ラララとらばーゆ総研~働く女性619人のマネー事情 ~貯蓄編

働く女性619人のマネー事情 [収入・貯蓄・使い道]
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貯蓄編3000万円の貯金がある人も! けっこうみんな、ためてます
ボロボロと年金にまつわる不祥事が出てきて、将来への不安がよぎる今日このごろ。そういう時代のせいか、平均総貯蓄額465.2万円、月々の平均貯蓄額が4.1万円と、みんながっちりためている。けっこう株や外貨預金をやっている人も多くて、働く女性の資産運用への関心は予想以上に高いことがわかった。
総貯蓄額 平均465.2万円
総貯蓄額グラフ
100万円以上の貯金がある人が
過半数。3割の人が年収1年分は貯金!
「みんな、がっちりためているな〜」というのが、正直な感想。100万円以上の貯金のある人が過半数を占める。今回の調査で明らかになった平均年収330.7万円とほぼ同額の、300万円以上の貯金がある人が約3割。「年収分くらいの貯金はないと」というのが働く女性の常識になりつつある!?
雇用形態別総貯蓄額グラフ
1カ月の貯金額  平均4.1万円
貯金額グラフ
過半数が3万円以上貯金。
目標は年間50万円
年収によって差が大きく出たのが、月々の貯金額。20代の年収ボリュームゾーンの300万〜350万円の人で最も多いのは、2万〜3万円未満。年収700万円以上の半数は、月々10万円も貯金している。全体で見ると、月3万円以上貯金している人が51.7%を占め、10万円以上という人が1割も! 年金など、将来が不安になることが多いから、働く女性は20代からがっちりためている。
年収別貯金額グラフ
資産運用  平均33.2万円
ボーナス支給額グラフ
利率が良く、リスクのない
定期預金が資産運用の王道
約3割の人が定期預金を行っている。金利が低いとはいえ、普通預金に比べて利率が良く、元本割れをしない定期預金は資産運用の王道。一方で、株式を買っている人が約1割、将来への不安からか個人年金保険をかけている人が4.2%と、ハイリスク・ハイリターンの金融商品を購入する人もいて、働く女性の資産運用への関心の高さがわかった。
雇用形態別資産運用棒グラフ
最高貯金額だったのは、こんな人!
貯金最高額3000万円
Bさん(36歳)/未婚
通信会社・IT系専門職/正社員
月収38万円、ボーナス100万円、貯金総額3000万円
資産運用(定期預金100万円、外貨預金300万円)
賃貸物件に一人暮らし、家賃15万円
1カ月の生活費26万円(うち食費2.5万円、外食費2万円、洋服3万円)
国内旅行2回/年(1回4万円)、海外旅行1回/年(15万円)
ランチは弁当持参
人生で最も高い支出は、引っ越し費用40万円
みんなの貯蓄・資産運用術
天引き貯金!(28歳/教育/営業/契約社員/年収268万円)
500円玉貯金。一度入れたら、絶対に取り出さない!(28歳/金融/コールセンター/派遣スタッフ/年収240万円)
口座を複数もって、給料日に違う口座に半分以上移動させ、そのカードは持ち歩かない。 手持ちが多いと使ってしまうので最小限以下しか持ち歩かない。(24歳/医療/専門職/正社員/年収340万円)
個人年金保険の掛け金を毎月の貯金がわりにしている。(26歳/美容/IT系専門職/正社員/年収350万円)
株主優待制度のある個別銘柄(株式)を購入。(32歳/住宅・不動産/経理・財務/正社員/年収500万円)
飲み会は率先して幹事をやり、カードで支払う。たまったポイントを航空会社のマイルに換えて旅行に使う。(38歳/IT関連企業/秘書/派遣スタッフ/年収375万円)
給料日に5万円を別口座(貯蓄用に使っている口座)に移す。そこのお金は手をつけない。そして、給料日前日に普段使用の口座に20万円以上ある場合は、20万円を超えた分を別口座に移す。(29歳/サービス/営業事務/正社員/年収550万円)