女性の求人・転職:とらばーゆはじめてでも安心 転職Q&A
STEP1 会社探し 01 会社を選ぶチェックポイント〜求人ページの見方
Q 会社選び、どうしたらいいか分からない…。どんな基準で選べばいい?
A
今の仕事が向いていない。勤務する会社が合わない。やりたい仕事はばくぜんとあるけれど、どんな会社でそれが実現できるのかわからない…。転職したいものの、応募先が見つからない人は、そんな悩みを抱えている場合が多いようだ。そうしたとき、どうすれば自分に合う仕事や会社と出会えるのだろうか。そのヒントをいくつか挙げてみよう。
●今まで経験した仕事を振り返る
経験した仕事の中から、やりがいを感じたこと、達成感があったこと、楽しかったこと、うれしかったことなどを振り返ってみよう。「チームで協力して目標達成できたからうれしかった」「頑張ったら上司が評価してくれた」「お客さまにありがとうと言われたのがうれしかった」など、人によってさまざまなはず。そうして自分の価値観が見えてきたら、それを満たす会社、仕事を探してみよう。
●今までの会社の中で「ここは好き」ということを書き出してみる
今まで勤務した会社の中で、好きと思えることを書くことで、自分がどんな仕事の環境を好むのかが見えてくる。「ワイワイしながら一緒に仕事を進められるところ」「教育研修制度の充実度」「英語が使えるところ」「給与が高いこと」など、いろんな方向から考えてみよう。そして、その中から「次の転職でも絶対ゆずれないことはある?」と一歩進めて考えると、会社選びの条件が見えてくる。
●周囲の「憧れの人」を思い浮かべてみる
これまで「ステキだな」「あんな人になれたらいいな」と憧れを感じた人がいたはず。その人に憧れた理由から、自分が自分に求めていることが浮かび上がってくる。その人の仕事内容、人とのコミュニケーションの取り方、高い目標達成意欲など仕事へのスタンス、家庭と仕事の上手な両立…など。それが見えてきたら、どんな仕事や会社であれば、憧れの自分になれる可能性があるかを考えてみて。
●自分の「得意なこと」から探してみる
「やりたいこと」ばかりを考えて、「ない」と悩んでしまう人もいる。そんなとき注目したいのが自分の「得意なこと」。「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもので、得意なことはやっぱり嫌いじゃない場合も多いし、そこを伸ばせばスペシャリストになれる可能性がある。また、自分以外の人に聞いてみると、自分では気が付かなかった意外な「得意」を知ることができる場合も多い。そうした「得意なこと」を活かせる会社を選ぶのも手だ。
●いろんな友達に仕事の話を聞き、魅力を感じた仕事について調べてみる
友達が勤務する会社の業種、規模、携わる仕事の中身はさまざまなはず。多くの友達に仕事内容や会社の風土などを詳しく聞いてみよう。その中で興味を持った業種や仕事について詳しく調べてみて。仕事や業種に魅力を感じなくても、「仕事で成長できた」「新しいことを任される」「いろんな人との出会いがある」など、「いいな」と思えるポイントはあるはず。そのポイントを掘り下げてみるのもおすすめ。
●『とらばーゆ』で「気になる会社」を探してみる
給与や勤務地、雇用形態など、最低限の条件を『とらばーゆ』で検索。たくさんの企業にヒットするはずだが、それを一つ一つじっくり読んでみる。その中で、気になる会社をピックアップ。このとき、求人クリップ機能を利用すると便利。その後、仕事内容、社風など、「どこがいいと思ったのか」をじっくり考えてみる。そうすると、自分にとって「会社選び」で大事なことが見えてくるはずだ。
●自分の好きなこと、興味のある商品の業界を調べてみる
大好きなコスメに関わって働きたい。だから化粧品会社の商品企画にこだわって探す。別に間違いではないけれど、ピンポイントに狙いすぎで、なかなか転職先が決まらないという人も。そんなときには、化粧品の販売会社、コスメ雑誌を多く手がける編集プロダクション、コスメを扱うPR会社など、少し視野を広げて、周辺の業種なども探すと大好きなものに携わる可能性は広がるというもの。興味のある言葉を使って、キーワード検索で探してみよう。
●「身に付けたいスキル」を具体的に考えてみる
身に付けたいスキルをキーワードに会社を選ぶのも手。会社は仕事をする場なので、「教えてもらう」ことは難しい。とはいえ英語やパソコン、接客スキルなど、使わなければならない環境に身を置いて努力すれば、必ず身に付くもの。数年後、「こんなことができるようになりたい」という姿を具体的にイメージし、それが見えてきたら、それを身に付けるにはどんな仕事に就けばいいかを考えてみよう。
以上のような方法で「会社選びの軸」が見えてきたら、それらに照らし合わせて、『とらばーゆ』で応募する会社を探してみよう。
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Q 仕事内容を重視する人は、どうやって仕事を探す? チェックポイントは?
A
『とらばーゆ』では、「仕事内容から探す」という検索項目があるので、そこから探してみる。そして、その求人をじっくり読んで、携わる仕事の中身を自分のやりたい仕事と一致するのか確認しよう。同じ一般事務でも、経理や総務、人事や秘書など、どんな仕事の色合いが強いかによって内容が異なるので、自分の希望する仕事かどうかをしっかり見極めよう。
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Q 教育体制や成長できるかを重視する人のチェックポイントは?
A
『とらばーゆ』のキーワード検索機能を使って、『研修』や『教育体制』といったワードで探してみよう。また、『給与・こだわり条件などを設定してくわしく探す』検索機能で「こだわり条件」を選択し、「資格取得支援」のある会社から選ぶのも手だ。
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Q 専門スキルを身に付けたい人のチェックポイントは?
A
未経験ならば、まずは“こだわり条件”で『未経験OK』と『資格取得支援』にチェックを入れて検索してみよう。興味をもった求人ページをじっくり読み、自分が見に付けたい専門知識やスキルを獲得し、活躍できるのかどうかを確認しよう。
※“こだわり条件”で『未経験OK』、『資格取得支援』の二つにチェックを入れると『未経験OK』且つ、『資格取得支援』の両方の条件を満たす求人しか表示されません。
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Q 給与や待遇を重視する人のチェックポイントは?
A
最低限欲しいお給料の額が決まっている、安定したい…そんな人にとって大事なのは給与の額や保険の制度。『とらばーゆ』で求人を探すとき、まずは給与額を指定して検索してみよう。それぞれの求人を見る際に、自分に合う給与制度、保険などの制度を満たしているのかをチェックするには、下記の言葉をしっかり理解しておこう。
給与制度を見るときに知っておきたい言葉
●基本給
例えば年齢や勤続年数、職種や技能など、その会社なりの基準やランク設定で決められた、文字どおり基本的な賃金。賞与や退職金を計算するときのベースにもなる。たいていは会社独自の「基本給表」があり、それに照らして各人の金額が決まり、次年度まで変わらないことが多い。ちなみに「賞与2カ月分」という場合は、この基本給の2カ月分。くれぐれも誤解のないようにしよう。
●歩合給
売り上げ額や契約取得額、出来高など、実績による賃金。計算基準もきちんと把握しておくことが大切。ちなみに「完全歩合制」は、業務委託やフランチャイズ、代理店契約などに適用されるもの。正社員や契約社員など、雇用による労働者の給与には適用できないことになっている。
●固定給制
日本の会社で最も多く導入されているポピュラーな給与システム。月によって変動しない「基本給」と「諸手当(基準内手当)」で構成されているため、残業や休日出勤 をしなければ毎月のお給料は変わらない。安定した収入を得られるのがメリット。
●固定給+歩合給制
一定収入を確保する「固定給」に、業績次第で収入がアップする「歩合給」をプラスした複合型の給与システム。販売職や外勤の営業職などの給与によく見られる。毎月の収入は変動するが、やりがいは十分。
●保障給制
タイプとしては「固定給+歩合給制」のひとつだが、まったく業績が上がらなくても、一定額の歩合給が保障されるのが特色。もちろん、保障額を超える歩合給があれば収入に加算される。生命保険の営業職によく見られる。安心感があって、しかも給与に占める歩合給の比率が高いので、実力者は高収入に。
●年俸制
実力に基づき、あらかじめ1年間の総支給額を決めて、それを分割支給する給与システム。単純に12等分して毎月支給したり、賞与分を見込んで12+αで割って支給する方法がある。1年単位の業績で評価されるので長期的な視点で仕事に取り組め、毎月の収入が安定するのがメリット。
●給与例
求人広告によっては、よく「給与例」として、実際に働いている人の給与額を表示していることがある。あくまで目安で、自分のもらえる金額ではないことを理解しておこう。特に、「固定給+歩合給制」や「保障給制」の場合、給与額は毎月変動するし、個人によって大きく違ってくる。
保険と税金の制度を見る際に知っておきたい言葉
●雇用保険
失業時に条件を満たしていれば失業給付金が受けられる。1人でも従業員がいる事業者は加入義務がある。保険料の約3分の2を雇用者が払うので、本人の負担はさほど大きくない。
●労災保険
業務上や通勤途中のケガや病気の際、診療費の全額と休業中の給与を約8割補償してくれる。1人でも従業員がいる事業者は加入義務がある。保険料はすべて雇用者が負担。
●健康保険
業務外のケガや病気の際、診療費の本人負担が3割ですむ。法人は加入が義務づけられている。保険料の半額は会社が負担してくれる。
●厚生年金保険
老後に年金を受給できるほか、障害を持った場合の給付や遺族の生活保障なども。法人は加入が義務づけられている。保険料の半額は会社が負担してくれる。
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Q 勤務時間・休日休暇を重視する人のチェックポイントは?
A
勤務時間、休日休暇を重視する人は、『とらばーゆ』の「こだわり条件を検索」の「働く時間を選びたい」を使って検索してみよう。個別の求人広告のページでチェックしたいのは、下記の項目。自分のライフスタイルに合う制度かどうかを知る手がかりにして。また、求人一覧で「18時までに退社できる」「残業10時間以下」などのこだわり条件で求人を絞り込むことも可能。
休日休暇の制度を見る際に知っておきたい言葉
●完全週休2日制
年間を通して、必ず毎週2日の休日がある制度が「完全週休2日制」。これに対し、年間を通して、月に1回以上週2日の休日があり、他の週は毎週1日の休日があるのが「週休2日制」だ。
●変形休日制
休日は1週1日が原則だが、4週間で4日の休日を与えるという方法も認められている。これが「変形休日制」。例えば、新年度の第1〜第4週、第5〜第8週など、特定された4週間に4日休めばいいので、まとめて4日間休んでも法的には問題はない。
●振替休日
あらかじめ定められた休日を労働日にして、その代わりに他の日を休日に設定するのが「振替休日」。例えば、毎年4月と10月の第1日曜に会社行事があって全員が出社、翌日の月曜が振替休日になるなどのこと。この場合は「休日出社手当」はつかない。会社や業務の都合で休日出勤し、その代償として与えられる「代休」とは違って、就業規則に定めるなどの条件を満たすように行政指導されている。
●有給休暇
「有給休暇」は、2種類。1つは会社が自由に設定する結婚休暇や慶弔休暇、夏季休暇など「特別有給休暇」。もう1つは労働基準法で定められた「年次有給休暇(年休)」。一定の条件で、決められた日数の休暇を与えることが義務づけられている。ちなみに、週5日以上の勤務で6カ月間勤続し、欠勤が2割未満の人なら年休は10日間。さらに1年間勤続するごとに日数が増える。年休は、正社員でなくとも与えられ、勤務が週4日以下でも「比例付与」といって、労働日数に応じた年休がもらえる。
●産前産後休業
母性保護の観点から、女性労働者には基本的に産前6週間、産後8週間与えることが法的に決まっている休業のこと。産前の休業は請求によって与えられ、産後は請求の有無にかかわらず支給される。
●育児休業
1歳未満の子どもを養育するために、男女に関係なく請求できる休業のこと。休業期間は子どもの満1歳の誕生日前日。会社は原則として、育児休業の請求を拒否できないが、あらかじめ労使協定で条件が定められている場合があるので確認をしよう。
●生理休暇
生理日の就業が困難な場合、請求によって支給が義務づけられている休暇。就業が困難かどうかの判断は全面的に本人に委ねられる。ただし、生理休暇中は無給でもよく、賞与査定などで出勤日とみなされないこともある。
●交替制(シフト勤務)
時間を区切ってスタッフが交替して勤務する体制。「8:00〜22:00(実動7時間30分)」とあれば、8時から22時までの間、実動7時間30分の交替で働くことを示す。
●フレックスタイム制
出・退社時間を働く人が自分で決める制度。一定の時間帯の枠内で調整する「フレキシブルタイム」、必ず出勤している時間が設定されている「コアタイム」など、企業によってさまざまなバリエーションがある。
 
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Q 雇用形態を重視する人のチェックポイントは?
A
正社員、派遣社員、パート、アルバイトなど多様な雇用形態がある。自分のライフスタイルに合わせて選択するには、それぞれの雇用形態のメリット・デメリットを理解しておきたい。
それぞれの雇用形態の意味とメリット・デメリット
●正社員
雇用契約の期間を特に定めずに働く形態。一般に社員といわれている働き方がコレ。解雇されてもやむを得ない特別の理由がない限り、通常定年まで働くことができる。また、自分のほうから辞めたいときは、ルールを守ることでスムーズに退職できる。
*メリット
第一のメリットは雇用契約の期間が定められていないことによる雇用の安定性だ。ほか、会社が定めた制度に従って、社会保険の適用、資格手当・住宅手当などの諸手当、昇給、昇進、賞与、退職金などの待遇が用意されている場合が多い。また、会社が行う教育研修が受けられ、福利厚生が利用できることなどもいい点として挙げられる。
*デメリット
仕事内容、勤務地、勤務時間などは業務命令で決定し、必ずしも希望の部署や職種に就けないケ−スもある。また、転勤や出張、残業などにも対応しなければならないことが多い。
●派遣社員
雇用主である派遣会社(派遣元)と実際に勤務する会社(派遣先)が異なるのが特徴。形態は、大きくわけて3タイプ。自分の条件に合う派遣先を紹介してもらい、派遣先が決まった時点で派遣元と雇用契約を結ぶのが「一般派遣」。通常“派遣”と呼ばれているのはこのタイプだ。派遣先で働くことを前提に、派遣会社の社員として入社する形態が「特定派遣」。派遣先に入社することを予定した上で働く形態を「紹介予定派遣」という。
*メリット
「一般派遣」の場合は、仕事内容や勤務地、働く期間のほか、残業や休日など希望に合った労働条件の仕事を紹介してもらえる。給与は時給が一般的だが、アルバイトに比べると高水準。派遣先と派遣元が合意すれば、派遣期間の更新も可能。「紹介予定派遣」の場合、派遣期間満了後に派遣先との合意が成立すれば、派遣先に入社することが可能だ。
*デメリット
「一般派遣」の場合、収入があるのは派遣先で勤務している期間のみ。実務経験や専門能力がなければ、低い時給に甘んじなければならない。また、2カ月未満の短期契約の場合は、健康保険・厚生年金保険が適用されない。通勤交通費は時給に含まれているケ−スが多く、賞与は支給されないのが一般的。
●契約社員
勤務時間、賃金を個別に契約する形態。契約期間は原則、最長1年間。双方の合意があれば更新できる。法的に明確な定義付けはないが、社員に準じる処遇がなされることが多い。
*メリット
契約社員にはさまざまなタイプがあるが、専門的なスキルを求めた契約の場合、正社員よりも給与が高く支払われるケ−スがある。また、更新を前提とした契約の場合、アルバイトに比べ、雇用が安定。賞与も支給されるケ−スがあり、契約更新時に昇給があることも。
*デメリット
会社によっては、更新による勤続年数を○年までと区切る例もある。退職は、契約期間満了によるものなので退職金は支給されないことが多い。また給与形態は年俸や時間給などが多く、賞与は支給されないことも多い。
●アルバイト・パート
一般的には正社員に比べ、1日の労働時間が短いか、1カ月の勤務日数が短い形態。臨時雇用が前提とされ、あらかじめ期間を定めて雇用契約を結ぶ場合と、期間を定めずに契約を結ぶ場合がある。
*メリット
希望により始業・終業時間が選べる。職種にこだわらなければ就きたいときにすぐ就ける。キャリアや技能を問われることが少ないため、未経験の難関職種や正社員採用のない希望業界へ入るための突破口になる。
*デメリット
任される仕事に限りがある。あくまで臨時雇用を前提にした待遇なので、賞与や退職金が支給されることは少ない。昇給の規定があいまいなケースも多く、昇進を期待するのも困難なので、長く働くほど不利な面が目立つ傾向も。
●業務委託・代理店・FC
会社に雇用されるのではなく、あくまで対等の立場で仕事の依頼を受ける働き方。どんな仕事をどんな料金で、いつまでに完了させるかなど、会社と個別に契約を結ぶ。
*メリット
得意分野の仕事を専門に行える。契約どおりに業務さえこなせばいいので、受ける仕事の内容によっては在宅勤務もできるなど、勤務地や勤務時間も自由になる。また実績が直接、収入につながるため、実力や努力によっては高収入も期待できる。
*デメリット
会社に雇用される労働者ではなく、独立した事業主なので労働基準法など労働者を保護するための法律の対象外になる。税金の申告も自分でしなくてはいけない。また、仕事をもらうために厳しい期限条件や支払い条件を我慢しなくてはならないことも。
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Q 社風を大事にしたい人のチェックポイントは?
A
「ワイワイした雰囲気」「頑張りが評価される」など、「社風」とはソフトな情報。検索条件で導き出すのはなかなか難しい。仕事内容や勤務地で求人を絞り込んだ後、それぞれの求人情報ページと、その会社のPRポイントがわかるPRページをじっくり読み込もう。働く仲間や仕事の環境、仕事への取り組み方の中に、社風を知る手がかりがたくさんあるはずだ。また、そこにある写真から、社内の雰囲気や働いている人の年代や服装がわかる。