【資格・スキルランキング2010】オフィスワーク系
一般事務・営業事務
経理・財務・会計
受付・秘書
広報・宣伝
貿易・英文・国際事務
特許事務・法律事務
マーケティング・企画・調査・販売促進
コールセンタースタッフ・スーパーバイザー
一般事務・営業事務
1位 Excel・Word 54.2%
2位 PowerPoint 6.5%
3位 簿記 5.1%
4位 Access 2.3%
5位 ブラインドタッチ 2.0%
※サンプル数:2082
[お役立ちデータ]未経験OK比率:58.2%
■パソコンスキルの基本、Excel・Wordは、ほぼ必須
今や事務職でパソコンスキルは必須。未経験OK比率は6割近くあるが、Excel・Wordのスキルを求める企業は半数以上。さらにはPowerPointやAccessといった、プレゼン資料やデータ分析まで求める声も。6位以降ではIllustrator・Photoshop、宅建(宅地建物取引主任者)と続き、業界によって必要なスキルは変わってくる。アパレルやデザイン関連ではMac系のスキル、不動産では宅建というように、パソコンスキルに加えて、目指す業界で役立つプラスαのスキルをひとつ身につけておくと強みに。
経理・財務・会計
1位 簿記 52.6%
2位 Excel・Word 46.9%
3位 税理士 3.1%
4位 PowerPoint 2.4%
5位 Access 1.7%
※サンプル数:416
[お役立ちデータ]未経験OK比率:26.7%
■簿記は2級以上が強みに。簿記と同等に求められるのがExcel・Word
未経験OK比率は3割以下に満たず、有資格者かつ実務経験者を求める企業がほとんど。簿記資格の内訳は、日商簿記3級が48.4%、2級が35.2%という結果に。また、簿記同様に求められるのがExcel・Wordのスキル。さらに、簿記とExcel・Word両方を必要とする企業は27.1%あり、経理の知識だけでなく、資料作成までできると強い。6位以降は、商社などではTOEICや英会話のスキルが求められたり、給与計算などにも関われる社会保険労務士資格など、専門スキルがあると武器に。
受付・秘書
1位 Excel・Word 36.8%
2位 日常英会話 8.5%
3位 TOEIC 5.4%
4位 PowerPoint 4.7%
5位 秘書検定 4.4%
※サンプル数:386
[お役立ちデータ]未経験OK比率:73.3%
■パソコンスキルのほかに、英語力も必要。中国語のスキルを求める声も増加傾向に
未経験OK比率は7割強と、比較的チャレンジしやすい職種。求めるスキルは、やはりこちらもExcel・Wordがトップ。2位以降を職種別に見てみると、受付では日常英会話が可能な英語力、TOEIC、英検と英語系のスキルが並ぶ。秘書では秘書検定、PowerPoint、次に英語と続く。両職種とも数年前と比較すると、中国語や韓国語を求める企業も増えており、アジア系企業の参入が増える近年、今後もニーズはまだまだ増えていくといえそう。
資格広報・宣伝
1位 Excel・Word 27.5%
2位 Illustrator・Photoshop 15.0%
3位 PowerPoint 6.3%
3位 簿記 6.3%
※サンプル数:80
[お役立ちデータ]未経験OK比率:45.0%
■人事・労務を目指すなら事務系スキル、広報・宣伝はクリエイティブ系スキルも必要
未経験OK比率は半分に満たず、やや低め。求めるスキルはやはりここでもExcel・Wordがトップだが、必要とした企業は3割以下。2位以降は、人事・労務系ではAccessや日常英会話程度の英語スキル、そのほか給与計算に関わることも多いため、社会保険労務士などの資格があると有利に。また、広報・宣伝系では、Illustrator・PhotoshopやDreamweaver、HTMLの知識など、広告や販促物の制作や、自社HPの更新などの業務まで任せられる人を求める声も。
貿易・英文・国際事務
1位 Excel・Word 51.1%
2位 TOEIC 40.9%
3位 英検 15.9%
4位 日常英会話 9.1%
5位 留学 5.7%
※サンプル数:88
[お役立ちデータ]未経験OK比率:33.0%
■英語スキルは必須。TOEICは800点以上、英検は準1級以上が武器に
未経験OK比率は約3割と低め。海外とのやりとりがメインとなる職種のため、Excel・Wordに加えて英語のスキルも必須。内訳を見てみると、TOEICは700点未満・700点以上共に17%で、そのうち800点以上を求める企業は6.8%。また、英検では、2級は10.2%、準1級以上は12.5%と、高いレベルが求められる。留学経験や日常英会話ができればOKとする企業もあるが、やはり資格はあったほうが有利。6位以降では、Accessなどのパソコンスキルのほかに、中国語を必要とする企業も。
特許事務・法律事務
1位 Excel・Word 74.2%
2位 PowerPoint 5.6%
3位 司法書士 4.5%
4位 TOEIC 3.4%
4位 ブラインドタッチ 3.4%
4位 社会保険労務士 3.4%
※サンプル数:89
[お役立ちデータ]未経験OK比率:68.5%
■基本のパソコンスキルに、プラスαの知識やスキルがあれば、未経験でもチャレンジ可能
未経験OK比率は7割弱と比較的未経験でもチャレンジしやすいが、どちらもExcel・Word、PowerPointなど、基本のパソコンスキルは必須。特許事務は、企業によっては外国特許出願や、外国企業とのライセンス交渉などもあるため、英語スキルも必要となる。法律事務は、専門的な知識も必要となるため、司法書士や社会保険労務士の資格を求められる場合も。6位以降では、行政書士やファイナンシャルプランナーなど、法律だけでなく、金融や保険の知識があると強みに。
マーケティング・企画・調査・販売促進
1位 Excel・Word 30.3%
2位 Illustrator・Photoshop 12.1%
3位 ファッション・服飾系専門学校卒業 6.1%
4位 PowerPoint 4.0%
5位 普通自動車免許 3.0%
5位 デザイン系専門学校卒業 3.0%
※サンプル数:99
[お役立ちデータ]未経験OK比率:54.5%
■基本のパソコンスキルとクリエイティブ系ソフトが使えれば、未経験でも挑戦できる
未経験OK比率は5割を超えるが、Excel・Word、PowerPointなど基本のPCスキルのほかに、クリエイティブ系のスキルも求められる職種。商品開発やマーケティング職だと、業界によって求めるスキルは変わってくる。服飾商社やアパレルなどの商品開発は、ファッション業界の専門知識が必要なため、服飾系の専門学校卒業を条件とする企業も。また、店舗開発やイベントプランナーになると、さまざまな店舗や会場を回るため、運転免許を必要とする企業もある。
コールセンタースタッフ・スーパーバイザー
1位 Excel・Word 18.1%
2位 ブラインドタッチ 3.8%
3位 二種外務員 2.3%
4位 日常英会話 1.5%
4位 PowerPoint 1.5%
※サンプル数:265
[お役立ちデータ]未経験OK比率:77.4%
■専用のシステムを操作することがほとんど。Excel・WordのスキルがあればOK
未経験OK比率は8割弱と高め。求めるスキルは、Excel・Wordのほかに、電話でお客さまと会話をしながら専用のシステムを操作・入力することが多いため、ブラインドタッチは必要。さらに、銀行、信託、生損保など金融関連業界のコールセンターでは二種外務員の資格があると有利。そのほか、企業によっては日常英会話レベルの英語力を求められる場合も。6位以降では、ファイナンシャルプランナーやTOEICなど、より専門的な知識・スキルを必要とする企業も。
[出典データ]2010/1/1~6/30に『とらばーゆ』関東版・東海版・関西版に掲載された求人広告22798件より集計
[カウント方法]例)「Word・ExcelおよびPowerPointができる人」の場合、「Word・Excel」「PowerPoint」の両方にカウント