仕事もプライベートも大事な人、必見!夢をかなえるための節約術 STEP1

仕事もプライベートも大事な人、必見! 夢をかなえるための節約術

ただ目的もなく節約を始めても、途中で投げ出してしまうのがオチ。でも目標と期間を決めて、節約を始めれば楽しみながら貯金できるんです。
そこでマネーと節約のプロに目標を達成するためのコツとアドバイスをインタビュー。
さあ、今すぐ実践して夢を手に入れましょう。


STEP1 家計簿をつけて、自分の支出パターンを知る STEP2 まだまだできることはない?節約方法を知ろう

マネーのプロが家計簿を診断! STEP1 家計簿をつけて、自分の支出パターンを知る

3か月を目標に家計簿をつけ、支出のパターンを知ろう

「ダイエットは明日から」「自分へのご褒美」などと、無駄遣いを繰り返す人は家計簿をつけるのがオススメ! 家計簿をつけることは、支出のパターンを知ることが目的。まずは支出の中身を知り、無駄がないかチェック。美容室や結婚式など、月によって臨時の支出などもあるので、最低3カ月を目標にして。そうすれば、支出を正確に把握し、減らすべきお金も見えてきます。貯金するためには、期間と明確な目標を立てることが大事。目標を達成する強い思いがあれば、無駄遣いとも今すぐサヨナラできるでしょう。

お話をうかがった方

溝渕麻理さん

ファイナンシャルプランナー兼
キャリアカウンセラー

三菱信託銀行を経て、人材派遣会社、人事総務部マネージャーを経験後、お金の専門家の集団「フェイシス」に参画。100ten.schoolで講師も行う。
http://www.100ten.co.jp


目標金額9万円 スクール費用を貯めたいAさんのケース
年収240万円/貯金3万円/ボーナスなし 目標金額40万円を見る
Profile/現在、紅茶の販売(アルバイト)として働くAさん(25歳)。介護ボランティアをきっかけに、転職を決意。ヘルパー3級を取得するためのスクール費用9万円を貯めたい。  

家計簿をつけて、使途不明金の中身を
確認。余分な出費は、貯金に回して!

Aさんの場合、家計簿をつけて内訳をきちんと把握することが貯金への第一歩。まずは現在の支出を知り、予算を決めて、やりくりを始めてみましょう。住民税や国民年金など、定期的に必要なお金も予算内に入れておくことも忘れないでほしいですね。ほかに問題なのは、ビューティーの項目。「エステのチケットを買ったものの、忙しくて全然行っていない」というAさん。月収約21万円という収入金額から見ると、エステに行くような余裕はないはず。自分の収入に見合った暮らしをするということも心がけて。月2万円のカード使用をやめ、使途不明金のうち1万円を貯金すれば、3カ月で9万円貯金できますよ。

1ヵ月の収支 Aさんのケース
手取り20万9530円
<基本給> 基本給20万円 交通費1万5000円 <控除> 雇用保険800円  所得税4670円
支出20万9530円
国民年金1万4660円 国民健康保険1万500円 住民税1万1500円 家賃5万5000円 水道光熱費1万円 食費2万円 外食費1万円 交通費8000円   交際費0円 通信費0円 ファッション5000円 ビューティー1万2000円 携帯電話利用料5000円 医療費0円 カードの支払い2万円 使途不明金2万7870円
貯金 0円
普通預金 0円    
★1 1年に1回まとめて支払う人も、分割して支払う人もいくらかかっているのかを把握して、予算をとっておくようにしてください。 ★2 「Suicaだと、財布を出さなくていいので、ついついガムとか買ってしまう」とAさん。衝動買いをなくせば、交通費は減るはず! ★3 使途不明金は本来なら、すべてを貯金に回したいところ。でも一人暮らしのAさんの場合、ティッシュ、洗剤などの日用雑貨品である可能性があり、その場合は削れないお金です。家計簿をつけることでこの内訳をまずは把握し、無駄遣い分を貯金に回すようにしましょう。
目標金額40万円 一人暮らし費用(※)を貯めたいMさんのケース
年収300万円/貯金30万円/ボーナス 25万円  
Profile/現在、英会話スクールでカウンセラーとして働くMさん(27歳)。千葉の実家暮らしだが、そろそろ一人暮らしをしてみたいと考えている。  

引っ越し資金を貯めることで、
お金のやりくりの練習をしよう

実家暮らしの人は自由に使えるお金が多く、節約をするのは難しいかもしれません。これはMさんだけでなく、多くの人に言えること。そこで、どうしても無駄遣いがやめられない人には自動引き落としの貯蓄がオススメ。毎月、機械的に引き落とされるので、使う前に強制的に貯金できるのが魅力です。またATMの時間外手数料など、無駄なお金を払っていませんか。ソニー銀行や住信SBIネット銀行なら、セブン-イレブンで24時間、手数料無料。本当に一人暮らしを始めたいなら、貯金をお金のやりくりの練習と心すること。カードの支払いをゼロにすれば、毎月7万円、半年間で目標の40万円超えも可能に!

1ヵ月の収支 Mさんのケース
手取り18万6445円
<基本給> 基本給21万円 交通費1万9000円 <控除>健康保険9020円 厚生年金保険1万6885円 雇用保険840円  所得税4110円 住民税1万1700円
支出23万4500円
家賃2万円 水道光熱費0円 食費0円 外食費3万円 交通費5000円 交際費1万円 通信費5000円 ファッション3万円   ビューティー1万円 カルチャー1500円 携帯電話利用料5000円 医療費3000円 おけいこ5000円カードの支払い7万円 使途不明金4万円
貯金 3万円
普通預金 3万円    
★1 このままのお金の使い方では、到底一人暮らしはできません。せめて3万円から1万円に減らし、その分、貯蓄に回しましょう。 ★2 「カードで毎月、リボ払いをしている」とMさん。現在使っているカードがリボ払い専用カードなら即解約がオススメです。 ★3 実家の人たちは、この使途不明金の金額が高すぎる人が多いのが特徴。ただしAさんとは違い、日用雑貨品などではなく、お菓子や雑貨などに消えている可能性が。ストレスを溜めない程度にまずはこの部分の節約をして、貯金に回せれば、一人暮らしの資金は一気に増えるでしょう。

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