手足の冷えにサヨナラ! 働く女性の秋から始める冷え性対策
日に日に寒くなるこの季節、多くの女性を悩ませるのが冷え。日本人女性の約7割が悩んでいるという冷え性ですが、「手足が冷たい」「体が温まらずなかなか寝付けない」などの症状から頭痛や疲労感を引き起こすことも。そうならないためにも、寒さ本番になる前のこの時期から「冷え性対策」に取り組みましょう!
対策1:体を温める食事を取る
食事は体の代謝をあげエネルギーにかえてくれます。ですから、寒くなるこの時期には体を温めてくれる食べ物を取ることが効果的。一般的には長ネギやタマネギなどのネギ類、しょうが、唐辛子などの辛い物などは有名ですが、そのほかに注目してほしいのはビタミンE。かぼちゃやアボカド、ナッツ類に含まれるビタミンEは血行を良くしてホルモンバランスを整える作用があります。反対に体を冷やす食材としてはトマトやキュウリ、ナス、南国のフルーツなど暖かい時期に旬を迎えるもの。食べる時のポイントは生野菜などそのまま食べると余計な水分が体にたまりやすくなるため、焼いたり蒸すなど熱を入れることを忘れずに。
対策2:入浴時はぬるめのお湯で長く浸かる
働く女性のひとり暮らしだと、入浴はシャワーで済ますことも多いと思いますが、湯船に浸かるのは全身を温めるだけでなく、収縮した毛細血管を広げ血行を良くするなどの効果が。コツは38~40℃ぐらいのぬるめのお湯に20~30分入り体の芯から温まること。可能であれば、体温が下がりきる前の21時頃までに入浴するのがおススメです。
対策3:靴下を脱いで良質な睡眠を
足先が冷たいからといって靴下をはいたまま寝ていませんか? 就寝時に靴下をはいていると足が圧迫され血流が悪化し、冷えを促進してしまう可能性も。そして人間は寝ている時、思っている以上に汗をかくものです。特に足の裏には汗腺があるため、靴下で放熱するのを抑えると体温調節がうまく行えず汗が冷えてしまい、結果、体温を低下させてしまう恐れが。靴下をはいて寝るより、布団乾燥機でお布団を暖かくしたり、湯たんぽなどで足を温めましょう。
対策4:仕事中に同じ体勢を続けない
デスクワークだとどうしても同じ姿勢で長時間、パソコンと向き合っていることが多いですよね。冷えは血流が悪くなって起こりますから、血液の循環を良くするためにも1時間働いたら一度立ち上がり、伸びをするなどして体をほぐすようにしましょう。
どれも基本的なことではありますが、日々の積み重ねが冷え性を改善するもっとも効果的な方法です。この冬の冷えに負けないためにも、今から対策をしておきましょう!