ドキドキの人事異動。上司との面談で好印象を持たれる4ポイント

2014年09月25日

ドキドキの人事異動。上司との面談で好印象を持たれる4ポイント
人事異動で初めて仕事をする上司と対面するときは緊張する半面、自分のいいところを見せるチャンスでもあるもの。そこで、上司から好印象を持たれる方法を人財育成トレーナーの美月あきこさんにうかがいました。

外見的な雰囲気づくりで頼もしさをアピール

働く女性は身だしなみも大きな武器の一つ。服装やヘアメイクはもちろん、爪もキレイに整え清潔感を心がけましょう。そして、上司と対面する際は口角を上げ、優しい表情で臨むこと。また、姿勢を正すと堂々と見え、仕事への自信を表すことができ「頼もしい存在が入ってきたな」と思わせることができますよ。

面談最初はあいさつ・盛り上げ・実績を簡潔に

上司面談で最初に話すことは「初めまして」のあいさつです。そして、「この度、一緒に働くことができて光栄です」のような相手の気分を上げる一言を伝えましょう。そのうえで、前の部署で任されていた仕事内容を1分程度の短さで話します。ここでのポイントは時系列でダラダラと話すのではなく、アピールできる実績や経験を簡潔に伝え「この経験を生かしてこちらの部署でも良い仕事をしてお役に立ちたいです」と締めくくります。自分の実績を知ってもらうことで上司も新たなミッションを話しやすくなりますし、無駄のないまとまった話し方に信頼感を抱いてもらえるはずですよ。

話を聞く態度にも真摯さを

上司との面談では手帳とペンは必携。話した内容を頭に入れてきちんと覚えます、という意思を見せてください。前傾姿勢でメモを取りながらも、時には相手の目を見て話に耳を傾けていることをアピールしましょう。そして、適度なタイミングで相づちを打つことで「話をしっかり聞いているな」と思われるはずです。

締めくくりは喜び・感謝・決意を見せる

上司からミッションを聞いた後は、言われたことを復唱し、上司と共に確認作業をしましょう。そのうえで「一緒にお仕事ができてうれしいです。本日は丁寧にご説明くださりありがとうございました。これから貢献できるよう努力いたしますので、よろしくお願いいたします」と締めくくります。“喜び、感謝、これからの決意”の3つのポイントを伝えることが大切ですよ。

美月あきこさん■プロフィール
人財育成トレーナー
美月あきこ

日系、外資系の航空会社にて17年間客室乗務員として勤務した後、その経験を活かし人材育成会社を設立。お客さまサービスに携わる現場スタッフ教育のコンサルティング、講演などを積極的に行っている。著書や雑誌掲載も多数。

オフィシャルサイト http://ameblo.jp/lucille/