持っている資格をすべて書いたら、アピールになる?

2016年11月30日

スキルと資格の組み合わせでアピールしましょう!

U29女子 資格をもっていると有利イメージ

資格は、ないよりは持っていたほうがアピールしやすいと言えますが
資格を持っていれば有利というのは間違い。
上手にアピールをしないと、逆効果となってしまうことも…。
実務経験や転職先で求められることなども踏まえて、資格をうまく活用しましょう。

応募書類で資格欄に記入をするときに気を付けたいこと

アピールになるかどうかは資格の内容によります。資格であればなんでも書いておいた方がいいということではありません。

募集職種の仕事に活かせる資格はポイントが高いので、記入しましょう。
一方で、仕事に無関係な資格や、お稽古事の資格ばかりが並ぶと、資格取得が趣味のように思われてしまう恐れもあります。それ自体はマイナスではありませんが、限られた面接のなかで募集職種にかかわるスキルや、応募動機をしっかりアピールするのには不要といえます。

その場合はすべて羅列するのは避け、以前の職場で身に付けたスキルやライフワークとして取り組んでいることなど、自分のバックグラウンドや人となりをアピールするのに必要なものに限定して書くようにするといいでしょう。

資格が書いてあると人事はどう捉える?

スキルはもちろん、適性、向上心や意欲を読み取っています。
希望職種に関連がある資格については、即戦力としてのアピール材料になるだけでなく、仕事に対して極める姿勢や向上心があるという印象をつけることができます。

面接で資格のアピールをすると有利になる?

転職(中途採用)においては、実績を求められるため、資格を持っていることだけをアピールするのでは不十分です。あくまでも実務を通した経験や実績をしっかりと伝えることを念頭に置いた上で、関連する資格を持っていることを言えるとよいですね。

また、これまでの仕事で、取得する必要があった資格については、業務内容と合わせて必要となる資格もきちんと取得してきたことを伝えます。

資格だけは取ったものの、実務経験がないという場合、これは、これまで必要がなかったけれども転職先では求められると考えて勉強をしていた、ということであればアピールにつながります。

趣味の分野でも資格があるのだけど…アピールに使える?

仕事や職種とは関係ない趣味の資格などについては、「チャレンジ精神」や、「ひとつのことを極める性格」など、ポジティブな要素としてアピールします。

例えば、料理が好きで調理師免許を取得していたとしたら、自己流ではなく知識や技術を身に付け、健康管理に役立てるために取得した、など取得に至った背景を伝えましょう。
物事に取り組む姿勢や、新しいことを習得しようとする意欲などを伝えることができます。