事務向きだと思っていたら実は●●向きの性格だった！ディグラム診断の木原先生とU29女子によるオシゴト座談会-その2
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性格が怖いほど当たる！話題のディグラム診断で、仕事の悩みをズバッと解決する座談会-その1
仕事の悩みをズバッと解決する座談会
今回は事務とコールセンター管理のU29女子がディグラム診断の開発者、木原先生にお悩みを相談します。
「同じ作業の繰り返しに、やりがいを感じられません。仕事も完璧とは言えないし…向いてないのかな」
事務職Yさんの場合
事務として3年働いています。伝票の整理とかエクセルの入力とか、電話対応をやってます。悩みとしては、たまにミスで周りに迷惑をかけてしまうところ。気を付けてはいるんですが…。それと同じ作業の繰り返しにちょっと飽きてしまって、やりがいが感じられないと思うときも…
木原先生 Yさんは波形としてはM型。明るくてお調子者のムードメーカータイプ。
性格の特徴
こだわりなし！周りの人が助けたくなってしまう愛されキャラタイプ
Yさんは波形としてはM型。明るくてお調子者のムードメーカータイプ。
CP（厳しさ）がゼロ！軟体生物並み。厳しさやこだわりがないですね。自分にも他人にも甘く、かなりおっちょこちょいで天然です。でもNPが高いので人に愛され、助けられながら働けるでしょう。
事務職Yさん 確かにうっかりが多い！当たってます！！
仕事の悩みへのアドバイス
苦手な仕事は分割して着実に一つずつこなす
事務職Yさん 私は事務には向いていないんでしょうか？
木原先生 M型で事務の方もいますよ。ただYさんの波形を見ると、A（論理性）が少し低いので数字には向いていない波形ですね。仕事でいうなら、チームをまとめたりとか、対人折衝の業務で力を発揮できるでしょう。あとはカジュアルな飲み会やランチなど、インフォーマルな場で明るくみんなを盛り上げられるタイプです。もし事務処理で苦手なタスクがあるなら、分割しながら進めるといいですね。一つのタスクをいくつかに分けて、着実に一つずつこなしていく方法です。どうしても難しい場合は、数字が得意な人にお願いする方法もありますよ。
向いているお仕事は？
企画職。事務処理の仕方も工夫することを考えるとよいでしょう。
木原先生 NP（優しさ）が高くてA（論理性）が低い波形の人は、発想力を生かせる企画職が向いていますね。０から１を生み出すというより、1を10にするのが得意です。飽きっぽいので「これ面白い！」「こっちも面白い！」と、どんどん面白いことを見つけていくといいでしょう。
事務職Yさん 確かに事務処理は苦手だけど、新しいアイディアを考えるのは好きです。企画かあ…何だか前向きに仕事ができそうな気がしてきました！
「数字が苦手で、会議の日は気が重いです・・・」
私はコールセンターで派遣スタッフ管理をしています。新人さんを教育したり、チームのルール作りをしたり。悩みとしては、「数字」に弱いところ。上司に「電話の応答率を10％上げよう」とか「利益率が何％アップした」とか言われてもピンとこなくて。会議でも数字の話になると発言できなくなっちゃいます。
木原先生 Kさんの性格タイプはM型です。
性格の特徴
賑やかで明るいクラスの人気者タイプ
木原先生 Yさんと比べるとCP（厳しさ）とAC（協調性）が高いので大人のM型と言えるでしょう。そつなく明るい、クラスの人気者という感じです。
仕事の悩みへのアドバイス
数字で全てを語らずに、自分流に言い換えてみる
木原先生 A（論理性）が他より低いので数字が苦手なタイプといえますね。数字で全てを語るのは大変だと思うので、自分流に言いかえるといいと思います。
コールセンター管理職Kさん 自分流に？
木原先生 はい。数字の話に数字だけで答える必要はないんです。まず最初に結論をバンと数字で言ってあげる。たとえば「前回の売り上げを100％とすると今回は売上92％です。」とKさんが発言したとする。そうすると「8％の差異はなんなのか？」って聞かれますよね？そうしたら「8％の差異」を「ちょっと下がってる」と言いかえてしまえばいいんです。そのあとは、下がっている理由を言葉で説明すればOK。ようは、自分が理解できるように数字を言語化するということです。
コールセンター管理職Kさん なるほど！無理に数字で言わずに、自分の言葉で言ってしまえばいいんですね。
向いているお仕事は？
ライフスタイルに合わせて仕事を選ぶのがおすすめ
木原先生 この波形のタイプはやりたいことに一直線。もう一方で飽きっぽく転職が多い傾向があります。でも転職が多い働き方が似合っている波形とも言え、自分のライフスタイルの変化に合わせて上手く仕事を選んでいけるタイプといえます。
コールセンター管理職Kさん 転職回数は結構多いです（笑）。じつは将来自分のお店を持つ夢があるので、それに向けて色々経験したいと思っているんです。お店を持つようなことは、私に向いてますか？
木原先生 いいと思いますが、一人ではだめです。数字に強くロジカルに考えられる人と一緒に始めてください。見積もりをチェックしてくれたり、足りない物資を揃えたり、計画を立てたり、そういうことができる人と働くのがいいでしょう。
コールセンター管理職Kさん 私自身転職が多いことをマイナスにとらえがちでしたが、自分の希望する働き方とかキャリアアップを目指すなら、転職も有りなんだなと思えました。お店を開くのも不安でしたが、数字ができるパートナーを見つけられれば実現に近づけそう。がんばって探してみます！
座談会に参加したU29女子の感想
百貨店販売員Mさん自分の苦手な部分が分かってよかったです。これを機に、あらためて自分を見つめなおしたいです。
事務職Yさん 私には事務しかできないのかなと思っていたけど、意外な可能性が見つか
って嬉しいです！転職についても考えてみようかな。
コールセンター管理職Kさん 自分でもそうかなって感じてた部分を、言葉にして教えてもらえてスッキリしました！数字に強くないという点をカバーしながら、自分の強みを伸ばしていきたいです。
監修：木原 誠太郎（ディグラム・ラボ 所長）プロフィール
1979年1月16日生まれ（37歳）京都府出身。電通やミクシィでマーケティングを担当し、さまざまな企業のマーケティングコンサルティングに携わる。2013年、ディグラム・ラボを設立。心理学×統計学で人間の本音を分析し、カウンセリングするプログラム「ディグラム」の研究を進めながら、同時に事業展開を行う。「オイコノミア」（NHK）、「有吉ゼミ」「好きになった人」（日本テレビ）「とくダネ！」（フジテレビ）などテレビ出演多数。