数多くのダイエット方法の中から自分に合ったダイエットを探そう

2016年02月17日

年が明けて急に寒さが厳しくなり、気がつけば正月休みに増えた体重がそのまま…なんてことありませんか?
コートを脱ぐ季節がやってくる前に、自分に合ったダイエット法で体のたるみを解消しましょう♪

時間をつくってしっかりダイエット、スタイルアップもしたい人には

light6_01

ウォーキング

ダイエットに最適な運動といえばウォーキング! 歩くだけなので運動が苦手という人でも始めやすく、しっかり歩けば脂肪燃焼効果も期待できます。

【ポイントは以下の3つ!】
・だらだら歩くのではなく、姿勢よく。
・しっかり腕を振る。
・やや早足で歩く。

体が温まり、ダイエット効果が出てくるのは、歩き始めて20分後からなので、少なくとも30分から1時間程度は歩きましょう。汗をかくことが目的ではなく、体を動かしてカロリーを消費し、脂肪燃焼させることが目的なので、サウナスーツを着たり厚着することは返って体に負担。動きやすい服装で、楽しく歩けるコースを見つけてみては?

また、ウォーキングのお供にオススメなのが無料アプリの「Runkeeper」。ペース、距離、タイム、消費カロリーなどの統計を表示できるので、やる気が出ちゃいますね♪

・予算 0円~

light6_02

ランニング

もっとアクティブに体を動かしたい人には、ランニングがオススメです。ウォーキングよりも動きがややハードになるので、ほどよく筋肉をつけてスタイルアップしたい人向けです。

【ポイントは以下の3つ!】
・走る時間はウォーキングと同じ20分以上。
・急に長い距離を走ると、筋肉痛や関節を痛める原因にもなるので注意!
・まずはゆっくり、短めの距離からスタート。

前述の無料アプリ「Runkeeper」もランニングに使えますが、同じく無料アプリの「Runmeter」は5キロランや10キロランと距離を決めて走りたい人にはぴったり。走るペースが時系列で確認でき、標高差も出ます。ゆくゆくは市民マラソンなどに参加してみたい人はぜひ。

・予算 0円~

light6_03

スイミング

早朝や夜に外を歩いたり走ったりするのはちょっと心配…という人は、スイミングはいかが? 関節などに負担をかけずに全身運動ができ、ダイエットにも効果的な運動です。クロールよりも平泳ぎがオススメ。その理由は…

・平泳ぎの方がゆるやかな動きなので、ゆったりと長く続けられる。
・ハードな運動を短時間行うより、軽い運動を長く続ける方が脂肪燃焼効果は高い。

スポーツジムでも朝だけ、夜だけなどの時間指定やプール使用のみなら、意外にお手頃な値段で会員になれるジムもあります。また、市や区の公営温水プールは1回200円程度で利用できるところもあり! 近くのジムやプールの情報を集めてみてはいかがでしょうか?

・予算 月1,000円~8,000円

ダイエットグッズで自宅トレーニング

家で手軽にできるダイエットグッズはたくさんありますが、続けやすさが一番! そこでオススメなのがバランスディスク。バランスボールは大きくて場所を取るのが難点でしたが、バランスディスクは直径35~40cmの円盤型。クッション代わりに座ったり、椅子の上に置いたりして使います。お尻で座ってバランスを保ったり、片足ずつ立ってバランスを取ったりすることで、インナーマッスルを鍛えます。テレビを見ながらでもできるので、気楽に続けられそう!

light6_04http://www.hatas.co.jp/photo_bd01.htm
・予算 1,200円~2,000円

高温反復入浴法で代謝アップ

美容にいい入浴方法というと、ぬるめのお湯で半身浴…だと思っていませんか? 実は脂肪燃焼効果があるのは、半身浴より全身浴なんです。やり方はとっても簡単。

【高温反復入浴法のやり方】
・お湯の温度は41~42度と高めに。
・熱めの湯船に肩まで3分間入り、湯船から出て5分休憩(この間に体や髪を洗います)。
・これを3~4回繰り返す。

この「高温反復入浴法」は、体の血行をよくし、代謝を上げて「痩せやすい体」にするのが目的。食事の改善や軽い運動と合わせてみると、より効果が得られます。入浴後もしばらく発汗が続くので、しっかり水分補給をして、無理のない範囲で始めてみましょう。

運動する時間はないから、生活習慣を改善して痩せたい人には

light6_05

8時間食べて16時間食べない「8時間ダイエット」

アメリカで話題になっているのが、「8時間ダイエット(The 8-Hour Diet)」。食べていい時間は、午前9時から午後5時もしくは午前11時から午後7時の8時間。
この時間帯なら、いつ何を食べてもいいダイエット法です。食べないで過ごす16時間の間で、エネルギーがしっかり消費されるというもの。時間さえ守れば食事制限はないので、食べるのが大好きな人も、ストレスなく続けられそうですね。

週末プチ断食

平日の食事時間が不規則になってしまう人には、週末のプチ断食という方法があります!

【週末プチ断食のやり方】
・準備期間の金曜日の夜はやや控えめに、できるだけ早く夕食を済ませる。
・土曜日は丸1日固形物を口にせず、飲み物だけで過ごす。この日は野菜ジュースやジンジャーティ、ヨーグルトドリンクなどを摂取。
・回復日となる日曜日はお粥などの柔らかいものを、少しずつ。

1日固形物を口にしないことで消化器官が休まり、デトックス効果があるともいわれています。

睡眠の質を改善する

睡眠とダイエットには、切っても切れない深い関係があります。睡眠不足が太る原因になるともいわれています。しかし、たくさん寝ればいいというのではなく、睡眠の質が大切。ぐっすりといい睡眠が取れているときは、体は脂肪を燃焼してエネルギーに換えますが、質の悪い睡眠をしていると体や脳は休まらず、脂肪を溜めこむようになってしまうのです。

最近、睡眠のゴールデンタイムは時間に関係なく、「眠りについてからの3時間にある」ということがわかってきました。生活リズムや就寝時間は人それぞれですが、最初の3時間の睡眠がしっかり眠れていれば、体はきちんと疲労回復してくれるのだそう。

では、どうすれば「最初の3時間」をぐっすり眠れるのでしょうか。

【ポイントは以下の2つ!】
・寝る1時間前にお風呂で体を温める。
・寝るときは室温を下げ、厚着をしないで体温を下げる。

このように体温のアップダウンをコントロールして、自然な眠気を誘ってみましょう。
また、時計をあまり気にしすぎるのも、眠気を遠ざけてしまうポイント。アラームをセットしたら、そのあとは時間を気にしない方がいいようです。

また、よい眠りのためにオススメのハーブティーは「ラベンダー」。ラベンダーには、
・精神を落ち着かせる。
・不安を和らげ、気持ちいい眠りへと誘ってくれる。
という効果があります。ハーブティーはちょっと苦手という人は、ほうじ茶とのブレンドティーはいかが? ほうじ茶はお茶の中でもカフェインが少なく、ラベンダーとの相性も◎。寝る前に一杯飲む習慣を作ってみては?

時間がなく、とにかく手軽に痩せたい人には

light6_06

普段食べるものを低糖質に置き換える

食べるものを低糖質に置き換えることでカロリーオフでき、ダイエット効果も期待できます。
「でも、普段からそんなに甘いものを食べないし…」と思っていませんか?
実は、糖質を抑えることと「甘いものを控える」ことは違います。糖質が多い原料は、
・米
・小麦粉
・とうもろこし
・芋類
など、でんぷん質の多い主食となるもの。これらを低糖質商品に置き換えることで、カロリーはぐっと抑えられるのです!

今では、糖質を抑えた商品が増え、パンやパスタ、ケーキやアイス、チョコレートに至るまでバラエティ豊か。コンビニやスーパーでも手に入るようになりました。

例えば、糖質の高い小麦粉からつくられるパンは、「ふすま」と呼ばれる小麦粉の表皮部分の粉を使うと糖質が抑えられ、さらに食物繊維やミネラルが豊富なパンになります。ふすまのほかにも、大豆粉入りの低糖質で高たんぱくのパンもあります。低糖質のうどんやパスタは、小麦粉にこんにゃく粉を混ぜることで、糖質やカロリーを抑えられるようです。
無理な「炭水化物抜きダイエット」はリバウンドしやすいので危険です! 低糖質置き換えで我慢することなく、賢くカロリーオフしちゃいましょう!

・スーパーフードを積極的に摂る

スーパーフードとは、低カロリーで有効栄養成分が豊富な食材のこと。ビタミンやミネラル、アミノ酸といった必須栄養素はもちろんのこと、老化の原因である「活性酸素」のはたらきを抑える作用、いわゆる「抗酸化作用」があるものも多くあります。
代表的なスーパーフードには

・アサイー
・カカオ
・スピルリナ
・クコの実(ゴジベリー)
・麻の実(ヘンプ)
・チアシード
・ココナッツオイル
・マカ
・カムカム
・ブロッコリースーパースプラウト

などがあります。今は、大きなスーパーなどでは取り扱いも多く、手軽に買えるものがほとんどです。
また、日本特有の納豆や緑茶も、スーパーフードの定義を満たす食材として注目されています。健康的に痩せるためには、カロリーは抑えつつもビタミンやミネラル、良質のたんぱく質が不可欠! スーパーフードを意識して摂っていきましょう!

最新サプリメントで体内を活性化

さまざまなダイエット系サプリがありますが、今注目のサプリが「ALA」。このALAは、内臓脂肪の減少が期待できるアミノ酸の一種です。さらに血液中のヘモグロビン(血液中に見られる赤血球の中に存在するタンパク質)の原料にもなり、すべての細胞に含まれるミトコンドリアの機能にも重要な成分。ミトコンドリアが活性化されると疲労回復にも効果があり、基礎代謝も上昇します。
ALAが含まれる食品は

・納豆
・ピーマン
・ほうれん草
・バナナ
・赤ワイン
・牛肉

などですが、食品から摂れる量はわずか。サプリメントで補うのもひとつの方法です。ALA含有のサプリメントは2,000円前後から手に入りますよ。

まとめ

寒い季節、じっとしているだけでは脂肪は増えていくばかり。ですが、このように今の生活に少しプラスするだけで、正月太り解消への道は開けます!
代謝を上げて、体にいいものを取り込んでいけば、ダイエットだけではなく美肌や免疫力アップにもなります。どうせなら、正月太りをリセットするだけではなく、去年以上にキレイに、健康的になりたいですよね!
薄着になる春がやってくる前に、自分に合ったダイエット法にぜひトライしてみてくださいね!