未経験から転職! 飲食店のホールスタッフからエステティシャンへ

2014年11月20日

お客さまの悩みを一緒に解決するパートナー。人の役に立てるやりがいを感じます

株式会社レイリス RAYRIS大宮店
半谷友理さん(21歳)

株式会社レイリス RAYRIS大宮店 半谷友理さん

Profile:四年制大学に進学するが、将来やりたいことが見つからず「このまま就職活動するのは違う」と考えて2年次終了時に中退。飲食店で1年2カ月接客のアルバイトをし、“人に何かをしてあげる仕事”をキーワードに将来を模索する。母の勧めでエステティシャンを志望し、『とらばーゆ』で出会った現社に2014年8月に入社。

|転職のきっかけは家族の一言
私は人に何かをしてあげることが好きで、誰かに喜んでもらえることが幸せ。そのやりがいを実感できる仕事をしたくて、エステティシャンを選びました。きっかけは、エステによく通っている母の勧めでした。

当時、私は大学を2年で中退し、飲食店でアルバイトをする日々。自分が将来何をしたいのかまったくわからず、早く社会に出て働いてみようと大学を辞めたものの、やはりやりたい仕事に出会えなくて。「人に喜ばれる仕事がしたい」ということはわかっているのに…と悩んでいたときに、母が「エステティシャンはどう?」と勧めてくれたんです。

私自身はエステに行ったこともなかったのですが、「とにかくやってみよう」と『とらばーゆ』で探して見つけたのがレイリスです。求人広告に書かれていた「社長との距離が近い」「入社したばかりのスタッフでも、良いと思う案は積極的に発信してほしい」といった言葉から、ここでなら未経験の私でも受け入れてもらえて、やっていけるのではないかと感じたことが決め手でした。

|「ありがとう」と言われる喜び
入社後は、受け付けやカルテ整理などの事務業務をしながら、先輩から技術研修を受けます。脱毛、ボディ、フェイシャルの順に教わり、初めて脱毛のお客さまを担当したのが入社1カ月後のこと。先輩が横についてくれましたが、とても緊張しました(笑)。今はボディの施術を先輩のアシスタントについて学んでいるところです。

レイリスに来られるお客さまは十人十色、それぞれに悩みを抱えていらっしゃいます。腰回りのラインが気になる方、冷えや肩こり、むくみに悩む方…。初回のカウンセリングでお話を聞いた後も、施術中にお悩みを丁寧に聞いて、お客さまに合わせて対応を工夫する先輩の施術や接客はすごい。一つでも多く吸収して、私も自分の言葉でお客さまに話せるようになりたいと思います。

働いて感じるのは、エステサロンはお客さまの悩みを一緒に解決していく場であり、エステティシャンはそのパートナーだということ。施術後にお客さまの表情が明るくなって「来てよかった」と言っていただけると、本当にうれしく思います。エステティシャンが私に合うと母はなぜわかったのか、家族は的確ですね(笑)。やりたいと思える仕事にようやく出会えました。

●ある日の流れ
10:15 出勤。
10:30 朝礼。一日の予約を確認してスタッフで共有。
11:00 サロンオープン。フロントで電話予約の受け付け、カルテの整理。
14:00 ランチ。
15:00 脱毛の施術。次回の施術まで自分ではムダ毛の処理はしないなど、日ごろのケアについてもアドバイス。
18:00 先輩のアシスタントについてボディの施術。時間内に終える丁寧で手早い施術や、お客さまとの会話術を直に学べるチャンス。よく見てポイントを頭に入れる。
20:00 勤務終了。

●転職before / after
・雇用形態……アルバイト → 正社員
・勤務時間……11:00~翌2:00までの間で6時間程度 → 10:00~20:00(シフト制・実働8時間)
・給与……友人と遊びに行ける程度 → 友人との遊び、プラス貯金ができる程度
・休み……不定期・月10~15日程度 → シフト制月8日
・休日の過ごし方……朝まで遊ぶ、友人とショッピング → 自宅でゆっくり、ショッピング

●転職して変わったこと
夜が遅くなるシフトも多かった前職時代と比べて、規則正しい生活ができるようになりました。この仕事は体力も大切ですから、睡眠をきちんと取って、食事にも気をつけて。健康的になりました(半谷さん)。

●編集部より
ご家族が勧めた仕事に「よくわからないけれど、やってみよう」と挑戦した素直な柔軟さが、半谷さんの運命の扉を開けました。でもそれは、“流される”のではなく、「人に何かをしてあげる仕事がしたい」という明確な基準を持っていたからこそできた選択。自分の軸がしっかりとある、しなやかな生き方、素敵ですね!

取材・文/大崎直美 撮影/戸井田夏子