産休・育休が取りやすい職種と業種ランキング-2013年上半期

2013年10月30日

ワーキングマザー働く女性は、結婚や出産など、一時的に仕事から離れなければならない時期が出てしまうもの。そんなとき、産休・育休制度がある会社だと安心ですよね。『とらばーゆ』に掲載された求人広告から、どのような職種・業種がとりやすいかランキングで見てみましょう。

まずは、業種別はこちら。

【1位】銀行・証券・保険 … 47.3%
【2位】商社・小売・専門店 … 28.1%
【3位】その他製造業 … 26.4%
【4位】ファッション関連業 … 23.9%
【5位】サービス … 19.2%
【6位】人材紹介・派遣 … 17.3%
【7位】電気・電子・機械関連業 … 13.8%
【8位】コンピュータ関連業 … 13.4%
【9位】レジャー・フード … 12.6%
【10位】自動車・運輸・倉庫関連業 … 11.7%

1位は大手企業が多い銀行・証券・保険系。やはり、大きな会社になると産休・育休制度がしっかり浸透しており、申請もしやすいよう。続く商社・小売・専門店も1位同様、企業側の体制が整っているゆえの結果だと思われます。また、ファッション関連業など女性が多い職場では、産休・育休制度を利用している人が多く、実例があるからこそ、取りやすいという理由もあるようです。

次に、職種別を見てみましょう。

【1位】販売・ショップスタッフ(コスメ・化粧品) … 48.4%
【2位】助産師 … 44.7%
【3位】臨床検査技師・臨床工学技士 … 37.6%
【4位】薬剤師 … 37.4%
【5位】看護師 … 35.6%
【6位】保育士 … 33.8%
【7位】内勤営業(カウンターセールス・電話営業など) … 32.6%
【8位】ケアマネジャー … 32.2%
【9位】エステティシャン … 29.7%
【10位】販売・ショップスタッフ(アパレル・ファッション) … 27.7%

1位になったコスメ・化粧品系の販売・ショップスタッフは、職場に女性が多いことから産休・育休制度の導入がしっかりされ、また、実際にとりやすい環境が作られているようです。2位から5位までは、なんとすべて医療関連。こちらの職種も女性が多く、かつ育児と両立しながら働ける仕事なので、出産後も継続就業しやすいのかもしれませんね。

結果を見てみると、やはり女性が多く活躍している業種・職種がランクインしているのがわかります。働くママが増えれば、周りの理解も深まり、さらに産休・育休がとりやすくなるという好循環が生まれます。そんな職場を見つけて、出産後も育児をしながらイキイキと自分らしく輝けるワーキングマザーになりたいものですね。

・2013/1/1~2013/6/30に『とらばーゆ』関東版・東海版・関西版・東西版に掲載された求人広告より集計