「育児休業制度」の用語解説

■育児休業制度（イクジキュウギョウセイド）

育児・介護休業法に基づいて定められた制度で、会社員や公務員に子どもが生まれたときに、１才の誕生日を迎える前日までの１年間は、育児に専念できる休暇を取ることができます。男女を問わず取得可能で、保育園への入園を希望しているが入園できない場合や、子どもの養育を行っている配偶者がやむを得ない事情で養育が難しくなった場合は、1歳6か月まで延長が可能です。また、夫婦で育児休業を取得する場合には、1歳2か月まで、それぞれ１年間取得が可能です。ただし、労使協定により適用除外とされた従業員については、育児休業は取得できませんので、事前に会社に確認しましょう。

期間の定めのある労働契約の方でも、以下の条件を満たせば、育児休業を取得することができます。

・同じ会社で1年以上働いている実績がある
・子どもが1歳を過ぎるまでに予定の契約期間が終了せず、その後も継続して働く予定の場合