「健康保険」の用語解説

2013年09月27日

■健康保険(ケンコウホケン)

病気やケガなどの際に医療給付や手当が支給される制度。病院の治療費の自己負担が総額の3割(年齢により割合が異なる場合がある)で済むなど、お世話になっている人もいるのでは。給付の対象は被保険者(本人)とその扶養家族で、保険料は雇用者と労働者(本人)がそれぞれで負担します。このほか出産育児一時金や死亡時一時金(埋葬料)の給付などの事業も行っています。

法人事業所と常勤従業員5人以上の個人事業所は加入が義務づけられ(健康保険法第3条)、パート・アルバイトも以下の条件をすべて満たせば加入の対象になるとされています。
・ 短期雇用(2カ月以内)ではなく常用的使用関係にあること
・ 1日または1週の所定労働時間と1カ月の所定労働日数が、一般社員のおおむね4分の3以上であること