「ワークシェアリング」の用語解説

2013年09月27日

会社全体における仕事量が減少する中で、従業員1人当たりの労働量や労働時間を減らすことで雇用できる社員数を増やし、雇用水準を維持しようとする政策手法。仕事(ワーク)を分かち合う(シェアリング)という意味です。

1人当たりの所定労働時間を短縮し、多くの雇用を維持する目的で実施する「雇用維持型」は、雇用されている従業員間で、仕事を分かち合う形になります。

勤務時間や日数の弾力化、フルタイムのパートタイム化などの手法により、社会全体で雇用機会を創出する「多様就業対応型」は、現在の労働者と潜在的な労働者との間で仕事を分かち合います。