ラララとらばーゆ総研～30代OLの皆さんの貯金額を教えてください！

貯金額300万円以上の人が35人。多くの目的は「老後のため」でした

先週は20代のOLさんの貯金額について聞いてみたけど、今週は30代のOLさんに同じ質問をぶつけてみました。20代と30代では、どんな差が出るのかな？
まず貯金額では、300万円以上という人が35人。そのうち1000万円以上の人が7人でした。前回の20代の回答者には、貯金額100万〜300万円未満という人が多かったのだけど、やはり30代ってのは、年齢を重ねた分だけ働いた年数も長く、貯金額は多いのは当然だと言えそう。　
とはいえ一方で、貯金額が100万円未満という人が40人も！　これはどう考えていいのやら…。30代、特に既婚者では、すでに結婚資金として貯金を使い果たし、出産や教育で出費がかさむので、意外と出費が多いということなのかな。
ちなみに、回答してくれた人の中には未婚者も多くて、そんな人の貯金の目的は「老後のため」がダントツ。ナマ声でも「年金があてにならない」「老人ホーム代」なんて、ちょっと寂しくなるようなコメントが目立ちました(苦笑)。

何歳までにいくら貯めたい？みんなの理由と目的は？

●37歳までに1500万円。マンションローンの繰り上げ返済のため。（36歳、その他サービス、経理）
●60歳までに5000万円。なんとなく、老後は年金も当てにできないので。（39歳、その他サービス、一般事務）
●36歳までに700万円。36歳になって独身ならマンションを購入したい。もし結婚できそうなら、取り崩して使う。（33歳、ソフトウエア会社、営業事務）
●60歳までに2000万円。死ぬまで老人ホームに世話になるお金。（38歳、製造業、DTPオペレータ）
●37歳までに200万円。家を建てるための頭金。（32歳、その他サービス、経理）
●40歳までに500万円。不妊治療に備えて。（37歳、小売業、営業）
●50歳までに1000万円。今後の生活と子どものため。（38歳、医療関連、介護福祉士）
●38歳までに1000万円。住宅ローン返済。（36歳、プラント設計、一般事務）

今回のアンケートでわかったのは、20代に比べて30代のお金に対する目はシビアってこと。晩婚化が進んでいるとはいえ、一人で生きている人には「老後への不安」がヒタヒタと背後から忍び寄っているみたい。もちろん、既婚者は既婚者で、教育費や住宅ローンなんて出費もかさむし、経験を積むほどにお給料は上がっていっても、お金は出て行ってしまうものなのだねー。でもここで一つ提案。「今という瞬間はもう二度とやってこない」。もちろん、老後にも教育にもお金は必要だけど、お仕事をした分、自分にもちょっとしたご褒美をしてあげては？　常に「貯金、貯金」と考えていたら心は荒んでしまうもの。お花を1輪でもいい。仕事をして頑張っている自分は、それに値する存在だってことを忘れないで。

※調査会社によるインターネット調査を2007年12月に実施。対象は関東・東海・関西エリアに在住する、30代・有職の女性100人