働く女子のリアルマネー:アベノミクスで月収は増えた?
2014年09月05日
アベノミクスで景気が回復しているというけれど、本当にそうなの? とらばーゆ読者に、実感値を聞いてみました。結果はいかに!?
月収は「上がった」が13%
月収が「上がった」という人は、わずか13%。半数を超える45%が「下がった」と回答し、「変化なし」という人も42%もいるという結果に。
今春、大手企業が続々と賃金アップ(ベースアップ)を実施しましたが、アベノミクスの影響はもしかすると大企業どまり? 私たちの収入には、よい影響が出ているとは言いえない結果となりました。
アップは「5000円以内」、ダウンは「3万円以上」が最多
月収が「上がった人」と「下がった人」に、具体的な変化を聞いたところ、それぞれに特徴的な傾向が見られました。
「上がった」人の最多は「5000円以内」の42%。次が「3万円以上」の25%と二極化する傾向があるものの、「5000円以内」の微増にとどまる人が半数弱という結果に。
一方、「下がった」人は、「3万円以上」のダウンが66%とダントツ。「2万~3万円未満」「1万~2万円未満」がそれに続き、大きく下がった人が多いことがわかります。
今回のアンケートでは月収の総額の変化を聞いたため、例えば「下がった」人は、基本給や時給そのものが下がったのか、残業時間数やシフトに入る時間が減ったことでトータルの収入がダウンしたのか、変化の内訳は不明です。
ただ一つ言えるのは、同じ職場にいる以上は、大きな改善は期待できない可能性が大きいということ。自分の力で収入を増やすには、待遇の良い仕事に転職するというのも一つの方法ではないでしょうか。
※データ概要:2014/6/26~2014/7/24、『とらばーゆアンケート』200名(19歳~57歳の女性)