働く女子のリアルマネー事情:総貯蓄編

収入はどのくらい? 貯蓄は? 使い道は? 働く女子322人の最新リアル・マネー事情

[貯蓄編]

最高貯蓄額はなんと7000万円! なかなか貯まらないという人は、みんなの財テク術も聞いてみたから、今後の貯蓄計画の参考にして。

Q.現在の貯蓄額は? 平均328.7万円

総貯蓄額グラフ

昨年に比べ約36万円アップ。最高貯蓄額は7000万円!

昨年の調査では平均292.9万円だったのに対し、今年は35.8万円もアップ。全雇用形態において昨年を上回った。正社員の5人に1人は600万円以上、派遣スタッフ・契約社員も過半数は100万円以上の貯蓄があり、がっちり貯めている模様。年齢別では1000万円以上貯蓄がある人は20代では0%だが、30〜34歳で7.4%、35〜39歳で8.6%と、年代を追うにつれ増加。逆に貯蓄なしの人は年齢を追うにつれ減少することはなく、各年代で貯蓄のある・なしの差が大きくつく結果となった。

雇用形態別●総貯蓄額内訳グラフ雇用形態別平均●正社員 平均466.6万円 契約社員 平均283.1万円 派遣スタッフ 平均235.1万円年齢別●総貯蓄額内訳グラフ年齢別平均●20〜24歳 161.0万円 25〜29歳 246.2万円 30〜34歳 354.8万円 35〜39歳 531.9万円

Q.現在の貯蓄額に満足している?

満足度グラフ

約8割が不満足。貯蓄はあってもありすぎることはない!?

上記の雇用形態別、年齢別平均を見ると、みんな結構貯めているなという印象。雇用形態別では、昨年と比べ正社員は約66万円、契約社員は約120万円、派遣スタッフは17.5万円の差をつけ上回っている。にもかかわらず、現在の貯蓄には大半が不満足という結果。不景気が続くご時世、貯めても貯めても不安ということ!?

Q.貯蓄の目的は? 1位 自分の将来のため

貯蓄の目的ランキング1位〜6位

約8割以上が「将来」に備えて貯蓄している!?

1位が「自分の将来のため」、2位、3位も来るべき「将来」を想定していて、年金問題など不安が多い時代を反映した結果に。ちなみに将来受け取れる公的年金は、平均的サラリーマン世帯で夫婦あわせて月に24万円、シングル女性(正社員)の場合13万円(平成17年度社会事業の概況)。60歳以上の支出平均は夫婦で約24万円、シングル女性で約18万円(平成18年度総務省調べ)だから、シングルの場合月6万円も不足。貯金がないあなた、肝に銘じよう。