ラララとらばーゆ総研100人調査 ファッション~女性の多い職場って大変?

100人調査[ファッション版]
「ラララとらばーゆ総研」トップ
お題
販売員さん100人*「女性の多い職場って大変?」
「ファッション業界は職場の女性比率が高いケースが多いですが、女性が多い職場は大変?」
グラフ01
「女性が多い職場では、どんなことが大変?」
※Q1で「すごく大変」「やや大変」と答えた人の回答を集計
(複数回答)
グラフ02
※調査会社によるインターネット調査を2007年12月に実施。対象は関東・東海・関西エリアに在住する、販売職に就いている有職者100人。
とらねこのつぶやき
今回、「女性の多い職場」というテーマでアンケートをしてみたのだけれど、結果を見てみれば、これって女性の多い職場に限らずあること。大変さの1位だった「感情の起伏がある人への対応」については、実際には男性にもそんな人はたくさんいるし、2位の「派閥」についても男性の出世争いに対する派閥間闘争はかなり陰湿で激しいというウワサも。ただ、「女性は…」と思われてしまいがちな背景には、男性のほうが「ビジネスパーソン」としての仮面をかぶることが上手な人が多いのかもね。でも、それって「仕事のプロになりきれている」とも言いかえられること。男女雇用機会均等法が施行されてすでに22年。同じ「女性は…」と言われるのであれば、「女性だからこそ」の優位性で誉められるようになりたいものだね。
女性の多い職場に
大変さを感じている人は53人。
30人の人が「職場に派閥がある」と回答

「女性が多い職場ってなにかと面倒」。そんなイメージを持っている人もいるんじゃないかな? でも今回、女性の多い職場である販売の現場の職場事情を聞いたところ、意外や意外、「すごく大変」と答えた人はたったの15人。「少し大変」と答えた人まで含めれば、53人の人にはのぼるけど、「特に変わらない」「むしろ楽」「とても楽」と答えた人が40人いたのは、いい意味で驚きでした。

 次に、少しでも大変さを感じている人に限定して、何が大変かを聞いてみたところ、最も多かったのは「仕事と関係なく感情の起伏がある人への対応」と答えた人が34人。次は「派閥がある」と答えた人で30人。また、ナマ声を見てみると、そんな大変さから逃れるには、「変に深入りしない」「悪口などを聞いたときに同調しない」というのが一番のコツみたい。また、特徴があったのは男性のコメント。みんなが口をそろえたように「中立を保つ」「平等に接する」と答えているところからは、女性の多い職場で苦悩する男子諸君の姿が垣間見られました。

女性が多い職場だからこそ、気をつけていることは?
女性は、ちょっとした一言で態度が変わる事があるので言葉には気を付けている。(神奈川県、38歳、男性)
深入りはせず、とりあえず笑顔で応対。腹いせで怒られることが多々あるが、本気にせず、とりあえずうなずいておく。(東京都、28歳、女性)
過度に目立つファッションや、逆にファッション性の低い格好にならないように見た目には気を付ける。(奈良県、28歳、女性)
職場の人の悪口は言わない。また誰かの悪口を聞かされても同意しない。(千葉県、34歳、女性)
特定の人と深く仲良くならないよう、食事のお誘いにはあまり乗らなかったり、いろいろな人と話すようにしています。(愛知県、25歳、女性)
とにかく皆平等という意識を強く持って接する。(埼玉県、38歳、男性)
プライベートと仕事をきっちり分ける。先輩へはいやらしくない程度におだてて機嫌を取る。後輩には干渉しないでサバサバした態度で接する。怒るときと普段のときのメリハリをつける。(東京都、26歳、女性)
中立を保つ。(東京都、32歳、男性)
友達チックになり過ぎないように一線を引く。(三重県、28歳、女性)