アナタの年収が低い理由は「睡眠」にあるかも!?
仕事で自分の力が発揮できず、年収が上がらない。その“力が発揮できない”理由は睡眠の質にあるかもしれません。快眠アドバイザーの山本恵一さんの著書『“睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法』から仕事の効率を上げる睡眠方法を紹介します。
夜に良質な睡眠をとると、日中に高いパフォーマンスが発揮でき仕事の効率が上がると言われています。「良質な睡眠」とは睡眠時間ではなく、限られた時間の中でその効果を最大化する睡眠をとること。さまざまな方法がありますが今回はすぐに実践できる「快適な寝室づくり」を紹介します!
ベッドを窓から離れた場所に置く
快適な寝室づくりで一番大切なのはベッドの位置。朝日を浴びて目覚めたいからと窓のすぐ近くにベッドを配置している人が多いかもしれません。しかし、太陽は季節により日の出時間が異なるため、太陽のリズムに合わせて起床すると夏は目覚めが早く、冬は目覚めが遅くなってしまいます。ですから、朝日を浴びて目覚めることを避けるようベッドは窓から離れた場所に置くのが効果的。しかし、スペースや間取りの関係上、動かすのが難しいのであれば、窓に遮光遮音カーテンを取り付けて、太陽光から睡眠空間と睡眠リズムを守ることを心がけてください。
青色の寝具は眠りを深くする
ベッドカバーや枕カバーなど寝具の色も睡眠に大きく影響します。例えば、闘牛が赤いマントを見て興奮するように、赤色は神経が興奮するため眠りを妨げてしまいます。アメリカのホテル経営企業の調査によると青色が最も睡眠時間を長くするという結果が出ました。あくまで検証データではありますが、カラーセラピーでは青色は心を浄化させ落ち着かせる効果があると言われているため、睡眠を導くカラーだと思われます。
良質な睡眠に必要なのは「枕」
良い睡眠のために新しく何かを買い換えるとしたら、まず枕をおススメします。枕は自分に合ったものを選ぶだけで首にかかる負担を軽減し、寝ている間もラクな姿勢を維持してくれる大事なアイテム。選ぶときは高さと幅に注意して! 高さは横になったとき、顔のラインとベッドのラインがほぼ平行になる高さ。幅は寝返りによって頭が枕から落ちないほどの大きさで幅55~60cm、奥行35~40cmが理想でしょう。
睡眠は一日の疲れが癒やされ、明日への活力が生まれるもの。良質な睡眠で仕事のパフォーマンスをグンッと上げましょう。
■本紹介
『“睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法』
山本恵一 著
快眠アドバイザーの著書による、仕事で最高のパフォーマンスを発揮するために必要な睡眠の知識が凝縮。誰でも簡単にできる身近なテクニックで、良質な睡眠をとる方法がわかる。