドバイスをする。
18:00 夕方の休憩。
20:00 常連のお客さまが来店。疲れたときに自分へのご褒美として買いに来られる方。好みを把握し、「いつものですね」と笑顔で対応する。
21:00 閉店。レジ締め、店内清掃。
21:30 勤務終了。

●転職before / after
・雇用形態……契約社員 → 正社員
・給与……一人暮らしには足りない程度→一人暮らしできる程度
・勤務時間……8:30~17:00→9:30~21:30(シフト勤務・実働8時間、勤務時間は店舗により異なる)
・休み……シフト制月8日→シフト制月8日
・休日の過ごし方……自宅でゆっくり→自宅でゆっくり、ランチ・ディナーに出かける

●転職して変わったこと
前職では休日は疲れて一日寝ていることも多かったのですが、今は出かけることが多くなりました。実働時間はほぼ同じなのにこうも違うのは、仕事にやりがいを感じて充実しているからなのかなと思います(山崎さん)。

●編集部より
ゴディバには、「チョコレートの中でもゴディバが好き」という方が集まっていて、それぞれ何か1つ大好きな「語れる商品」があるのだそうです。いきいきと働けるのは、商品に愛情が持てるからこそ。山崎さんの笑顔がそう語っているようでした。(編集部)

取材・文/大崎直美 撮影/平山諭