「M字カーブ」の用語解説

2013年09月27日

■M字カーブ(エムジカーブ)

日本人女性の年齢階級別の労働力率(15歳以上の人口に占める求職中の人も含めた働く人の割合)をグラフで表すと、アルファベットの「M」の形に似た曲線を描く傾向が見られます。M字カーブとは、このグラフの形態を指し、日本人女性の就業状況の特徴を表す用語として使われます。

具体的に見ると、労働力の割合は20歳代でピークに達しますが、30歳代の出産・育児期に落ち込み、子育てが一段落した40歳代で再上昇します。ただし、最近ではカーブの底であった30~34歳の労働力率が過去に比べてアップしていると報告されています。