【職種図鑑】ブライダルコーディネーターほかブライダル関連職

2010年01月01日

結婚式をさまざまな角度からサポートするプロフェッショナル

【職種図鑑】ブライダルコーディネーターほかブライダル関連職

仕事内容は?

結婚が決まったカップルに挙式や披露宴、ウエディングパーティについて専門的アドバイスを行い、企画から運営までさまざまな角度からサポートする仕事です。ブライダルコーディネーターはウエディングプランナーとも呼ばれ、式場の案内を行い、式場が決まったら打ち合わせを重ね、式のプランニングを行います。具体的にはドレス選び、招待状のデザイン、引き出物のセレクトなど、予算内でベストなプランを提案します。式ではタイムスケジュールを組み、進行をサポートします。ブライダル関連職には、ブライダルカメラマンやブライダルメイクアップアーティスト、楽器演奏のブライダルプレーヤーなども。最近ではセカンド・ウエディングやおめでた婚、プラチナ婚など、式の形態もさまざま。オリジナルの演出にこだわる人も多く、より質の高いプランニングやサービスが求められます。結婚式をどれだけ盛り上げることができるか、新郎新婦の理想にどれだけ近づけることができるかがこの仕事のやりがいです。

必要なスキルは?

資格は特に必要ありません。ブライダル関連職は、これから結婚するカップルと一緒に結婚式や披露宴を作り上げていく仕事です。そのため、お客さまの要望を聞き出す会話術、それを具体化する企画力が非常に重要。また、企画を正確に伝えるプレゼン能力や、お客さまに安心感を与え、信頼される人柄も求められるでしょう。ほか、ホスピタリティやさまざまな要望に臨機応変に対応する力や、多くのスタッフと協働できるコミュニケーション力も必須。日本ブライダル事業振興協会が認定するアシスタント・ブライダル・コーディネーター(ABC)や、カラーコーディネーター、フラワーコーディネーターなどの資格を取得すると、より専門的なアドバイスを行うことができ、転職の際に有利となるでしょう。

活かせる経験やスキル

・お客さまの要望を聞き出したり提案したりする能力
・具体的な企画やプランを立てる能力
・プレゼン能力
・ホスピタリティ
・コミュニケーションスキル

転職お役立ちデータ

●転職難易度 … ★☆☆☆☆
●平均給与 … 19.1万円
●求人募集の未経験OK比率 … 82.4%
●活躍の場
・1位 … 冠婚葬祭 42.0%
・2位 … サービス 9.2%
・3位 … レンタル 6.9%
※2012/4/1〜2013/3/31間のとらばーゆ掲載原稿より集計

身に付くこと、キャリアステップ

ゼロからものを作り上げる企画力をはじめ、コミュニケーション力、進行管理能力が身に付くでしょう。また、会場の規模や雰囲気に合うかはもちろん、新婦の体形や顔立ちに合うかなど、ドレスの知識が身に付きます。また、花、料理、音楽などの知識も増え、マナーも身に付くので、プライベートでも役立つでしょう。ブライダル関連職は女性が多く働く仕事の代表格。管理職も女性が多く、現場を経験した後に統括マネージャーなどの管理職として活躍することも。ほか、企業でのウエディングコーディネーターを経て、フリーランスとして活躍する道があります。

この仕事に就く人のナマ声!

・新婦様のありがとうの笑顔を見て、いつも良かったなと思います。(29歳/大阪府)
・お客さま一人一人の個性が異なるため、その場に応じて適した対応を求められる点が難しい。(37歳/東京都)
・人と関わる仕事がしたかったため、適職だと思います。(37歳/東京都)
・仕事量に対して時間が足りない。(29歳/東京都)
・ドレスが重いので、手首や腰が痛くなるときがある。(29歳/大阪府)
・毎月ノルマを達成するのがストレス。(26歳/兵庫県)
※2012年3月マクロミル調べ。全国の20〜39歳の有職者女性890人を対象に調査

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