結婚して子どもができたら仕事はどうする!?
ワーキングマザーの先輩女子からアドバイス!

2015年02月17日

ご縁があればそろそろ結婚…。結婚したら「仕事はいつまでやるの?」とか「仕事と育児は両立できるの?」ということは、結婚前のU29女子の大きな関心事のひとつ。今回は、U29女子の仕事と育児の両立に対する不安をクローズアップ。先輩女子のリアルな声も見ていきます。

先輩女子は、出産したら「仕事は時短で継続」が主流

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U29_investigation_150217_02 「子どもができたら会社を退職して、専業主婦」なんて時代も、かつてはあったようですが、最近では共働きも多いといいます。30代の働く子持ち女性に聞くと、8割以上の人が産休・育休を取って、継続的に働いていることが分かります。また復帰時期も、1年未満で復帰が約4割、子どもが3歳になるまでにはほぼ9割が復帰しているようです。
昨今、話題になっている待機児童の問題もあり、早めに保育園の手配をしていたら案外すんなり決まって、思った以上に早く復職しなければならなくなってしまうこともあるのだとか。

U29_investigation_150217_03 子どもが小さいうちに仕事に復帰した先輩女子たちは、時短制度を利用したり、業務内容の見直しにより仕事時間を調整するなどして、育児との両立をしていることが分かります。これには会社や直属の上司、同僚の理解が必須。男性上司の理解が得づらいという意見もあるようですが、上司ときちんとコミュニケーションをとり自分の状況をうまく伝え、自分で働く環境を整えている賢い先輩女子も多数いるようです。
一方で、産前産後でも変わらずフルタイムで働いている先輩女子もいました。これは、延長保育ができたり、旦那さんが子どもを見てくれたり、両親に子どもを預けられる、といった子どもを見てくれる人が近くにいるという環境が整っている必要があるようです。

 

U29女子のホンネ。ワーキングマザーを応援したい!
でも、将来の自分の姿を重ねて不安も

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U29_investigation_150217_05 先輩女子がパワフルに仕事も育児も両立しているのを、U29女子は職場で「応援したい!」という気持ちとともに、一方で、「大変そう」「自分にはキツイかも」という意見も見受けられます。
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実際に、ワーキングマザーの先輩女子が困っていると感じているのは、やっぱり仕事と家庭の両立。仕事も家庭も、どうしても時間を取られるため、時間のやりくりは多くの先輩女子が抱えている悩みのようです。中には、職場の理解を得るのが難しく、「産休に入る前に、仕事をきちんと引き継いでおくべきだった」「もっと事前に職場に理解を求めておくべきだった」などといった声も聞かれました。
また、それをより強く不安に思っているのが、U29女子。忙しそうなワーキングマザーを見て、「自分にはできるのかな…」といった不安は尽きないようです。

 

共働きでお金に余裕。仕事があることで、お金以外も充実する毎日!

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夫の収入だけでは、子どもの将来も考えると少し不安。でもダブルインカムなら余裕を持って子育て資金を作ることができます。また、ママになっても自分のオシャレや趣味など、自由に使えるお金も欲しいもの。やはりお金のために働く、といった意義も大きそうです。
ただその一方で、お金のためだけではなく、社会に出て働くことで家庭以外の役割を得ることができ、育児から離れる時間を作ることでバランスをとり、毎日をより充実させている先輩女子も多いことが分かります。
もちろん、ママが働くためには、パパの協力も必須。家事や育児を分担して協力し合い、対等な関係を築いて、二人三脚で仕事と育児を両立させているのですね。

「子どもができたら子育てに専念」というのが主流だった一昔前の時代から、夫婦共働きが一般的になってきたことが見受けられる結果でした。
ワーキングマザーの先輩女子は、家庭や子育て資金の捻出に仕事を続けている一方で、お金以外の仕事のやりがいも見出し、さらに働いていることでうまく家庭の息抜きをして、日々を楽しんでいるようです。
U29女子からすると、「仕事と育児の両立」にはぬぐい切れない不安を抱いてしまいがちですが、率直な不安を職場のワーキングマザーの先輩女子に相談してみるといいかもしれませんね。大変さもある一方、楽しさや充実感を見出しているというリアルな意見を聞くことで、将来の自分の働き方をイメージできるようになるのではないでしょうか。