女性の求人・転職:とらばーゆはじめてでも安心 転職Q&A
STEP2 問い合わせ問い合わせと応募の電話
Q 応募や問い合わせの電話、何を話せばいいの?
A
電話でのコミュニケーションは、姿が見えないからこそよりイメージがふくらむもの。マナー違反は大きな減点となるので要注意。電話をいわば面接の始まりととらえ、基本はしっかりマスターしておきたい。
●ファースト・トーク
「わたくし、御社の求人広告を拝見しました○○と申します。人事ご担当の方をお願いいたします」
POINT 自分の名前を名乗るのは基本マナー。また、求人広告に人事担当者名が入っている場合は「人事担当の鈴木様」と名前まで言う。
担当者が不在のとき
「あいにく、ただいま、皆席を外しておりますが…」
「では改めてご連絡させていただきます。何時ごろおかけすればよろしいでしょうか?」
POINT 担当者が在席している時間帯を確認してかけ直すようにすれば効率的。折り返しの電話はお願いしないのがマナー。
●問い合わせのとき
相手が出たら了解を得る
「わたくし、とらばーゆで御社の求人広告を拝見しました○○と申します。○○○○○○についてお尋ねしたい件があるのですが、今、少しお時間をいただいてよろしいでしょうか?」
「はい、どんなことですか?」
POINT 電話をかけたときは、まず相手の都合を確認するのが社会人としてのマナー。いきなり質問をまくしたてないこと。
「今は忙しい」と言われたとき
「今、会議の最中なので、1時間ほど後にかけ直してもらえますか?」
「はい。では今から1時間後、○時に改めてご連絡させていただきます。お忙しいところ、失礼しました」
POINT 都合のよい時間帯を聞いたら、必ず復唱。できれば電話に出た人の名前も尋ねるとよい。
「どうぞ」と言われたとき
*仕事内容についてもう少し詳しく知りたい
「営業事務の募集に、秘書業務も含むとあります。私は営業部付の事務としてさまざまなサポート業務を経験してきました。そうした経験が活かせる仕事に就きたいと思っており、詳しい仕事内容を教えていただけますか?」
POINT やりたい仕事が明確にある人は、応募前にできるだけ詳しい仕事内容を知りたいはず。質問してもちろん問題ないが、「詳しくは面接でお話ししましょう」と言われたら、本当に興味のある会社なら、その言葉に従ったほうがベター。
*締め切りを過ぎているが、応募できるか知りたい
「求人広告に応募締め切りが9月4日とありました。求人広告を拝見したのが今日だったのですが、まだ応募は受け付けていますか? 御社の○○の仕事にとても興味を持ち、応募させていただきたいと思っているのですが」
POINT 応募しようか迷っているうちに、締め切りを過ぎてしまった。そんな場合はあきらめてしまわず、電話で応募可能か問い合わせてみよう。締め切りを目安と考えている企業もあるし、締め切りを過ぎても積極的に採用活動をする企業もある。
*応募の条件を満たしていなくても応募できる?
「私は機械部品の販売会社で3年間、経理事務に就いてきました。小さな会社なので、仕訳から試算表の作成まで担当するほか融資申し込みの経験もあります。募集広告にある日商簿記2級は所持していませんが、相応レベルの力はあると自負しています。応募条件には合いませんが、なんとか選考の対象にしていただけないでしょうか?」
POINT 実務では募集資格に相応する能力を発揮できること、またそれを示すキャリアなどをアピールすることが基本だ。
*希望の勤務地を考慮してくれる?
「勤務地の欄に、『23区内、横浜、幕張』とあります。現在神奈川県に居住しておりますが、勤務地はある程度、居住地によって考慮していただけるのでしょうか? もちろん、片道1時間半程度は通勤の範囲と考えております」
POINT 支店や営業所が多い会社の場合、勤務地が複数挙げられており、中には「ここになったら通えない」と不安に思うことも。配属地を聞くのではなく、勤務地を居住地に合わせて考慮してくれるかどうかを質問してみよう。
お礼とあいさつ
「お忙しいところ、ありがとうございました。失礼ですがお名前をうかがってもよろしいですか?」
「○○です」
「○○様ですね。早速、履歴書を送付いたしますので、よろしくお願いします。失礼いたします」
POINT 問い合わせに応じてくれたことについてのお礼を述べたい。「お忙しいところ」などのクッション言葉を添えると丁寧な感じになる。また、応募条件などに関して例外を認めてもらった場合は特に、後のトラブル防止のためにも必ず回答者の名前を尋ねておくのも基本だ。
●面接のアポを入れるとき
応募の意思を示す
「○○と申します。『とらばーゆ』の求人広告を拝見し、御社で募集している営業事務職に応募したくお電話いたしました」
「応募ありがとうございます。では、○○さんの職歴を簡単に教えてもらえますか?」
「はい。わたくしは、今24歳で大学卒業後、ソフト開発会社の営業部で2年間、営業職の補佐と受注事務を担当してきました。応募条件の「パソコンができること」については、以前の会社でWordとExcelを使っていました。履歴書と職務経歴書を用意しましたので、ぜひ面接をしていただきたいのですが…」
POINT 電話での短時間の自己PRは、あらかじめ話すことをまとめておきたい。ただ何年会社に勤めたというのではなく、簡単でいいから具体的にどんな仕事をしてきたかを伝えよう。
面接日時の打ち合わせ
「では、来週の水曜日の午後2時、あるいは木曜日の午後2時、どちらか都合のいい日に来ていただけますか?」
都合が合うとき
「はい。それでは、水曜日の午後2時でお願いします」
「わかりました。では、当日は応募書類を持ってお越しください」
都合が合わないとき
「申し訳ありませんが、その時間は両日ともに都合がつきません。勝手なお願いで恐縮なのですが、時間帯をずらしていただくか別の曜日にしていただけないでしょうか?」
「では、今週の金曜日の午後4時はいかがですか?」
「金曜日の午後4時ですね。大丈夫です。ありがとうございました」
POINT 指定された面接日に行けない場合、ただ「都合が悪い」と言うのではなく、いつなら大丈夫なのか、都合のよい曜日と時間を提案したほうがいい。とはいえ、相手にも都合があるので、「○月○日○時にお願いします」と、あまりに限定した表現はやめよう。
日時・場所の確認
「求人広告の地図にある、本社別館の面接会場に、○月○日○曜日の午後○時におうかがいいたします。どなたをお訪ねすれば、よろしいでしょうか?」
「面接に来た旨を、受付で言ってくれればわかります」
「かしこまりました。失礼ですが、お名前を聞かせていただけますか?」
「人事部の○○です」
「人事部の○○様ですね。お忙しいところご調整いただきありがとうございました。よろしくお願いいたします」
POINT 日時と時間は必ず復唱すること。アポ入れに対応した担当者の名前、また誰を訪ねるかも確認しておく。面接日を変更してもらった場合はお礼も忘れずに。
  ページのトップへ
Q 電話をするときに用意しておくべきものは?
A
応募や問い合わせの電話をするときには、求人広告は必ず手元に。面接日程をその電話で決めることもあり、スケジュール帳は必須。経験、スキル、志望動機などを聞かれて困らないように、履歴書や志望動機をまとめたメモも用意しておくと安心!
●必ず用意すべきものリスト
□応募する企業の求人広告
□スケジュール帳
□筆記用具
□職歴をまとめたもの
□志望動機・自己PRのメモ
□質問内容をまとめたメモ
  ページのトップへ
Q 電話のマナーで注意すべきことは?
A
電話は表情が見えないだけに、言葉遣いやちょっとしたマナーで第一印象が決まってしまう。とはいえ、それほど神経質にならなくても、社会人としての基本的なマナーを身に付けていれば大丈夫。大事なのは、「相手への気遣い」。それを常に心に留めて話すようにしたい。電話の基本マナーのポイントは、下記の通り。
●相手が忙しい時間は避ける
朝の始業時やお昼の前後は、ミーティングや電話応対、メールの処理などで、採用担当者も忙しく過ごしている可能性が高い。そうした時間を避けて電話をしたほうが無難。また、20時以降など、会社が終業した後の時間に電話するのもマナー違反と考えよう。
●キャッチホンには出ないようにする
応募先の担当者と話しているときに、キャッチホンの合図が。出たい気持ちはあっても、ここは無視して話し続けよう。どんなに丁寧に言っても、「キャッチホンが入りましたので」と電話を切ったり待たせたら失礼に当たる。
●小さな声でぼそぼそ話さない
電話は会って話すよりもどうしても声がくぐもって聞き取れないし、表情が見えないだけに暗い印象を与えることも。電話は「ハキハキ」が基本。一語一語、しっかり発音しよう。
●必ず、今話してもいいか、相手の都合を聞く
採用担当者が電話に出たとき、必ず「今、お話ししてもよろしいですか?」と相手の都合を聞くのがマナー。「今は手が離せない」と言われたら、「掛け直させていただきますが、何時くらいにお電話すればよろしいですか?」と相手の都合を聞いておく。
●「折り返し」は基本的にお願いしない
担当者が不在だったり、電話口に出ても忙しい場合、「こちらから掛け直しましょうか?」と言われるケースもある。しかし、会ったこともない人にいきなり折り返しの電話をお願いするのはマナー違反。何度も電話して不在だった場合など、例外を除いては、折り返しはお願いしないほうがいい。
●電話の切り方にも注意が必要
電話が終わったらいきなり、「ガチャン!」と切る人がいる。これは相手に対して失礼なので要注意。基本は相手が切るのを待ってから、もし相手も長い間切らないようなら、そっと受話器を置こう。
  ページのトップへ
Q 問い合わせの電話で、敬語を間違えたらもうNG?
A
マナーと同様、多少間違えたとしてもそれだけでNGになることはまずないと思っていい。敬語を含め、正しい言葉遣いは印象アップにつながるのは間違いない。できるだけ間違えないように、下記のような基本だけは押さえておこう。
●「御社」と「貴社」
履歴書、職務経歴書など書面で使う場合は「貴社」。でも、電話や面接など口頭の場合は「御社」なので気をつけよう。
●「よろしかったでしょうか」
「今、よろしかったでしょうか?」と過去形で言うのは間違い。「今、お時間をいただいてもよろしいですか?」が正解。
●「ら」抜き言葉と「さ」入れ言葉
「見れます」ではなく「見られます」と「ら」を入れる。「うかがわさせていただきます」の「さ」は余計。
●「拝見させていただきました」
「拝見する」も「いただく」も謙譲語。「拝見しました」で十分。敬語も行き過ぎると、話がわかりにくくなる。
●「と、申しますと?」
「申します」は謙譲語。正しくは「と、おっしゃいますと?」だが、これは失礼。「もう一度言っていただけますか?」と言おう。
●「あのー」「じゃあ」
「あのー」の連発はあまりしっかりした印象を与えない。「じゃあ」ではなく「では」。つなぎ言葉も要注意。
●「その日はダメなんですが」
「ダメ」「NG」「OK」などは、くだけ過ぎる表現。「その日はどうしても予定がありまして」と言うべき。
●「〜的」「超〜」
典型的な若者言葉。よく聞く「私(わたし)的には」は、「私としては」が正しい。口走りがちな人は気をつけよう。
  ページのトップへ
ファッション業界でのポイント
Q 電話をするのに、いい時間帯、曜日はある?
A
お昼時、始業開始時間直後、終業直前などは、社内は特に忙しいもの。週明けで慌ただしい月曜の午前中なども避けるのがベター。また、電話をかけてもなかなかでないときは、社内が忙しいというサイン。時間を空けてからかけ直すようにして。
  ページのトップへ
Q 直接お店で募集の有無を聞くのはあり?
A
ショップによっては、レジの横などに求人募集の案内がある場合も。そうでない場合でも、「このお店で働きたい」という思いがあれば、直接、ショップスタッフに声をかけても大丈夫。本社の問い合わせ先などを教えてくれるでしょう。ただし、店内が混んでいるようなときに声をかけるのは避けて。相手の状況を判断し、丁寧な言葉遣い、対応を心がけ、声をかける時点から審査は始まっていると考えて。
  ページのトップへ
Q いつも仲良くしているショップスタッフの人に、仕事のことや待遇のことを聞いてもいい?
A
「あくまでも参考に」という範囲内で聞くのはOK。ただし、具体的な給与額などプライベートなことを聞くのはNG。「一人暮らしをしているのですが、やっていけるか不安で…」など、こちらの条件をさりげなく伝え、相談に乗ってもらうという姿勢で質問を。
  ページのトップへ
医療業界でのポイント
Q 時間外・夜勤手当の金額や計算方法、勤務シフトのことなどを、聞いてもいいのでしょうか?
A
あなたにとってそれが転職先選びの譲れないポイントであるならば、質問しても構わないと思いますよ。ただ、勤務時間や手当のことばかり気にしすぎているととられてしまわないよう、“長く働きたいから、きちんと条件も確認しておきたい”という前向きな態度で質問することが大切です。
  ページのトップへ
Q 寮・社宅に入ることができるかどうかを聞いても失礼にあたりませんか?
A
まず、きちんと寮・社宅を完備している医療機関であるかを、求人ページやホームページなどで確認しましょう。完備しているところであれば、空きがあるか、自分に入居資格があるかを質問するのは問題ありません。
  ページのトップへ
美容業界でのポイント
Q 勤務シフトや歩合の率・金額など、より具体的に知りたいのですが、問い合わせても大丈夫でしょうか?
A
サロンを選ぶうえで気になるポイントは直接聞いてみてもいいでしょう。ただし、勤務時間や手当のことばかり気にしすぎている、ととられてしまわないよう、“長く働きたいから、きちんと条件も確認しておきたい”という前向きな態度で質問することが大切です。
  ページのトップへ
Q 店の営業時間中に問い合わせ電話をするのは、やっぱり失礼ですか?
A
店によって違いはありますが、問い合わせの電話をかけるには、閉店直後から1時間くらいの間がいいと言われています。サロンの中にはカットやシャンプーを待っているお客さまがいます。また、ほとんどのサロンは電話回線を1本しか持っていませんので、あなたの電話を対応している間は、予約電話を受けられなくなります。できれば忙しい時間帯は避けましょう。
  ページのトップへ
Q 問い合わせの電話って、何を聞けばいいんですか?
A
ルールはありませんので、聞きたいことを聞いて構いません。しかし、相手は忙しい間を縫って応対してくれているので、短時間で終わるようポイントを絞りましょう。また、一般的にサロンの求人は1〜2名の補充というケースがほとんどなので、すぐに募集終了となることもあります。まだ応募を受け付けてくれるかどうかをまず確認しましょう。
  ページのトップへ