ラララとらばーゆ総研100人調査 美容~あなたの転職回数・将来の目標は?

100人調査[美容版]
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お題
美容師・理容師100人*「あなたの転職回数・将来の目標は?」
「今まで美容師として、何回転職しましたか?」
グラフ01
「美容師としてのあなたの目標を教えてください」
(複数回答)
グラフ02
※調査会社によるインターネット調査を2007年7月に実施。対象は関東・東海・関西エリアに在住する、美容師・理容師の男女100人。
とらねこのつぶやき
華やかな世界であればあるほど、競争率も高くて、トップに上り詰めるためには地道な努力が必要。でもみんな、「将来はカリスマ美容師に!」「地元にお店を!」という目標を持っているから頑張れるんだね。キャリアってのは、一日一日の積み重ねがあってできあがるもの。輝かしい未来を夢見て、毎日を頑張ってもらいたいものである。
転職回数は意外と少なく、0〜1回の人が54人。
将来の目標は「地元にお店を」が45人も!

 華やかな職業といえば、必ず上位にランキングされる美容師の仕事。テレビや雑誌で活躍する人に憧れてこの業界を目指した人や、手に職を! とこの業界を目指した人など、いろいろいると思うけど、みんなの今後や美容師として必要なことは何? ということで、20〜30代の美容師さんに話を聞いてみました。

 転職回数は0回の人が23人、1回の人が31人と、意外と少なめ。ちなみに一番多い人は12回。33歳、トータル勤続年数16年5カ月のスタイリストの女性でした。

 今後の目標は、「ヘアメイクとして雑誌やテレビなどで活躍したい」「カリスマ美容師として一躍注目されたい」「人気エリアで自分のお店を持ちたい」という流行発信型が39人。それに対し、「地元でこぢんまりとした自分のお店を持ちたい」という地元密着型が45人。

「美容師を続けるにあたり必要なことは?」の質問には、みんな真剣な回答を寄せてくれました。美容師を続けるには地道な努力が必要なのね…と改めて感じる結果に。

美容師を続けていくために必要なものは?
健康な体と心。新しい技術、商品、薬品に対応できる姿勢と柔軟性。特に薬品を使いこなせるか否かが重要。お客さまが今何をどう考え感じているかを把握できる感性。いつもと同じ毎日が繰り返されることに感謝できる思考。本当に美容の仕事が好きであること。(東京都、店長、美容師歴22年5カ月、転職4回、39歳、男性)
常に流行に通じていること。また、お客さまを引き寄せる話術。そのためにも一般社会の話題も必要。(東京都、店長、美容師歴18年6カ月、転職2回、38歳、女性)
謙虚な姿勢。お客さまをキレイにさせていただいてお金をいただくありがたい職業です。お客さまには美容の仕事以外で多くのことを学ばせて貰える機会が多いです。それをしっかり吸収して行くことでサロンワークでも活きてきます。後は常に向上心と美意識を忘れないこと。技術は出来て当たり前なので、それにプラスアルファの付加価値が大切。(大阪府、オーナー補佐兼トップスタイリスト、美容師歴15年6カ月、転職2回、女性、32歳)
確かに若いお客さまが一番流行に敏感でお金も使ってくれます。でも、高齢化社会になりつつある現在、老人ホームや介護施設などに行き、いろいろな現実と向き合いながら、いろんな人とのつながりを増やすことも美容師には必要なのでは?(埼玉県、スタイリスト、美容師歴10年6カ月、転職4回、33歳、女性)
お客さまの思っていることを感じ取り、お客さまのイメージ以上の結果を出すこと。とはいえ、技術だけではなく、接客業として最高のおもてなしをすることが重要。(東京都、マネージャー、美容師歴15年5カ月、転職6回、34歳、男性)
基礎作り。基礎なくして応用は効きません。あとは話術と笑顔。外見ばかり気にするのではなく、内面作りも大切です。(大阪府、トップスタイリスト、美容師歴11年5カ月、転職5回、30歳、女性)
成長し続ける姿勢。一通り技術を身に付けても、時代の流れによって技術も進化し続けている以上、ここでいいと思ってしまうと、気がついたとき、時代遅れになってしまいます。あとは、接客業ゆえ、最低限の常識と、人当たりの良さは必須。(愛知県、スタイリスト、美容師歴8年2カ月、転職2回、31歳、女性)