働く女子のリアルマネー事情:年収のリアルデータ
年収のリアルデータ
月収のリアルデータ
ボーナスのリアルデータ
年収400万円未満が全体の約8割強を占めるという結果に。雇用形態別に見ると、派遣スタッフと契約社員で200万〜300万円、300万〜400万円ゾーンの占める割合が高いのに加え、正社員でもこのゾーンのボリュームが一番高い。500万円以上も全体の4.3%にとどまり、不況が強く影響した結果と言えそう。ただし年齢を追うにつれ額は増えており、35歳以上になると約3人に1人は400万円以上をもらっている。働き続ければきちんと増えていくので、先を見据え頑張って働こう!
不満の理由を見てみると…。仕事量に対する収入額が見合っていないことやサービス残業などハード面に不満を感じている人が多い。逆に満足と答えた人は、収入は少ないが職場環境(一緒に働く人や残業なしなど)がいい、やりたい仕事に就けているなど、今いる環境に対する満足度が高いのが特徴的だった。
- 上を見ればきりがないが、現状の維持ができれば生活に不自由はない。(39歳・コールセンタースタッフ・契約社員)
- 残業が全くないので、少し年収が低くても自分の時間を持てるから満足。(30歳・人事総務・派遣スタッフ)
- CADの仕事も覚えられるので、自分のステップアップにもなる。(34歳・CADオペレーター・派遣スタッフ)
- 残業があるわりに年収は低いが、職場環境に恵まれているし、やりたいと思っていた仕事で刺激があるので満足。(30歳・研究アシスタント・契約社員)
- 収入は少ないが、職場や仕事は楽しいから。(28歳・営業事務・正社員)
- 基本給がそもそも少なすぎる!(26歳・販売・契約社員)
- 職場の人間関係がぎくしゃくしている上に、仕事も減って暇に時間を使っている。仕事としての充実感がないのが不満。(23歳・マスコミ関連・契約社員)
- 不況により人員削減で仕事量は多いのに給料が下がった。(38歳・一般事務・正社員)
- 一日の給料分を計算すると、アルバイトよりも給料が低い。(25歳・営業事務・契約社員)
- 不況による残業制限。業務量は変わらないのに、早く帰れるわけがないので、実質サービス残業になっている。(31歳・一般事務・正社員)
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昨年の調査では1位がクリエイティブ関連職で800万円、2位、3位も企画職、営業職で700万円台だったのに比べると、全体的にややダウン。また、5位までに特許事務やSE、薬剤師など専門分野に強い職種が入り、強みがあると年収も高くなる傾向に。
最高年収はこの人!
Aさん(38歳)/ 独身/1人暮らし(購入したマンション)食品会社・商品企画/正社員 ●年収/800万円
●月収/45万円、うち残業/月12万円、2009年度のボーナス/180万円
●総貯金額/900万円(普通預金100万円、定期預金600万円、外貨預金200万円) ●1カ月の貯金/10万〜11万円
●1カ月の生活費/35万円(住宅ローン18万円、食費・交際費4万円、通信費2万円、ランチ1万円、ファッション2.5万円、保険料2万円、デート代1.5万円)
●1回のランチ代/300円 ●節約/洋服はセールでのみ購入。歩いて通勤
●ご褒美/マッサージと海外旅行