ラララとらばーゆ総研~働く女性500人の気になる!マネー事情 ~貯蓄編
みんな意外とガッチリ貯めてるなぁ、というのが正直な感想。500万円以上の貯金となると正社員として働いている人が多かったが、アルバイト・パートでも200万円近い貯金をしている人が3割近くいた。そして、全体で見ると前回の調査時よりも「100〜300万円未満」の層の数値が7%アップ。それに反して、「10万円未満」「10〜50万円未満」のゾーンはパーセンテージが下がるという現象が起こっていた。このご時世だからこそ、消費よりも貯蓄にまわして万が一の事態に備えているといえるのかも? そして、30代に入ると貯めている人とそうでない人の差がグーンと広がっている傾向も。20代から貯蓄を意識することで、この差は縮まるのかもしれないね!
1万円未満というコツコツ貯金派と、5万円以上をドカンと貯金派がほぼ同数と両極にわかれる結果となった、月々の貯金額。貯蓄方法としては、コツコツ派は口座にあまったお金を貯金しているという人が多く、ドカンと派は定期預金で給料日に引き落とされるようにしている人が多かった。しかし、「あまったお金を」という場合、貯金ができない月もあるわけで…。計画的に貯めていきたいなら定期預金など気軽な資産運用法から始めてみるといいのかも。当然ながら年収が高い人ほど多く貯金をしている傾向にあり、月々10万円以上というツワモノが6.7%も! うらやましい!
ハッピーな人生を過ごすためには、多いにこしたことがない貯蓄。結婚費用、老後、病気などなど理由は様々だが、何かに「備えて」貯金をしている人がほとんどだった。結婚費用はさておき、年金問題など、将来の収入源が不安視される世代だけに当然の結果といえるかもしれないね。そして全体的に見ると、旅行などの娯楽費用にあてるためという人が少ないのも特徴的だった。しかし、「貯蓄をしている」と答えてくれた人は、どんな理由であっても「目的」がある人がほとんど。そこで「貯めたいけど貯められない」という人にアドバイス! 20代は習い事などスキルアップを目的とした自分への投資は厭わないほうがいいのも事実。でも、貯蓄を増やしたいのであれば、まずは貯蓄をする目的を設定! そして、ボーナスがある人は「月給の10%」、ない人は「月給の10%以上」を1つの目安に定期預金などを始めてみよう。実家暮らしの人は、もちろんもっと上を目指してみてね!
- 年収800万円、月収44万円、夏のボーナス70万円
- 月々5万円を定期預金
- 賃貸物件にひとり暮らし(家賃14万円)
- 貯金の目的は「マンション購入のため」
- ランチは外食派。1回平均800円
- 月々の洋服代は約3万円、コスメ代は2万円
- 人生で最も高い買い物は、ブランドバッグの購入
前回の調査では約33.4%の人が資産運用に関して「行っているものはない」と答えていたが、今回の調査では24.7%に減少。そして約30%だった定期預金の利用者は、今回の調査では47%に増加。さらに、株や投資信託などハイリスク・ハイリターンの金融商品を購入している人も! 収入が減っているからこそ、きちんとお金を管理して、将来や不測の事態に備えようという意識が強くなっているよう。「こんな時代だからこそ、自分の身は自分で守る!」。これはもはや、働く女性の常識となりつつあるのかも!?