【職種図鑑】店長・マネージャー(美容師系)

2013年12月05日

お客さまが満足できる店舗作りを目指す、サロンのリーダー

【職種図鑑】店長・マネージャー(美容師系)

仕事内容は?

店長・マネージャー(美容師系)は、サロンの運営を任されているほか、スタッフの人材育成や人材管理・マネージメントを行います。リーダーとして店舗をまとめるほかに、店舗で販売する商品管理や販売計画の立案、サービスに対する品質保持、売り上げ管理、店舗の清掃や雰囲気作り、スケジュール管理なども担当します。技術者としてお客さまにサービスを行う場合もあるでしょう。人材育成では、店舗の方針をスタッフに浸透させ、お客さまが満足いく店舗作りを行い、お客さまの立場に立った行動ができる人材を育てます。また、リーダーとして店舗内の問題点に気づくことも大事。一人の美容師・理容師として実際にお客さまと向き合っておくと、経験を活かした店舗作りができるでしょう。サロンとして、お客さまに再度足を運んでいただけるような雰囲気作りを目指しますが、自分を中心につくり上げたサービスによりお客様に喜んでもらえるので、人を喜ばせたり、人に感謝されることに喜びを感じる人に向いている仕事です。

必要なスキルは?

店長・マネージャーは、美容師・理容師などの資格は必要ありません。ただし、店舗運営を行う上で、美容業界での経験や技術者としての経験があると仕事に活かせるでしょう。マネージメントや店舗経営の知識もあると転職の際に有利です。新サービスの発案、社員の労務管理、店舗イベントの企画・実行、競合店の調査・分析、予算の決定といった経験もプラスになるでしょう。また、雰囲気作りのためにスタッフをまとめ、お客さまの声を汲み取ったりするので、高いコミュニケーション能力やリーダーシップも求められる仕事です。流行に敏感なお客さまも多いので、就業前に世の中の流行をチェックし、見極めるマーケティング力を身に付けておくといいでしょう。

活かせる経験やスキル

・美容業界での経験
・マネージメントや店舗経営の知識
・コミュニケーション能力
・新サービス発案、労務管理、イベント企画、調査・分析、予算決定などの経験
・リーダーシップ

転職お役立ちデータ

●転職難易度 … ★★☆☆☆
●平均給与 … 26.6万円
●求人募集の未経験OK比率 … 70.1%
●活躍の場
1位 … 理容・美容 40.2%
2位 … エステティック 29.9%
3位 … 小売(化粧品) 12.3%
※2012/4/1-2013/3/31間のとらばーゆ掲載原稿より集計

身に付くこと、キャリアステップ

店舗運営を行う上での統率力や人材育成能力が身に付きます。スタッフの意見を聞き、細部まで気を配ることも必要なので、細かいところに気がつき、配慮できるようになるでしょう。ヘアサロンや理容室を衛生的に管理するために設置された管理美容師や管理理容師の資格を取得すると、より店長・店長候補へのステップアップにつながりやすいでしょう。美容師・理容師からスタートして店長・マネージャーになるケースが多く、店長・マネージャーとして実務経験を積んだ後に、複数の店舗をまとめるエリアマネージャーなどにステップアップする人もいます。

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