U29(ユニーク) 女子プロジェクト

“理想の30代”に向けて、“今できること”って何?

2014年07月31日

前回の調査で、“30歳”をライフイベントの区切りに置いているU29女子(20代後半女性)達の本音が浮き彫りに。今回は、いずれくる30代について、“理想の30代”とはどんなスタイルなのか?そんな、30代を過ごすために実際どのような毎日を過ごしているのか?について聞いてみました!

あなたは理想とする30代になった時のイメージは持っていますか?

理想の30代について「66%」がなんとなくでもイメージする姿があると回答。おぼろげながらでもイメージは持っている人が大半のようです。

そこで、具体的に“理想の30代”の姿を聞いてみました。

あなたが描く“理想の30代”の姿とは?

理想の30代の姿は、「結婚・出産後、子育てをしている」と答えた方が全体の約7割。そのうち、半数以上(53%)の人が子育てをしながら仕事を続けているのが理想の姿であるという結果に。
ほとんどの人が家庭を持ちつつも仕事を続けていたいとイメージしているようです。

また、「30代になった時の働き方のイメージ」も聞いてみたところ、「正社員・契約社員としてフルタイムで働いている」(65%)が最も多く、次いで「正社員・契約社員として時短勤務で働いている」(18%)、「パート・アルバイトとして働いている」(9%)となり、それぞれが描くライフスタイルから働き方を導き出しているようですね。

あなたが理想とする30代の姿、実現できそうな確率は?

41~50%の間と答えた人が最も多く、なんと、回答者の3人に1人(36%)が、実現確率について50%以下という結果に!

その理由としては、
「長く付き合っていた恋人と別れ、結婚が遠のいた気がするから。(26歳)」
「今の仕事がきついので、子育てをしながら両立できるか不安。(29歳)」
「今の会社をやめる気はないが、産休・育休制度がないため。(28歳)」

といった、パートナーと出会えるかを不安に感じる声のほか、出産後の家庭と仕事との両立が困難と考える女性の回答が目立ちました。

理想の30代のイメージはありつつも、実際は今の年齢や職場環境、プライベートなどを考えると、胸を張って「実現できる!」とはなかなか言えないのが、U29女子の抱える“モヤモヤ”の原因の1つなのかもしれません。

“理想の30代”のイメージを実現するために、今何かしていることはありますか?

「具体的な行動をとっている」と答えた人は20%とわずか2割となりました。
多くの20代後半女性が、「考えたり計画を立てたりしたことはあるが、行動にはうつせていない」(54%)、「行動しておらず、行動の内容も特に考えていない」(26%)というのが実情のようです。

ちなみに、「具体的な行動ができていない理由」としては、「何から始めたらよいのか分からないから」が40%で最も多い結果になりました。


【まとめ】
調査結果から、「U29女子」たちの多くは理想とする30代の姿やイメージはあり、ほとんどの女性が仕事と家庭を持っていることが条件のひとつになっているようです。ただ、実現させるために今何をするべきかが分からず、行動にうつせていない人が多い実態も浮き彫りに。先輩が20代後半に何をしていたのか、を参考に、自分が優先したいことが明確になれば、今やるべきことがもう少しはっきりするかもしれませんね。