ラララとらばーゆ総研100人調査 美容~カットのときに心がけていることは?

100人調査[美容版]
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お題
美容師さん 100人「カットのときに心がけていることは?」

カットの際、一番に心がけていることは?

グラフ01
カットの際、お客さまに見られているとやりにくい?
グラフ02
※調査会社によるインターネット調査を2008年3月に実施。対象は関東・東海・関西エリアに在住する、美容師・理容師の男女100人。
とらねこのつぶやき
ほら、手を使うお仕事の人って――例えば、バーテンダーさんとか――とっても指の使い方がきれいじゃない。だから今回は、同じく手を使う美容師さんも、手の使い方を気にしているのかな? と思ったんだけど、「美しいパフォーマンスも大事だけど、お客さまの希望に沿ったスタイルを作ることや、接客面が大切」と思っている美容師さんが多かったみたい。「お客さまの希望をかなえるのが第一!」ってことなんだね。

ちなみに「嫌なお客さま」では、(1)頭を動かす(雑誌を読みふける、とにかく動く、途中で髪を触る)人(→カットしにくい)、(2)美容用語を知ったかぶりで言う(→プロに知ったかぶりで、それも間違った用語で話しかけるな!)、(3)スタイルを途中で変更する(→カウンセリングした意味ないじゃん!)という意見が代表的でした。この3つに気を付ければ、私たちも希望通りのスタイルにしてもらいやすくなるってこと。今月はお客さまの立場の私たちには勉強になるナマ声でした!
「手先がキレイに見えるように意識している」
人は24人! 「笑顔」「話題」などの
接客面に気を配る人も多数

シャキシャキシャキっと小気味いい音を立てて、カットしてくれる美容師さんたち。よく聞いているとハサミの種類やその人のクセで髪の毛を切る音が違っていたりして、いろいろと面白い発見があるもの。そこで今回は、美容師さん100人に「カットのときに心がけていること」について聞いてみました。

心がけているのは、「手先がキレイに見えるように意識している」という回答が最多で24人。次いで、「笑顔」が23人。「その他」では、「どのようなスタイルにカットしているか、お客さまにわかりやすく説明しながらカットしています」(25歳、女性、大阪府)、「その人の髪の毛のクセを見ながら全体のバランスを考える」(女性、32歳、兵庫県)といった意見が見られました。

そして、「カットのときにお客さまに見られることをどう思うか」については、「やりにくさはない」と答えた人が圧倒的で57人。確かにそれがお仕事だから、いちいち緊張しているわけにはいかないよね(笑)。

そして今週のナマ声は「カットのときに嫌なお客さま」について。切ってもらっている立場ではなかなか気が付きにくい、いろいろな意見が集まりました。

カットのとき、嫌なお客さまってどんな人?
落ち着きがなく、チョコチョコちょこちょこ動く方。子どもは仕方ないと思うが、非常に切りにくい。(女性、32歳、群馬県)
雑誌を読むのに下を向く人。スタイルを確認しづらいし、切りにくい。(男性、27歳、大阪府)
ヘアカタログを持ってきて、「この髪形のサイドの感じ、前髪はこっちの人みたいで、後ろ髪はこっちの人…」とカットライン的に無理なことをいうお客さま。(女性、32歳、群馬県)
とにかく細かい人。(女性、33歳、東京都)
途切れることなくしゃべり続けるお客さま。声が小さすぎて聞き取れないお客さま。(女性、27歳、千葉県)
注文を後から付け加える方や、切ってる最中に必要に確認しようと動く方。(男性、31歳、東京都)
無茶苦茶な注文。こちらはプロなのに、中途半端な知識をひけらかすかのように言ってくるから、正直ウザい。お客さまだからむやみに否定もできないし最悪。(男性、26歳、大阪府)
カットを始めたとたんに前後にゆれながら寝るお客さま。話しかけても無駄だった。(女性、27歳、静岡県)
意味もわからないまま、美容用語で「レイヤー」やら「シャギー」やらと髪形を説明してくるお客さま。やりたいことと、言ってることがまったく違うのに、それでも美容用語を使いたがる。一般の雑誌自体も、変に美容用語を載せないでほしい。(女性、32歳、兵庫県)
スタイルがまだできあがっていないのに、途中で口を出してくるお客さまと、カットした後にコロコロと希望のスタイルを変えるお客さま。(女性、32歳、千葉県)
切っている最中に髪の毛を触るお客さま。(男性、29歳、埼玉県)