転職トレンドレポート2012：オフィスワーク(事務・経理…)系

年収のボリュームゾーンは300万円前後で、残業も月に20時間未満がほとんど、という結果に。安定した給与を求めて転職する人も多いようです。やりがいに関しては、「与えられた仕事を迅速、かつ効率よくこなせたときに満足する」との回答が目立ちました。オフィスワークでは"正確で速い"仕事ができることが求められているよう。それにより、サポートしている営業や取引先などに「ありがとう」の声をかけられることも、また仕事の醍醐味につながるといいます。経理職だと「月末の〆日に数字がピッタリ合うと気持ちが良い」など、目に見えてわかる達成感も！

転職活動は1社集中か、3〜6社、はたまた10社以上と"数打てば当たる"感覚で何社もアタックする人の2パターンが見られました。転職条件として多くの人が挙げたのが、勤務時間や勤務地など、自分のライフスタイルに合わせた"働きやすさ"。理想とする環境を求めているからこそ、応募社数も増えていく…なんてこともあるみたい。そして、履歴書を作成する際は「見やすく」「箇条書き」にするという声が。特に、転職回数が多い人は「箇条書きにしてわかりやすく、また別職種でも、どんなことがスキルになっているかをアピールした」など、マイナスポイントをプラスの方向へ持っていく工夫も重要です。

転職後の最大のメリットは、やはりプライベートの時間が持ちやすいこと。比較的、残業も少なく、就業時間も決まっているためアフターワークの充実や、子育てなど自分の時間が作れることに満足している人が多いようです。また、長く働けるなど勤務形態の安定を挙げる人もいました。その半面、会社では営業や上司との連携がうまくいかず、ストレスを抱えてしまったり、小規模な企業だと人員が少ないため、仕事が一挙に集中し休みがとりづらいというデメリットがあるのも事実。「サポートしてあげたいと思う人がいない」なんて厳しい声も！　やはり、オフィスワークは会社内の円滑な人間関係が大切なようです。