「内定を承諾する前」に確認すべきこと

2014年06年12日

「内定を承諾する前」に確認すべきこと

入社日や給与、待遇など条件を確認

内定の連絡を受けたら、承諾する前に労働条件を確認します。労働条件通知書や雇用契約書が送られてくる場合は、書面に明記されているため確認しやすいのですが、電話連絡の場合はうっかり聞きそびれて後々話が違うということが無いように。面接が終わった時点で、給与や勤務地、仕事内容など話した内容をメモしておきましょう。

■ 入社日
在職中の人は、指定された日に入社が可能か改めて確認。職場との調整が必要な場合は「○月○日までに確認します」と期限を伝えるように。

■ 勤務地、所属部署
事業所や店舗が複数ある場合は、希望と合っているかを確認します。

■ 給与(月収、賞与)
募集時や面接時と相違ないかを確認。給与交渉をする場合はここで行います。ちなみに、転職では現状維持というのが相場。欲を出して心証を悪くしないよう空気を読んで。また、給与の昇降給の仕組みなども聞いてみるとよいでしょう。

■ 給与以外の支給(通勤交通費、時間外手当、住宅手当など)
交通費の支給範囲(全額・一部)や、残業手当、住宅手当、資格手当など、募集時の条件と相違ないかを確認。

■ 勤務形態、休日・休暇、産休や育休など
シフト勤務、完全週休2日制など勤務形態を確認。また、変形労働時間制(フレックスタイム制・1カ月変形労働時間制・1年変形労働時間制)や事業場外みなし労働時間制、裁量労働制などで働く可能性があるかどうかも。産休や育児・介護休暇の取得については法律の定めがありますが、気になる場合は取得率などを聞くのもよいでしょう。また、出産後の時短勤務の有無も併せて聞いておきたいところ。その他、慶弔休暇や会社独自の休暇制度なども知りたい場合には、確認しましょう。

■ 試用期間
試用期間中は雇用形態がアルバイトという場合も。期間や待遇を確認しましょう。

■ 勤務時間
所定勤務時間、そのうちの休憩時間、時間外勤務の有無とおおよその時間数などを確認。

■ 社会保険など福利厚生
社会保険(労災保険・雇用保険・健康保険・厚生年金保険)を完備しているか、また、退職金の有無なども聞いておきましょう。

■ 契約期間(契約社員の場合)、契約更新について
有期契約の場合、更新の上限が「最長○年」となっている場合も。契約期間と契約更新の上限の有無を聞いておきましょう。

■ 転勤・異動について
地方転勤や部署・店舗異動・出向・職務変更の有無を確認しましょう。

内定承諾後の「雇用契約書」とは?

雇用契約書とは、雇用者が労働者へ給与や休日・休暇、退職や解雇など労働条件についてを明文化したもので、一般的には入社日までに双方の記名・捺印を行います。企業の「雇用契約書」の作成は義務ではなく、「労働条件通知書」や「雇用通知書」で雇用内容を示される場合も。小規模な企業の場合は契約書どころか書面を作成しない場合もあるので、入社日を過ぎても書面での明示がない場合は「雇用契約書はいつもらえますか?」と聞いてみるといいでしょう。
なお、書面で明示する義務のある項目は、仕事の場所と内容、労働契約の期間、期間の定めのある労働契約を更新する場合の基準に関する事項、始業および終業の時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間、休日、休暇、交替制、賃金の決定、計算方法、支払いの方法、賃金の締め切り、支払いの時期、解雇、退職。
また、正社員より1週間の所定労働時間が短い方の場合には、昇給の有無、退職手当の有無、賞与の有無も上記に追加して明示する必要があります。