女子の転職 面接でカチンときた言葉6

2014年03月13日

面接でカチンときた言葉

面接では思わぬ言葉を投げかけられることもあるものですが、ムキになるのはNG! ここは対応の女子力が問われる場面です。今回はとらばーゆアンケートで実際にあった先輩の体験談をご紹介。あなたならどう切り返す?

■ 「女なんか働かなくていいんだよ」
と言う50代男性の面接担当者。「男女雇用機会均等法が施行されてずいぶんたちますが、いまだに時代錯誤な方がいるんですね」と答えてやった。(23歳・事務職)

→ひるまず切り返した姿勢は立派! 後半に嫌味がなければさらにベターでした。せっかくの正論は冷静に伝えたほうが効果的です。

■ 「B型の人ってルーズだよね」
と私の血液型について批判的なことを言われたけれど、「ええ、一般的にはあまり良いイメージはないみたいですね」と笑って流しておいた。(36歳・事務職)

→ブラボー!な大人の対応。根拠のない批判は一蹴したいところですが、一般論でやんわりとかわすのは、ぜひマネしたいテクニックです。

■ 「君より若い子のほうが使いやすそう」
と言われて傷ついたけど「柔軟性は高いので、ご迷惑はかけないと思います」と謙虚に返した。(36歳・事務職)

→面接担当者が何を心配しているのかを察知して対応した、まさに柔軟性を感じる返し方です。ちなみに、この方は見事内定したものの辞退したとか。ごもっとも。

■ 「ホントに働く気があるの?」
と聞かれてあ然。「雇う気がないんですか?」と聞き返した。(31歳・事務職)

→面接担当者は、わざと意地悪な質問で反応を見ることがあるので要注意。ここはケンカ腰にならず、志望動機を改めてきちんと伝えるべき場面です!

■ 「女の子は長続きしないんだよね」
と言われ、「ちゃんと働ける?」と聞かれたので、ニコッと笑って一言、「“ちゃんと”の定義がわかりかねますが、ベストを尽くします」と答えた。(30歳・事務職)

→返答の前半にささやかな抵抗が感じられますが、後半は前向きに締めて立派。相手がどうであれ、自分は働く意欲がある。カチンときたらその気持ちを思い出して!

■ 「なんで結婚しないの?」
と聞かれて困ったが、「なかなか良いお相手にめぐり合えなくて」とやんわりと対応した。(37歳・事務職)

→売られたケンカを買わない見事なお手本。結婚や出産に話題が及んだらどう答えるかをあらかじめ考えておくと、いざというときに落ち着いて対応できますよ。

こうして見ると、カチンとくる言葉は性別や年齢を指摘するものが多いようです。でも今や、首相が「日本の成長の鍵は女性」と宣言する時代。面接で何か言われてもひるまずに、自信を持って対応しましょう!