ラララとらばーゆ総研100人調査 美容~アシスタント時代のお金のやりくり

100人調査[美容版]
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お題
美容師さん100人*「アシスタント時代のお金のやりくり」

「アシスタント時代に使えるお金は
 1カ月いくらですか?」

※現在アシスタントの人は現在の状況を、過去にアシスタントだった人はそのときの状況を回答。
グラフ01
「アシスタント時代にファッションにかけるお金は
 1カ月いくらですか?」
※現在アシスタントの人は現在の状況を、
過去にアシスタントだった人はそのときの状況を回答。
グラフ02
※調査会社によるインターネット調査を2007年12月に実施。対象は関東・東海・関西エリアに在住する、美容師・理容師の男女100人。
とらねこのつぶやき
豊かで恵まれた日本に過ごす私たち。でも、美容師の卵のみんなは、こんな貧乏暮らしをしながらも自分の目標に向かって頑張っているんだね。本当に恐れ入っちゃいます。ほかのみんなはそこまで頑張って何かの目標に向かったことはあるかな? 「若いころの苦労は買ってでもしろ」。昔の賢人はこう言ったものだよ。苦労は苦労で終わることはない。必ず実となり花となるのです。もし今、何か苦しいこと、キツいことがあるなら、自分の目標をもう一回見直してみよう。もう一度、頑張れる勇気が湧いてくるはず!
1カ月に自由に使えるお金は
2万〜3万円未満が24人。ファッションにかけるお金は1万円以下に抑える人多数

 美容師のアシスタント時代の貧乏話はよく耳にするけど、その実態やいかに!? ということで、今回は美容師さんにアシスタント時代のお金の苦労について聞いてみました。

 1カ月に自由に使えるお金を聞いてみたところ、最も多かったのは2万〜3万円。ボリュームゾーンとしては1万〜5万円。であれば、それほど悲惨というわけでもないのでは? と思いきや、そのコメントは惨たんたるもの! 多くの人は美容師として必要な道具やレッスンにお金を費やし、削れるところは食費だけ。中には「1週間0円で過ごしたことがある」という人もいて、これが本当に21世紀の若者だろうか…と思わせる美容師アシスタント像が浮かび上がってきました。

 また、美容師さんといえばオシャレのお手本のような存在。やはり、アシスタントであっても先輩から「洋服にお金をかけるように」と言われるようで、自由に使えるお金の中からなんとかやりくりしているよう。アンケート結果としては、ファッションにかけられるお金は1万円未満が54人。意外と安かったのは、最近はアシスタントには制服が貸与されることが多いからなのかもね。

アシスタント時代のお金にまつわる苦労を教えて!

給料が安くて貯金を使い果たし、家賃が払えなくなって親に土下座をして払ってもらうことになった。(男性、29歳、埼玉県)

私は食費を削っていました。昼食は100円のおにぎり1個、100円のパック飲料1個で、税込み210円でした。(男性、30歳、埼玉県)
生活費がなさすぎて消費者金融に借金した。(女性、24歳、埼玉県)
ウィッグとか道具にお金を使って、まったく遊びにいけなかった。1カ月1000円で過ごしたこともあった。(男性、26歳、大阪府)
先輩と飲みに行っても給料が違うので、おつまみを頼めず塩やソースをおかずに飲み会に付き合っていた。(男性、28歳、千葉県)
実家から食料をもらって作り置き。家計簿をつけ、一週間0円で過ごしたのが何度もある。(女性、32歳、東京都)
給料が安いが、洋服にお金をかけろと言われ大変だった。(男性、33歳、東京都)
カットウィッグを1カ月の間に3ダース程購入するので、それにお給料のほとんどを費やし、しかも一人暮らしだったのでまたまたお金がなく、1年程はパンの耳ともやしが主食でした。それでもお金がないときは自社の美容製品の内職もしてました。(女性、33歳、愛知県)