働くオンナのお金人生シミュレーション 【すべての女性へ】

不況が続くなか、“お金に不自由することなく、一生暮らしていけるかな?”と不安を抱く人は多いはず。そこで、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに老後に必要となる費用、今すぐにできることについて聞きました。

※インターネットで30〜39歳までの働く女性658人を対象に調査(2011年3月実施)
晩婚化が進み、正社員だからといって、一生安泰ということもなくなっている。 「老後といっても先のことでイメージしにくく、どこから手をつけたらいいのかが分からないのでしょう。だから、何のために貯めるのか?という目標を立てることが大事」という溝渕麻理さん。アンケートによると、貯蓄をしたり、スキル磨きをしたり、それに“婚活”することで将来への不安を払拭しようという女性は多いようだが、実際、それだけで大丈夫なのだろうか。
お金には、生活費、住宅購入費、老後の費用…など、人生のシーン毎に必要なお金はたくさんある。だが、アレもコレもと一気に考えようとすると混乱してしまう。そこで、今回は老後資金に注目して考えてみよう。
「都内で夫婦が生活する場合、贅沢抜きで月25万円、旅行をするなどのゆとりのある暮らしを目指すなら、月30〜40万円が目安となります。仮に85歳まで生きたとして、仕事を定年退職する60歳から25年間で月25万円の生活費がかかると仮定すると、最低7500万円ほど必要です。それを後回しにしていると、貯められないということに…。だから少しでも早い時期から資金を貯めてほしいです」(溝渕さん)。企業に勤め、厚生年金に加入していれば、国民年金に厚生年金が上乗せされるので、既婚者でかつ正社員としてできるだけ長い間働き続けるという道が、一番老後には安心といえるようだ。

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
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ぜいたく抜きで、月にかかる生活費×6カ月分は銀行口座に残しておいてください。そうすれば、不測の事態に遭遇してもなんとか乗り切ることができると思います。

老後の資金や住宅購入費用などがそれにあたります。どんな生活をしたいか?をイメージし、それに必要な費用を逆算して、月々いくら必要かを計算。夫婦が都内で月25万円の生活をするとして、85歳まで生きたとして必要なお金は7500万円。これは、月々の貯蓄から増やしていきたい貯蓄です。
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投資信託や株式などを運用して、お金を増やし、そのお金をもとに旅行や趣味などの資金にあてる貯蓄。余剰金で行うのがベターです。
【働くオンナのお金人生シミュレーション】今の貯蓄額で大丈夫? お金のプロがアドバイス! |
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だからといって、「お金を貯める」=ケチケチ生活を送ろう!みたいなことでは決してなく、貯めるべきお金だけ明確にして手をつけなければ後は好きなように使えばいい…それが溝渕さんのアドバイスだ。
では、正社員・契約社員別に老後資金のシミュレーションをしてみよう!