ラララとらばーゆ総研100人調査 ファッション～ファッション業界は転職回数が多いと有利？　不利？

「転職回数」とは業界問わず、話題になるテーマ。その中でも、「ファッション業界では転職回数の多さが採用に有利に働くのでは？」というウワサを耳にし、実際、この業界で働いているみんなに、どう思うかを聞いてみました。

　ちなみに今回100人のうち転職歴のない人は45人。転職経験のある人では転職回数1〜3回という人が多かったよう。また、転職回数最多の人は、なんと20回（女性、27歳、大阪府）！　これまた、27歳にして20回ってのはかなりなもの。ちなみに、この方のご意見によると「転職回数の多さは、いろいろなアイテムを扱ったことが経験としてアピールできるので有利」とのことでした。

　全体として見てみると、転職回数が多いことがファッション業界で仕事を得る際に有利と答えた人が47人。不利と答えた人が11人。わからないと答えた人が42人。ちなみに「わからない」人たちのほとんどが転職回数が0〜1回。自分自身の経験がそれほどないから、判断がつかなかったのかもしれません。そんなことを考えてみれば、「転職回数は多いほうがファッション業界では有利」という意見に軍配が上がったのでは？

　とりあえず、みんなの意見、生コメで見てみましょ。

転職回数が多いと有利？　不利？

有利。知識が増える。流通がわかる。（女性、28歳、東京都）

有利。実際にいろいろな商品を身に着けてみるという経験の多さがものを言う世界だと思います。（男性、30歳、静岡県）

有利。他社との比較ができるので、それを活かした接客ができる。（女性、34歳、埼玉県）

有利。素材や縫製に関して専門知識が増えるから。（女性、32歳、愛知県）

有利。いろいろな販売方法などを知ることができる。（女性、20歳、千葉県）

不利。勤務期間が短いので、長続きしないと思われる。（女性、25歳、東京都）

不利。回数が多くなると、たくさんのブランドを経験しても知識として得ているものは少なく感じる。（男性、27歳、大阪府）

わからない。転職回数というよりもスキルや性格によると思う。（男性、38歳、神奈川県）

わからない。経験してきたブランドによると思う。外資系ラグジュアリーなら良いが、国産キャラクターブランドは経歴として軽く見られたりするのでは？　（男性、32歳、東京都）

わからない。系統が似ていれば客層も似ているので有利だとは思うが、系統がまったく違うのであれば不利になるのではないかと思う。が、経験にもなるのでなんとも言えない。（女性、26歳、東京都）