ラララとらばーゆ総研100人調査 美容~カットモデルを見つけるのって大変?

100人調査[美容版]
「ラララとらばーゆ総研」トップ
お題
美容師さん100人「カットモデルを見つけるのって大変?」

「カットモデルを獲得するのは大変ですか?」

グラフ01
「カットモデルを1人獲得するのに、平均どのくらいの時間がかかりますか?」
グラフ02
※調査会社によるインターネット調査を2007年12月に実施。対象は関東・東海・関西エリアに在住する、美容師・理容師の男女100人。
とらねこのつぶやき
とらネコとして個人的な経験をもとに語れば、カットモデルのハントが難しいのは、「練習台になるのなんてまっぴら!」ってことよりも、「忙しくて時間ないよ!」ってときに声をかけてくるからなんじゃないかなぁ。そうでなくても美容院って時間がかかるもの。「1000円で10分カット」って理容院におじさんが列をなすのとはまったく異なるんだよね。そうなるとやはり、みんなが工夫しているように、学生とか、しばらく美容院に行ってなさそうな人に「タダ」って言葉でつるってのが一番簡単な方法なのかも。でもさ、美容院に行く立場の人からしたら、それを利用しない手はない。時間があって、タダで髪の毛を切りたいと思ったときは、美容院の多いエリアを散歩してみることだ。そうすれば、美容師さんもあなた自身もハッピー。仕事でもなんでも、お互いウィンウィンであるのが理想の関係。カットの仕上がりに超こだわりがあるのでなければ、あなたも次の休みには美容院エリアに出かけてみるのもいいかもね。
カットモデルの獲得は大変と答えた人は80人!
一人をハントするのに
30〜60分はかかるのがザラのよう

 街を歩いていると、ちょっとこじゃれた感じのお兄さんやお姉さんが愛想笑いをして近づいてくる。そんな経験がある人も多いのでは? 何を隠そう彼らはヘアカットの練習台探しのハンターたち! 狙った獲物を捕まえる。それが彼ら・彼女らの仕事なのである。でも、普通であれば、知らない人から声をかけられたら不審がるもの。そう簡単に「あぁ、そうですか。お願いします」とはいかないよね。そこで今月は美容師さんにヘアモデルの獲得事情について聞いてみました。

 まず、カットモデルの獲得が大変かどうか聞いたところ、「すごく大変」「まあ大変」という人が80人。ハンティングとはそうは簡単にいかないものなのだね。で、カットモデル一人を獲得するのに要する時間で多かったのは、平均30〜60分。街頭で知らない人に声をかけ、60分も断られ続けるというのは、つ、つらい…。これはカットの練習だけでなく、忍耐を学ぶ場にもなってるのでは? と思わず考えてしまいました。

 ちなみに声をかけるテクニックとしては、「『タダ』という言葉につられそうな人」や「しばらく美容院に行ってなさそうな人」を選ぶというのが大多数。人の弱みにつけこんだうまい方法ですな(笑)。あとは上級者になれば、「あなたは特別」的な自意識をくすぐる言葉を使うこと。みんないろいろ考えているのだね。

カットモデルの口説きのテクニックを教えて!

カジュアル系ファッションをしている人や、ショップの店員とか、学生さんなど、時間に融通がききそうな人。「イメージにピッタリなので、是非おねがいします。カウンセリングもしっかりして、納得した上でしますので」と取りあえず、安心感を与えてから、具体的に話を進める!(男性、29歳、千葉県)

お金のなさそうな学生。髪形にこだわりのなさそうな人に声をかける。(女性、33歳、神奈川県)
おしゃれで、少し個性的な髪形の人。頭の形や、顔のキレイな人。(女性、23歳、大阪府)
カラーリングしてしばらくたった、頭がプリン状態の人か、パーマをあててけっこう時間がたってる人。(女性、25歳、京都府)
「無料」を強調した言葉で誘う。(男性、26歳、東京都)
スタイル、顔が良い方に「モデルを探しておりまして、写真をとり、ホームページに載せさせて下さい」と言う。(女性、32歳、東京都)
信用してもらうために店のパンフレットや店内写真と名刺をもって粘り強くアタックする。(男性、30歳、兵庫県)