事務職転職に求められる「資格・スキル」ランキング-2013年上期

2013年11月01日

資格の勉強女性に安定した人気を誇る事務職ですが、転職の際に気になるのは企業がどのような資格・スキルを持つ人材を採用しているのか。ということで、『とらばーゆ』に掲載された求人広告から企業が求める資格・スキルをランキングで見てみましょう。

【1位】Microsoft Excel/Word … 49.2%
【2位】Microsoft Word … 9.2%
【3位】ブラインドタッチ … 6.3%
【4位】Microsoft Excel … 5.9%
【5位】ファイナンシャル・プランナー(FP) … 4.4%
【6位】Adobe Photoshop … 3.0%
【7位】韓国語 … 2.4%
【8位】Microsoft Access … 1.7%
【9位】外務員資格・外務員資格試験 … 1.4%
【10位】貿易実務検定 … 1.0%

やはり「Microsoft Excel/Word」はオフィスワークには欠かせないスキル。4位までの結果を見ると約6割以上の企業が“必要”と考えているようです。

職種別に詳しく見てみると、「Microsoft Excel/Word」はどの職種でもランキング上位ですが、注目したいのは語学系が多く上位に入っていること。一般・営業事務、オペレーター関連では「韓国語」「中国語」、経理や秘書では「英語」のスキルを求める企業が多いようです。外資系でなくとも、電話応対やメールなどのやりとりが外国語である一般企業も増えてきており、語学面でのスキルが転職の強みになることは間違いないはず。

また、ファイナンシャル・プランナー(FP)も転職に有利な資格として優遇されているよう。金融関係のみならず、一般事務や営業事務においてもお金の流れを知っていることで信頼度は上がります。そして、この資格のいいところはプライベートでも役立つこと。経済や年金、保険など身近なお金の知識がつき、自身の保険を選ぶときにも使える資格なのです。

そして、意外だったのは、Adobe Photoshopスキルが一般事務から広報、秘書などさまざま職種で10位以内に入っていたこと。デザイン関連の職種で使うイメージが強いですが、最近ではプレゼン資料や社内外のツールを作成する際に、写真などの画像処理ができると有利なのかもしれません。

資格やスキルは転職の際、大きな武器になるもの。自分の伸ばしたい分野のスキルや資格を積極的に身に付けて、仕事の幅を広げてみてはどうでしょう。

期間:2013/1/1~2013/6/30に『とらばーゆ』関東版・東海版・関西版・東西版に掲載された求人広告より集計