転職の面接で第一印象UP! カラーバランス活用術

2014年02月20日

カラーバランス活用術

転職面接で何を着ていけばいいか悩むことありますよね。洋服のコーディネートばかり気にしがちですが、実はカラーバランスで印象がまったく違うものになるんです。そこで、自分が見せたいイメージを印象づけられる効果的なカラーコーディネートをカラリストスクール・ワムI.C.I校長のヨシタミチコさんにうかがいました。

明るく・華やかなイメージを印象づけたい場合(アパレル・サービス業など)

明るく華やかな印象を演出するなら、今年の注目カラー、イエロー系がいいでしょう。イエローには軽快で明るいイメージがありますから、スーツのインナー、シャツなどにイエロー系を持ってくると、ダークスーツでも明るい印象を作ることができます。

黄色にもさまざまな色味がありますので、選ぶ際には自分の肌色をチェックしてください。黄色みを強く感じる肌色の人は、あたたかみのある卵の黄身のようなイエローアンダートーンの黄色。少し青みがかったピンクを感じる肌色の人は、レモンイエロー色のようなクールな印象のブルーアンダートーンの黄色を選びましょう。メイクの点では、赤いリップカラーが流行ですから、派手になりすぎない程度にリップに赤を施してみても華やかになりますよ。

賢く、頭のキレるイメージを印象づけたい場合(営業職・人事職など)

頭の回転が速く、誠意のある印象を演出するなら、グレーのスーツがおススメです。グレーには適応力や慎重さがイメージされますから、しっかりとした印象があり、どんな仕事にも適応できる人物像を作ることができます。
もし、グレーにホワイトシャツでは地味になりすぎてしまうと感じるなら、スカーフやポケットチーフなどにアクセントカラーを使いましょう。ただし、目立ちすぎないよう分量は控えめにすること。メリハリをつけることですっきりとまとまりますよ。

真面目で信頼できるイメージを印象づけたい場合(事務職・経理職など)

責任感があり、信頼できる印象を演出するなら、ブルー系がおススメです。ネイビーのスーツはもちろん、黒のスーツでもアクセントにブルー系を使うと、黒だけの堅い印象が少し違ったものになります。ブルーは鎮静色で、見る人の気持ちを落ち着かせる効果もありますから、面接担当者に冷静かつ、真面目なイメージを印象づけられるでしょう。また、自分で身に付けることで落ち着いた雰囲気のなかで面接に臨むことができるかもしれません。

自分が見せたいイメージはありましたか? 「普段着ない色だから…」なんて二の足を踏まず、新しいカラーに挑戦することで、いつもとは違う自分を発見できるかもしれませんよ。

ヨシタミチコさん■プロフィール
ヨシタミチコ
色彩のプロを養成するカラリストスクール・ワムI.C.Iを主宰。衣・食・住の色彩計画を手がけている。『好感度を上げる配色ルール&配色テクニック』をはじめ、色にまつわる著書も多数出版。
http://www.color-space-wam.co.jp/