転職トレンドレポート2009 転職活動の期間は?応募社数は?

転職トレンドレポート2009〜いまどきの転職活動って?〜

「会社を辞めてしまった」「どうしても転職したい」、そんなあなたに2008年10月以降に転職できた先輩が、どんな転職活動をしたのかレポートします。出典/とらばーゆで実施したアンケートより、2008年10月以降の1年間分を集計。

レポート1 転職活動の期間は? 応募社数は?

report1 転職活動期間は、「1カ月〜3カ月未満」が最多。6社以上に応募した人は50%以上

Q 転職活動期間はどのくらい?

円グラフ/〜1カ月未満 27% 1カ月〜3カ月未満 47% 3カ月〜6カ月未満 11% 6カ月以上 15%

最も多かったのは、転職活動期間が「1カ月〜3カ月未満」の人。全体の約半数にあたる47%を占めた。その次に多いのが「1カ月未満」の27%で、3カ月未満で転職活動が終わった人は、全体の74%にもなる。求人件数が比較的多かった2007年9月〜2008年10月までに転職した先輩に対するアンケートと同じ水準だった。もし、なかなか採用に至らない場合は、転職の目的を再度整理する、自己PRを変えてみる、応募条件を見直すなど、これまでの活動を振り返ってみて。

Q 応募社数はどのくらい?

円グラフ/1社 11% 2社 18% 3社 9% 4社 2% 5社 7% 6〜10社 22% 11〜20社 13% 21社以上 18%

「本当に行きたい1社にだけ応募したい」というのが転職したい人の本音。けれども、転職した先輩たちの応募社数を見ると、「6社〜10社」に応募した人が22%で、最も多かった。また21社以上に応募した人が18%いることには驚いたのでは? けれども、心配するのは損かも。アンケート結果を見る限り、1〜3社に応募し内定をもらった人は、全体の約40%のみ。つまり半数以上にあたる約60%の先輩が4社以上に応募しているので、数社に応募して内定が出なくてもあきらめないで。

ここに注目!

今回のアンケートからわかったこと。それは、昨年秋以降に転職活動した先輩たちは、それ以前と同じく1〜3カ月の間に活動した人が最も多く、応募社数は前回アンケートよりも増えていた。一定期間に集中して複数の企業に応募するのが、平均的な活動だったよう。

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