働く女子のリアルマネー事情:総貯蓄編
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昨年の調査では平均292.9万円だったのに対し、今年は35.8万円もアップ。全雇用形態において昨年を上回った。正社員の5人に1人は600万円以上、派遣スタッフ・契約社員も過半数は100万円以上の貯蓄があり、がっちり貯めている模様。年齢別では1000万円以上貯蓄がある人は20代では0%だが、30〜34歳で7.4%、35〜39歳で8.6%と、年代を追うにつれ増加。逆に貯蓄なしの人は年齢を追うにつれ減少することはなく、各年代で貯蓄のある・なしの差が大きくつく結果となった。
上記の雇用形態別、年齢別平均を見ると、みんな結構貯めているなという印象。雇用形態別では、昨年と比べ正社員は約66万円、契約社員は約120万円、派遣スタッフは17.5万円の差をつけ上回っている。にもかかわらず、現在の貯蓄には大半が不満足という結果。不景気が続くご時世、貯めても貯めても不安ということ!?
1位が「自分の将来のため」、2位、3位も来るべき「将来」を想定していて、年金問題など不安が多い時代を反映した結果に。ちなみに将来受け取れる公的年金は、平均的サラリーマン世帯で夫婦あわせて月に24万円、シングル女性(正社員)の場合13万円(平成17年度社会事業の概況)。60歳以上の支出平均は夫婦で約24万円、シングル女性で約18万円(平成18年度総務省調べ)だから、シングルの場合月6万円も不足。貯金がないあなた、肝に銘じよう。