今の仕事が向いていない。勤務する会社が合わない。やりたい仕事はばくぜんとあるけれど、どんな会社でそれが実現できるのかわからない…。転職したいものの、応募先が見つからない人は、そんな悩みを抱えている場合が多いようだ。そうしたとき、どうすれば自分に合う仕事や会社と出会えるのだろうか。そのヒントをいくつか挙げてみよう。 |
●今まで経験した仕事を振り返る |
経験した仕事の中から、やりがいを感じたこと、達成感があったこと、楽しかったこと、うれしかったことなどを振り返ってみよう。「チームで協力して目標達成できたからうれしかった」「頑張ったら上司が評価してくれた」「お客さまにありがとうと言われたのがうれしかった」など、人によってさまざまなはず。そうして自分の価値観が見えてきたら、それを満たす会社、仕事を探してみよう。 |
●今までの会社の中で「ここは好き」ということを書き出してみる |
今まで勤務した会社の中で、好きと思えることを書くことで、自分がどんな仕事の環境を好むのかが見えてくる。「ワイワイしながら一緒に仕事を進められるところ」「教育研修制度の充実度」「英語が使えるところ」「給与が高いこと」など、いろんな方向から考えてみよう。そして、その中から「次の転職でも絶対ゆずれないことはある?」と一歩進めて考えると、会社選びの条件が見えてくる。 |
●周囲の「憧れの人」を思い浮かべてみる |
これまで「ステキだな」「あんな人になれたらいいな」と憧れを感じた人がいたはず。その人に憧れた理由から、自分が自分に求めていることが浮かび上がってくる。その人の仕事内容、人とのコミュニケーションの取り方、高い目標達成意欲など仕事へのスタンス、家庭と仕事の上手な両立…など。それが見えてきたら、どんな仕事や会社であれば、憧れの自分になれる可能性があるかを考えてみて。 |
●自分の「得意なこと」から探してみる |
「やりたいこと」ばかりを考えて、「ない」と悩んでしまう人もいる。そんなとき注目したいのが自分の「得意なこと」。「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもので、得意なことはやっぱり嫌いじゃない場合も多いし、そこを伸ばせばスペシャリストになれる可能性がある。また、自分以外の人に聞いてみると、自分では気が付かなかった意外な「得意」を知ることができる場合も多い。そうした「得意なこと」を活かせる会社を選ぶのも手だ。 |
●いろんな友達に仕事の話を聞き、魅力を感じた仕事について調べてみる |
友達が勤務する会社の業種、規模、携わる仕事の中身はさまざまなはず。多くの友達に仕事内容や会社の風土などを詳しく聞いてみよう。その中で興味を持った業種や仕事について詳しく調べてみて。仕事や業種に魅力を感じなくても、「仕事で成長できた」「新しいことを任される」「いろんな人との出会いがある」など、「いいな」と思えるポイントはあるはず。そのポイントを掘り下げてみるのもおすすめ。 |
●『とらばーゆ』で「気になる会社」を探してみる |
給与や勤務地、雇用形態など、最低限の条件を『とらばーゆ』で検索。たくさんの企業にヒットするはずだが、それを一つ一つじっくり読んでみる。その中で、気になる会社をピックアップ。このとき、求人クリップ機能を利用すると便利。その後、仕事内容、社風など、「どこがいいと思ったのか」をじっくり考えてみる。そうすると、自分にとって「会社選び」で大事なことが見えてくるはずだ。 |
●自分の好きなこと、興味のある商品の業界を調べてみる |
大好きなコスメに関わって働きたい。だから化粧品会社の商品企画にこだわって探す。別に間違いではないけれど、ピンポイントに狙いすぎで、なかなか転職先が決まらないという人も。そんなときには、化粧品の販売会社、コスメ雑誌を多く手がける編集プロダクション、コスメを扱うPR会社など、少し視野を広げて、周辺の業種なども探すと大好きなものに携わる可能性は広がるというもの。興味のある言葉を使って、キーワード検索で探してみよう。 |
●「身に付けたいスキル」を具体的に考えてみる |
身に付けたいスキルをキーワードに会社を選ぶのも手。会社は仕事をする場なので、「教えてもらう」ことは難しい。とはいえ英語やパソコン、接客スキルなど、使わなければならない環境に身を置いて努力すれば、必ず身に付くもの。数年後、「こんなことができるようになりたい」という姿を具体的にイメージし、それが見えてきたら、それを身に付けるにはどんな仕事に就けばいいかを考えてみよう。 |
|
以上のような方法で「会社選びの軸」が見えてきたら、それらに照らし合わせて、『とらばーゆ』で応募する会社を探してみよう。 |