働く女子のリアルマネー事情:ボーナスのリアルデータ
派遣スタッフの平均が0.7万円、かつ10万円未満と答えた人が98.1%いたため、全体平均も22.4万円とやや低い水準に。契約社員も64.5%が10万円未満だが、正社員は50万円以上が40.8%、150万円以上も5.6%いて、雇用形態ではっきりと差が出た。ただし、正社員でも5人に1人はボーナスが10万円未満、年齢別に見ても、各年代で過半数以上が10万円未満。不況の影響もあるだろうけど、正社員、年齢問わず、ボーナスが当たり前にもらえる時代は終わったのかも…。
昨年の調査では「支給されなかった」が53.2%だったので、今年の30%というのは状況が改善している証拠。ただ、ボーナスが支給されたとしても上がることはないのが現実のよう。「ボーナスに頼らなくてもいい=月収が安定している」というのがこれからの仕事選びの基本かもしれないね。
- 昨年は新入社員でボーナスはあまり貰えなかったので、今年はアップしてうれしい。(23歳・広報・正社員)
- 上がったといっても、月収が減った分がボーナスになっただけ。(34歳・品質管理・契約社員)
- 今回は額が上がってうれしく思っています。今後もボーナスアップを目指して努力だけは惜しみません!(27歳・イラストレーター・正社員)
- 人員削減で仕事は増えたが、ボーナスは少なくなった。(38歳・営業事務・正社員)
- 月収は低くても、ボーナスだけは良かったのに…。(34歳・一般事務・正社員)
- 業績は悪化、経営は危機的状況。ボーナス云々と言っている場合ではありません。会社が倒産をして職を失う前に転職あるのみ!(27歳・営業事務・正社員)
最高ボーナス額はこの人!
Bさん(33歳)
既婚/夫と同居(賃貸マンション)
特許事務所・特許事務/正社員 ●ボーナス/300万円
●年収/650万円、月収/30万円、残業/月0円
●貯金総額/1430万円(普通預金250万円、定期預金600万円、株式投資80万円、個人向け国債500万円)
●1カ月の生活費/10万円(家賃負担額6万円、自炊1万円、食費・交際費2万円、通信費3000円、ランチ1万円、ファッション5000円)
● 節約/ スーパーで見切り品をたくさん買う。1カ月平均5000円を節約
●1回のランチ代/400円
既婚/夫と同居(賃貸マンション)
特許事務所・特許事務/正社員 ●ボーナス/300万円
●年収/650万円、月収/30万円、残業/月0円
●貯金総額/1430万円(普通預金250万円、定期預金600万円、株式投資80万円、個人向け国債500万円)
●1カ月の生活費/10万円(家賃負担額6万円、自炊1万円、食費・交際費2万円、通信費3000円、ランチ1万円、ファッション5000円)
● 節約/ スーパーで見切り品をたくさん買う。1カ月平均5000円を節約
●1回のランチ代/400円
全体的に昨年よりダウン傾向だけど、月収では正社員の約4割、契約社員・派遣スタッフでも約2割は25万円以上という結果。雇用形態別に見るとボーナスの有無が年収差を生んでいて、特に正社員は全体の8割以上にボーナスが支給され、その結果、約55万円も平均を上回っている。これだけ見ると正社員として転職するのがベストのようだけれど…。収入に関するコメントで、低収入でも職場環境がいい人は満足度が高いのも事実。収入、職場環境など、さまざまな条件の優先順位をどうつけるかが、今後の転職活動では重要かもね。