医療法人健水会 あすなろ:女性がイキイキ働ける会社

2014年10月02日

医療法人健水会 あすなろ
山尾綾子さん age.29

医療法人健水会 あすなろ 山尾綾子さん働く女性を応援する社風の中で、
介護と育児の両立に挑戦しています

「祖父母に可愛がられて育った」という山尾さんは、高校卒業後、高齢の方々のお世話をしたいと考え介護業界へ。訪問介護を経て、21歳で介護老人保健施設あすなろに転職しました。以来8年。フロアチーフとして30人を超えるスタッフを束ねるまでにステップアップし、プライベートでは結婚して昨年1児の母に。この春、育休から復帰したばかりの働くママです。

介護業界では、遅番や夜勤のある入所型の介護施設での仕事は、育児との両立が難しいといわれています。事実あすなろでも、これまでは育休からの復帰先は、昼間の勤務のみのデイケアが通例でしたが、山尾さんが施設に復帰する第1号に。「若い女性職員が後に続けるよう道をつくるのが私の役目」と話し、今は夜勤のないシフトで、入所型の介護施設での介護の仕事と育児との両立方法を探ります。

そんな山尾さんを支えるのが、働く女性を応援する、あすなろの社風。女性の介護スタッフは妊娠中から夜勤が免除され、産休・育休からの復帰後の勤務形態には柔軟に対応。ときには、やはり働く母である先輩職員が、自身の休日に若いスタッフの子どもたちを預かることも。育児の負担は一時期のこと。それによって、豊富な経験を持つ職員のキャリアが断たれてはならない。その思いからのことだといいます。

医療法人健水会 あすなろ 山尾綾子さん
「出産は人生の始まり。介護は人生の後半を支える仕事。どちらも経験して、仕事の重みを一層感じるようになりました。私たちがお手伝いするのは、食事や入浴など生活の延長線上のことで、特別なことは何もありません。でも、とても大切なこと。私たちが日ごろ普通にしていることを普通に提供して、少しでも快適に過ごしていただきたいなと思います」

◆イキイキ働ける会社に出会えるコツ
あすなろへの転職は、最後は直感が決め手になったという山尾さん。施設を見学した際に、明るい大らかな雰囲気を感じたことが大きかったといいます。面接や見学で応募先を訪れたときに抱く直感も、会社を見極める大切な要素です。

◆企業概要
医療法人健水会 あすなろ医療法人健水会 あすなろ
事業内容●介護老人保健施設、訪問看護、デイケアサービス 
企業HP●http://www.kensuikai.jp/