ラララとらばーゆ総研100人調査 医療~看護師にオシャレは必要?について

100人調査[医療版]
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お題
看護師さん100人*「看護師にオシャレは必要?」について
看護師にオシャレは必要?
グラフ01
職場でアクセサリーはどこまで許されていますか?
グラフ02
※調査会社によるインターネット調査を2007年12月に実施。対象は関東・東海・関西エリアに在住する、医療系職種に就業中の女性100人。
とらねこのつぶやき
患者として病院に行く人間からしたら、看護師さんがどんな格好をしていたかってのは、あまり記憶に残らないもの。だって、みんな病気を抱えているから自分のことで精一杯なんだよね。とはいえ、イケイケ派手派手の看護師さんであれば、それはそれで目について「ムカッ」ときそう。きっと私たちって無意識のうちにも、看護師さんとは「やさしくて病気の自分を励ましてくれる存在」だと思い込んでいるんだろうね。とはいえ、看護師さん自身からしたら、いくらやりがいを感じる仕事といっても、いつもいつも病人を相手に仕事へのモチベーションを保つのって一苦労。だったら、見えないところで密かにオシャレをするってのもいんじゃない? 要は患者さんも自分も気持ちいい現場が保てればいいってこと。病院に限らず、みんなが気分よく過ごせる職場というのは、仕事の効率も質もあがるってことよ。
看護師だってオシャレをしたい!
52人はオシャレに賛成。
ただし、ひかえめであるのが条件

「看護師さんと言えば、白衣の天使」という考え方はもう古い! 今ではパステルカラー調のピンクの天使やブルーの天使だっているからだ。とはいえ、「看護師さんがオシャレをしている」というのは、まだまだイメージしにくいもの。ということで、今月は看護師さんのオシャレの実態について聞いてみました。

「看護師さんにオシャレは必要かどうか」を聞いてみたところ、必要と答えた人が52人。どちらとも言えないという人が42人。不必要という人が6人。アクセサリーとしては「ひかえめなイヤリングやピアス、ネックレスならOK」という人が44人。「まったくのNG」が32人。ちなみにグラフにはないけど、ネイルについては「透明マニキュアならOK」という人が41人いました。

 ナマ声にもあるように、医療の現場に求められるものはやはり清潔感。「TPOに合わせて」ということを考えるならば、やはり許されるのは「ひかえめなオシャレ」というのは納得できるところ。それでもやっぱり女性たるもの、多くの人が、白衣やペディキュア、ナースシューズなどでオシャレを楽しんでいるのには脱帽しました!

オシャレで、どんな工夫してる?
どの仕事であっても、女性らしくステキに見えるのならいいと思う。ただし、診療の邪魔になってはいけないと思う。ネイルだって限度があるはず。ネックレスやピアスは邪魔にならないから、けっこうみんなしています。(愛知県、25歳)
アクセサリーははっきり言って感染管理の面からNG。ネイルアートも清拭するときとか邪魔だと思うので、自分的にはNGですね。あとは清潔で動きやすく、というのを重視。髪形をスプレーでばっちり決めても入浴介助すれば終わりですし…(笑)。(大阪府、29歳)
勤務日はナチュラルメイクですが、ひかえめなピアスにかわいいナースシューズを履いたり、できる範囲でのおしゃれを楽しんでいます。でも、休日はアイシャドウを変えてみたり、付け爪をつけますよ。(大阪府、31歳)
ネイルはだめだけど、ペディキュアはやってます。見えないとこのおしゃれは派手に楽しまなくちゃ。(愛知県、31歳)
白衣は病院支給のものは着ずに、毎回デザインの違うかわいい白衣を着て、仕事のモチベーションを上げています。(神奈川県、35歳)
普段はメガネをかけ、眉毛をかいて、チークをつける程度ですが、休日はかなり派手なメイク。いつも別人だと言われます。(東京都、26歳)
医療の現場では第一印象が大切なので、清潔感のある格好をしなければならない。オシャレは仕事以外ですべきである。(三重県、35歳)
構成・文/堀家由紀子、デザイン/河村俊子