「確定拠出年金(日本版401k)」の用語解説

2013年09月27日

■確定拠出年金(日本版401k)(カクテイキョシュツネンキン(ニッポンバンヨンマルイチケイ))

2001年に日本で新たに導入された年金制度。確定拠出年金には、「企業型」と「個人型」があります。「企業型」に加入できるのは、企業型の「日本版401K」を導入した会社の従業員で、厚生年金に加入している人だけです。一方「個人型」は、「企業型」を導入しない企業の従業員や自営業者が加入できます。そして、最大の特徴は、掛け金を個人の判断で運用できることです。
米国では、既にこの年金制度が主流となっています。毎月の手間がかかる一方、運用を企業に任せっきりにしないことで、老後の資金計画に対する意識が高まるという利点があります。

もし運用が上手くいけば、老後の資金として受給される金額も増えるので、資産運用や経済に興味のある人には向いている年金制度といえます。当然のことですが、リスクが伴うものになりますので、長期期間続けることを前提として、加入するかどうかを慎重に選ぶことが大切です。