U29(ユニーク) 女子プロジェクト

働く女子に聞いた「転職先選びは何を一番重視する?」

働く女子に聞いた「転職先選びは何を一番重視する?」
数ある求人から納得の一社を見つけるには、何を基準にすればいいのか、転職先選びに迷いはつきもの。みんなは何を一番重視しているのか、とらばーゆ読者にアンケートしてみました。

1位は「休日・勤務時間」

転職先を選ぶときに何を一番重視しますか?

転職先を選ぶときに何を一番重視しますか?(全体)
1位は3割近い読者が答えた「休日や勤務時間」。次に「仕事内容」が23%と続き、「給与」や「勤務地」、「人間関係」は2割を切るという結果になりました。

「休日や勤務時間」を選んだ人の多くは、「仕事とプライベートの区別をつけたい」(24歳/エステティシャン)とプライベート重視派。「仕事内容」を選んだ人は、「好きな仕事をしたい」(23歳/ファッション販売)とやりたいこと重視派。志向が大きく分かれることがうかがえる結果です。

ただ年齢別に見ると、重視する条件も少し違ってくるようです。

年齢が上がるほど「給与」重視派が増える

[24歳以下]

転職先を選ぶときに何を一番重視しますか?(24歳以下)
24歳以下の読者は「休日や勤務時間」と「仕事内容」の割合が、いずれも全体平均よりグッとUP。「給与」を重視する人の割合が減り、プライベート重視派とやりたいこと重視派に分かれる傾向がより強くなっています。

「休日や勤務時間」を選んだ人の中には、少数派ながら「子どもがいるので」(22歳/一般事務)と、早くから仕事と育児を両立している人も。そして、多くから聞かれたのが「オンとオフをハッキリさせたい」(24歳/一般事務)、「彼の休み(平日)に合わせたいので」(22歳/保育士)と、まさに自分の時間を重視する声でした。

「仕事内容」を選んだ人は、「厳しくても楽しいと思える仕事がしたい」(24歳/営業事務)とやりがいを優先。「自分に合った仕事内容でなければ続かないと思うから」(24歳/営業アシスタント)と、長く働くことを考えた冷静な判断も聞かれました。

[25~34歳]

転職先を選ぶときに何を一番重視しますか?(25~34歳)
25~34歳になると、「給与」を重視する人の割合がグッとアップします。「生活していくため」(33歳/広報・宣伝)と必要に迫られての声が聞かれる一方で、「転職するからにはステップアップしていきたい」(25歳/レストランレセプショニスト)、「自分のモチベーションにつながるので給与は大事」(30歳/一般事務)という人も。経験を積んで自分に自信が持てるようになってきたからこそ、その評価を「給与」という形で求める。そんな意識の変化が感じられるコメントです。

[35歳以上]

転職先を選ぶときに何を一番重視しますか?(35歳以上)
35歳以上は、お子さんの有無で回答の傾向に大きな違いが見られることが特徴です。

「給与」重視派の割合がさらに増えますが、その中でお子さんがいる方は、「子どもにお金がかかるので、大学卒業までは給与重視」(49歳/コスメ販売)と教育費を理由にする人が目立つ傾向に。また、「勤務地」を重視する人も多く「子どもがいるため、家庭に影響のない範囲で働きたい」(37歳/営業事務)と、働き方をセーブする人が見られました。

その一方で、「給与」重視派のシングル女子からは「現在の年齢や経験を正当に判断してくれた対価だから」(35歳/その他オフィスワーク)と、自分のキャリアや市場価値を大切に考える声が。20代から30代前半にかけて、経験やスキルをしっかり身に付けてきたからこその言葉ですね。

一人の人の中でも、年齢やライフステージによって転職の価値観は変わっていくはず。仕事とプライベートとのバランスをどう取るかは個人の判断ですが、もし育児などがハンデになって希望する働き方ができていないとすればそれは残念なこと。政府が「女性活躍推進」を掲げる今、時代の追い風は吹きつつあります。働くうえで本当は何を大切にしたいのか。この機会に改めて考えてみてはいかがでしょうか?

※データ概要:2014/5/29~2014/6/26、『とらばーゆアンケート』249名(17歳~56歳の女性)

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